10/12 の三軒目。
「Mon Coeur」から徒歩 5分ほど。横川商店街の中(ちょっと小路に入るけど)にある店。
「ナイス☆ユカリ」になってから訪れたのは初めてである。
以前この場所には眼鏡っ娘中国人ママの「咲」という店があり、一時期俺も"準"常連くらいの感じで顔を出していた。
その頃はママさんも名前を覚えてくれてたんだけど、通勤手段が変わったりして、だんだん横川で飲むことが減っちゃったもんだから、訪ねるのは数ヶ月に一度、最後には一年ぶりに訪店したら、完全に俺のことは忘れ去られていた。とほほ・・・(^^;
それからほどなくして、ママのチョーさんが結婚のため店を閉めて、代わりにオープンしたのが「ナイス☆ユカリ」なのである。オーナーは「咲」と一緒だと聞いたけど、よく知らない。
チョーさんに完全に忘れられていたのがトラウマになったのと(^^;、「ナイス☆ユカリ」という店名にママさんの我の強さをひしひしと感じ若干の恐怖を覚えたのとで(^^;、なかなか訪店できなかったのである。
そういう意味で、「廣島立ち呑みん祭」は良いきっかけになった。
で、初めての「ナイス☆ユカリ」。何の事はない、ママさんも明るく優しく良い店だった。ビビってて損した(笑)
なかなか居心地の良い店で、19:15頃に入店して、なんだかんだで 1時間滞在した。
口にしたのは生ビール二杯に「鮭の白子」「ポテトサラダ」。計1,500円。 1時間楽しんで 1,500円。コスパ高いわあ。
店に入った時点でカウンターはいっぱい。無理をすれば入れそうだったんだけど(実際に優しい女の人が場所を開けてくれたんだけど)、とりあえず遠慮して壁際のテーブルで独り酒。
その優しい女性とおじいさんが楽しそうに話をされていたんだけど、そのおじいさん、高身長ですらっとしたスタイルの品の良いオシャレな人で、「Mon Coeur」で俺に「廣島立ち呑みん祭の歩き方」をレクチャーしてくれた人や。
「重富は営業時間が短いんで気をつけんさい」とか「日曜日は休みの店が多いんでやめときんさい」とか、色々教えていただいた。
その御礼も兼ねて話しかけようと思ったんだけど、おじいさんからの「おい、今女子と気持ちよく話てるんだから、俺に話しかけるんじゃねえぞ」オーラがすごくて結局話しかけられず(^^; まだまだ枯れてないねえ。さすが。
そのおじいさんは 10分ほどしたら帰られたので、空いたカウンターへ移動。やっと他のお客さんと楽しく会話をすることが出来た。
ただ、昔の俺は、初対面でもドッカンドッカン女の人を笑わせることができたもんだが、歳を取って滑舌が悪くなったのか、世代間の話題の違いを埋められていないのか、なんか、一応俺の話に笑ってくれてはいるものの、ふとした瞬間に見える表情で「あ、全然俺と話をするのが楽しくないのだな。とほほ(;_;)」と寂しさを感じさせられたのであった。
今更「小太りのおっさん」な見た目はどうにも出来ないので、話術に磨きをかけたいなあ。女を騙したいなあ。
ということで、ふと現実に引き戻された俺は、楽しい会話(まあ、一方的に俺が楽しかっただけだけど(笑))を切り上げ、この日最後の目的地である「寅卯」へ向かったのであった。
<ナイス☆ユカリ情報>
そう言えば、この店は 22:15 がラストオーダーで、23:00が閉店時間なんだけど、何が何でも絶対 23時には店を閉めるそうである。
この日初めてナイス☆ユカリを訪店したという20代の若いサラリーマンが店を気に入り、電話で友達を呼んだんだけど「立ち呑み屋はいやじゃ」と断られた。「とりあえずその友達と別の店で食事して、またここ(ナイス☆ユカリ)に戻ってきていいですか?22:30頃になると思うんですけど」とその子がママさんに聞くと、「いいけど、23時が閉店なんで、例えばあなたがまだ食事中でも、23時にはぴたっと店を閉めて帰ってもらうけど、それでもいい?」との回答が帰ってきて、「え?」と若いサラリーマン、絶句してたよ(笑)
ママさん、やっぱ我が強いな。でも、全然嫌味じゃなくて、ママさんの人柄がにじみ出てたよ。
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