「よいよ」という方言がある。
岩国地方の方言なのか、山口県全域の方言なのかわからないが、広島ではあまり聞いたことがないからこのあたりでしか使わない言葉なんだろう。
「あきれる」とか「どうしようもない」みたいな感じかなあ。
例えば全然勉強をしない自分の子供を「この子はよいよ勉強をせんのんじゃけえ」とか言う。
「全然」という意味ではない。「あきれるほどこの子は勉強しない」がニュアンス的には正しいかな。
文章の中で使うだけではなく、単体で使うことも多い。
「よいよでよぉ」「よいよじゃけぇ」とか、もっとシンプルに「よいよ」だけとか。
【例】先輩「いやあ、もうおっぱいが好きで、好きで。おっぱいデカかったら顔が牛でもええわ」俺氏「よいよ(苦笑い)」
・・・みたいな感じ。
関西の「アホや(苦笑い)」みたいな言い方にニュアンス的に近いかもしれんなあ。
最近自分でも思ったが、俺はけっこうこの言葉を使う。
特に子供たちのやることに「よいよ」、「よいよじゃのお」みたいに連発してる。ほぼ毎回苦笑いしつつだ。
改めて「よいよ」を意識したのは、最近8歳の娘が多用するからである。
例えば俺がマインクラフトをやりながら上手くいかないのでイライラしていると、「イライラするんならゲームなんかやらんにゃあええのに。」と言ったあとに、ポツリと「よいよ」とか(^^;
俺が酔っ払ってテーブルに酒をこぼしたら、無表情に俺を見つつ、ただ一言「よいっよ」とか。「よい」と「よ」の間にタメ(「っ」)を作って嫌悪感をより強調してやがる(^^;
どうも、俺のお袋(娘にとっては祖母ね)の真似らしい。
「高森のおばあちゃんが、やたら『よいよ』って言う」と、いつも一緒にばあさんのところに遊びに行く従姉との間で話題になったので、面白がって真似しているようだ。ただ、毎回ちゃんと正しいシチュエーションで使っている。
前述のように、俺もけっこう「よいよ」って使うんで、嫁さんが娘に「おばあちゃんだけじゃなく、お父ちゃんも使うじゃん」と言ったところ、「そう?」とまったく気づいていなかったようだ。
俺も気になって、最近お袋に会うとどういう感じで「よいよ」って使うのかチェックしてたんだけど(笑)、お袋は「よいよ」と単体で使うことが多いようだ。俺は「ほんま、お前らはよいよ勉強せんのお」みたいに文章の中で使うことが多い。お袋のように単体で使う方が「癖」として認識されるのかもしれんね。
しかし、ばあさんが「よいよ」をよく言っていると気づいた娘と姪っ子。こいつら、相当ばあさんに「よいよ」って言われているな(笑)
まあ、方言をしゃべってる子供というのは可愛いのでいいんだけどねえ(笑)
しかし、ばあさんが「よいよ」をよく言っていると気づいた娘と姪っ子。こいつら、相当ばあさんに「よいよ」って言われているな(笑)
じゃなくて、
おばあさんは、「よいぃよこの娘らぁの父親はぁ・・・・」
って、陰でため息をついている方に鴨1羽BEDしますwwww
その可能性は高いけど、お支払できる鴨が手元にありません(^^;
<追伸>
15日はよろしく。葬式がないことを祈ってます(笑)