Raspberry Pi3(Raspbian)で /var/log/mesages に、
Feb 13 12:59:39 host1 rsyslogd-2007: action 'action 17' suspended, next retry is Mon Feb 13 13:01:09 2017 [try http://www.rsyslog.com/e/2007 ]
というメッセージが出続けている。
これ、Raspbian jessie のベースとなった Debian jessie のバグらしい。
rsyslog.conf に、X Window System を立ち上げてなくても、/dev/xconsole に対してメッセージを出力しようとする設定が書かれているためのようだ。
なので、手っ取り早いのはこの設定をコメントにして無効にしてしまうこと。
コメントにしちゃうと、/dev/xconsole にエラーメッセージなども送られなくなっちゃうけど、わしら「X は日頃立ち上げてないけんね」というサーバ使いにとっては問題あるまい。
# cp /etc/rsyslog.conf /etc/rsyslog.conf_20170213# vi /etc/rsyslog.conf# diff /etc/rsyslog.conf /etc/rsyslog.conf_20170213118,122c118,121< # 2017/02/13 comments (debian bug)< #daemon.*;mail.*;\< #news.err;\< #*.=debug;*.=info;\< #*.=notice;*.=warn |/dev/xconsole---> daemon.*;mail.*;\> news.err;\> *.=debug;*.=info;\> *.=notice;*.=warn |/dev/xconsole
このようにコメントにして、rsyslog の再起動。
# service rsyslog restart# tail /var/log/messages<略>Feb 13 16:16:35 host1 rsyslogd-2007: action 'action 17' suspended, next retry is Mon Feb 13 16:18:05 2017 [try http://www.rsyslog.com/e/2007 ]Feb 13 16:25:44 host1 rsyslogd-2007: action 'action 17' suspended, next retry is Mon Feb 13 16:27:14 2017 [try http://www.rsyslog.com/e/2007 ]Feb 13 16:25:44 host1 rsyslogd: [origin software="rsyslogd" swVersion="8.4.2" x-pid="527" x-info="http://www.rsyslog.com"] exiting on signal 15.Feb 13 16:25:45 host1 rsyslogd: [origin software="rsyslogd" swVersion="8.4.2" x-pid="16645" x-info="http://www.rsyslog.com"] start
この後、メッセージは出なくなったので OK なんじゃろね。
余談だが、Raspbian(ラズビアン)という OS の名前は「レズビアンみたいでいやらしい!」と思う性欲の強い方も中にはいらっしゃるでしょうが、これはベースになった Linux ディストリビューション Debian(デビアン)の名前を継承しているから。
ちなみに、Debian という名前は、最初にディストリビューションを立ち上げた Ian Ashley Murdock が、当時のガールフレンドの名前 Debra Lynn と自分の名前 Ian を組み合わせて Debian としたわけで、もちろんレズビアンもデロリアンも関係ないので気をつけてほしい(笑)
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