たまには冷蔵庫の中に悪魔退治の旅にでなくてはいけない

昨日の晩酌は「長陽福娘」の純米酒に「しめ鯖」。

20180516_shimesaba.JPGしめ鯖には新生姜の甘酢漬けを添えたい。いわゆる「ガリ」やね。いや、寿司屋のガリみたいに薄くスライスはせず、2~3ミリくらいの厚さのものが良いんだけど、これがあると無いとではしめ鯖の味わいが全然違う。あと、ねっとりしっとりのしめ鯖の歯ざわりに、新生姜のしゃきしゃきした歯ざわりが良いワンポイントになる。

「新生姜と一緒に食ったほうが美味いぜ」と教えてくれたのは友人で料理人のとんぺいなんだけど、たしかに、たしかに。カレーとラッキョウみたいなもんだね。

昨日、帰りにスーパーに寄ったらしめ鯖がお勉め品で半額になってたんで買って帰ったんだけど、「新生姜はこの間買ったのがあったよなあ」と買わなかった。

んが、冷蔵庫を探せぞ探せぞ見つからない。
そういえば、この間しめ鯖をアテにしたときに全部食べちゃったんだっけ・・・???(しめ鯖は、家でも店でもよく食べる)

その代わりに、小さなプラスチックケースに入った「クリームチーズの醤油漬け」と、パックのポテトサラダが発見された・・・

ポテトサラダの賞味期限は昨年 11月だ・・・即ゴミ箱へ。
それより、問題は「クリームチーズの醤油漬け」である。
俺の SNS フレンドの中には、一時期俺が「寅卯」の看板メニューであった「セロリと山芋の浅漬け」と「クリームチーズの醤油漬け」をやたら作って晩酌のアテにしていたことを覚えておられる方もいらっしゃるでしょう。

一年・・・いや、二年くらい前かなあ・・・
ええ、その時に作った醤油漬けですよ(^^;

恐る恐る蓋を開けて匂いを嗅いでみる・・・
あれ?そんなに変な匂いしない。てか、ヨーグルトだ。これ、質の良いヨーグルトの香りだ。

テレビを見ながら寝落ちしていた嫁さんが、俺がゴソゴソしているので目を覚ました。「どうしたん?」と聞く嫁に説明。

「一年以上放置してたチーズが、なんかすごく良いヨーグルトの香りを出してる。これ、食えるんじゃないかな?」
「・・・腹痛くなって仕事を休まんといけんようなるけえやめんさい」
「・・・はい」

という会話をして、そっと流し台にチーズを放置。今朝起きたら嫁さんが処理してくれていた(笑)

つーか、冷蔵庫は本当に伏魔殿。たまには悪魔を倒すために果敢に戦いを挑む必要があるね。冷蔵庫に。

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このページは、shinodaが2018年5月17日 11:29に書いたブログ記事です。

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