滋賀の「杣の天狗」という酒

この土曜日は、久しぶりに高校の同級生であり、今は飲み友達であるN◎と、うちのコンテナハウスで日本酒の品評会、嘘、嘘。ただの呑み会を開催した。
おっさん二人でボロボロのコンテナハウスに籠り人目を避け(と言っても、隣は大盛況の「らあめん彩龍」だけど(笑))、こっそり美味い酒を呑む会です。

20180922_somanotengu1.JPGこの日は周南の「はつもみぢ」という蔵の酒粕を使った鍋と、同じ蔵の「原田」という酒を楽しんだんだけど、それは別エントリーで書こうと思うので、もう一本飲んだ酒のことをメモ代わりに書いておこうかと。

そういえば、何年か前までは、一晩に二人で何本も色々な酒を試したもんじゃが、最近は一、二本しか空けれんようになったわ。ま、わしら、酒量を誇るようなチンピラじゃないんでそれはどうでもいいんだけど、これも加齢のせいかと思うとちょっと寂しいな(笑)

あ、話をもどそう。
呑んだのは、滋賀県の酒「杣の天狗(そまのてんぐ) 木槽天秤しぼり 生原酒 高島産山田錦 純米吟醸 限定品」(ラベルに書いてある文言を全部拾ったら長くなってもうた(^^;)。うすにごりの酒。だから発泡性あり。精米歩合は 59%。

滋賀県の酒ってのもあまり飲んだことがないんだけど、これ、大当たりの酒やね。美味い。N◎と二人で「これ、いけるなあ」なんて言いながら、四合瓶を瞬殺で空けてもうた(^^;

飲み口は実に優しい。すっと呑めて、最初はほのかな甘みを感じる。
ところが、それが喉まで到達した瞬間、肌理の細かい泡がしゅわしゅわと喉を刺激し、爽やかな柑橘系の果物のようなフレーバーと、少し苦味を感じる。この甘味から辛味への変化が楽しい。

20180922_somanotengu2.JPG最初、純粋に俺の記憶違いで(^^;「これ、けっこう高かったんでえ」とN◎に紹介したんだけど、その後ググってみたらネットで四合瓶 1本 1,200円で売られていた。安っ!!
N◎もびっくりして、「この値段でこの味なら、本当に大当たりだ」と絶賛していた。

いやぁ、春先に、あんまり深く考えずに購入した酒だけど、何度も言うがこれは当たりだった。

ところで、実はこの酒。今年の 1月に詰められたものなのだ。初春に買って、そのままずっと冷蔵庫に入れてはいたが、すでに今は 9月も終わろうとしている。日本酒は新鮮なうちがもっとも美味い。初春に買った酒は、春のうちに飲むのが正しい。なので、もしかしたら俺たちが感じた美味さより、本来であればもっと美味いのかもしれない。

来年の春も店頭に並んでいたら買ってみるかな。

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このページは、shinodaが2018年9月26日 10:00に書いたブログ記事です。

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