昨日は残業飯を食いに横川の「めん屋 春蕾(しゅんらい)」へ。
前回訪問時にメニューで見た「ぴり辛ラーメン」が気になっていたからである。
あ、そうそう。ラーメンの話をする前にひとつ訂正が。
前回「春蕾」を訪問したときのエントリーで「20代中頃、いや30歳ぐらい?^^;のお姉さん」と書いていた給仕の中国人(だと思うけど)女性。ええと、昨日しっかり顔を見たらアラフォーな感じでした。
でも、凛としてて好感のもてる女性よ。
で、ラーメンの話。
「春蕾」を訪店したのは 20時すぎ。すっかり腹が減っていたので、俺は「ぴり辛ラーメン}(単品 750円)に +300円で「半チャーハンセット」を注文。
給仕の女性が「ぴり辛で半チャーハン」と奥の調理の男性(女給さんの旦那さんかね?)にオーダーを伝えるのをしっかり聞いて、俺は目の前の TV のクイズ番組に夢中になっていた。
俺の他には客は一人。店は空いていた。
まず、先客のところに何やら定食のようなものが運ばれ、ほどなく俺のところにもラーメンが・・・
違ーう!!
これ、普通のラーメンじゃん!!ぴり辛ラーメンじゃないじゃん!!ぴり辛ラーメン頂戴!!ぴり辛なやつを!!
もちろん心の叫びである。
「え?」とは思ったが、人見知りの激しい俺が店員に文句を言えるはずもなく、俺は無表情な顔でラーメンを受け取り、黙って麺を啜った。
「美味い!」ここのラーメンの味は好きだ。普通の、なんのことはない豚骨ラーメンだけど、本当に俺の好きな味だ。
でも違う。俺が注文したのは「ぴり辛ラーメン」だ。
いやあ、確かに俺も滑舌が良い方じゃないけど、俺が注文したときにあなた「ぴり辛ラーメンですね」って復唱したじゃん。厨房へも「ぴり辛のチャーハンセット」って伝えてたやん。
客だって二人したおらんし、注文間違えるようなバタバタ状態じゃないやん。
すべて俺の心の叫びである。
この店。チャーハンも美味かった。俺好みである。普通のラーメンとのチャーハンセットにも満足できた。でも、当然伝票には「ぴり辛 チャーハン」とか書いてあって、980円のところ 1,050円取るんでしょ?そう思って悶絶した。
しかし、伝票には「ラーメン チャーハン」としか書いてなかった。俺は 980円を支払った。
え?どういうこと?この女の人、はっきり「ぴり辛」って言うてたのに。俺が聞き間違えていたってことか?
俺は動揺した。勇気を出して一言文句を言うとくべきか?
しかし、調理人と女給さんの、自分たちが間違ったなどとは露程も思っていない、無垢の「ありがとうございました」の感謝の声に、俺の怒り、迷い、怯えの心は浄化され、俺はすべてを許したのであった。
コメントする