Coleman の安定感よ

以前、このブログでも書いたが、33〜34年前に買って、ここ14〜15年まったく使っていなかった Coleman(コールマン) PEAK1シリーズのストーブ(コンロのこと)とランタン(ランプね)が、一時マスオさん生活をしていた嫁さんの実家で発掘された。

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で、うちに持って帰り、メンテナンスも何もしないままホワイトガソリンを入れて火をつけたら、ストーブもランタンも何事も無かったようにそのまま使えた。

若い頃はパイクのタンクから抜いたレギュラーガソリンを突っ込んだり、結構ヘビーな使い方をしていたのにこの安定感である。

最初に言っておくが、俺はコールマン信者ではない。

ソロキャンプの時はほとんどコールマンの出番は無いし、娘たちと行くファミリーキャンプでも、ガス式のツーバーナー、クーラーボックス、それに椅子類がコールマンくらいで、椅子も半分は snow peak(スノーピーク)のディレクターチェアだし、テーブル、焚き火台、あ、食器類もほとんどスノーピークだ。
テントはデンマークのメーカー NORDISK(ノルディスク)のものを使っている。タープは小川テントのものとか色々。

キャンパーのブログなど見ていると、「子供が出来てからキャンプを始めた人が、最初はショップに沢山並んでいるのでコールマン製品を揃えたが、そのうちショップやキャンプ場で知り合った所謂スノーピーク信者から、コールマンは品質が悪い、安物、使ってるのは素人などの嘘を吹き込まれ、全ての製品をスノーピークで買い直そうとする」というキチガイじみた事例にぶち当たる(笑)

だまされてるよ、完全に(笑)

一部に「ものを知らない」スノーピーク信者(ファンにあらず)がいて、なぜか「コールマン」をあざ笑い貶めようとする。ほんま、「ものを知らない」というのは恐ろしい。そういうやつにだまされているのである。

まず、コールマンとスノーピークに品質の違いなぞない。業界裏話で、どっちのテントの生地も、中国の同じ工場で同じ材料から作られているというのがある(笑)。ま、実際触ってみればすぐわかるけどね。

20191207_coleman2.JPG
あるのは、方向性の違いだけだ。

例えば、コールマンにはスノーピークにある「焼きリンゴ用の鉄器」などはない。しかし、一脚千円台のエントリーモデルの椅子から、本格的なストーブ、ランタン、テント類まで幅広く網羅しているのはコールマンだ。
エントリーモデルでもしっかり作っているのがコールマンだが、この辺で「コールマンは安物。安物だから物(品質)も悪い」という誤解をするやつが出てくる。

「ものを知っている」キャンパーがひとつのメーカーを強く勧め、他のメーカーを貶めるようなことを言うことはない。単に自分が信者だから布教しているだけである。
もし、「コールマンなんて初心者が買うメーカーだよ。スノーピークにしなよ」なんて言ってくるキャンパーがいたとしたら、そんなやつの言うことに耳を貸す必要はない。「初心者なので誰かに意見してほしいのです」ということなら、別の人間を頼るべきだ。

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このページは、shinodaが2019年12月11日 05:37に書いたブログ記事です。

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