式辞用紙の印刷

小学校の育友会長(PTA会長)、中・高校のPTA会長とやってきて、ずっと入学式・卒業式の式辞は手書きだった。
いや、字は下手です。ただ、うちに式辞用紙を印刷できるようなプリンタがなかったのよね。カセット給紙式のプリンタしかなかったのだ。

んが、昨年秋。スポーツ大会での記録入力の仕事を請けたとき、賞状等を現場ですぐに印刷するために EPSON PX-S05W というトレイ給紙式のインクジェットプリンターを購入したのである。

これで、式辞が印刷できるようになった。手書きより絶対楽や!!と喜び、早速今年の高校の卒業式の祝辞から導入してみたのだが・・・苦労した(^^;
高校卒業式の祝辞など、結局うまく印刷できなくて、手書きと印刷のハイブリッド型になってしまった(^^;

印刷に使用したのは、株式会社マルアイの「式辞用紙 インクジェットプリンタ対応 210x470mm GP-シシ10」である。錦帯橋の近くの文具屋「勉強堂」で購入した。テンプレートをマルアイのサイトからダウンロードすることができる。俺は「ひな形(4枚用)」(s016.doc)を早速落としてきた。

ひな形は、文章を書くスペースが 6つのブロックに分かれており、それぞれのブロックに 5行ずつ文章を書いていく。ブロックの間が、ちょうど用紙の折り目になっているのだ。それぞれのブロックは独立しているので、文章を自分で 5行ごとに切って貼り付けていく。
なんかメーカーが提供してくれるテンプレートとしては随分原始的だが、まあ、俺自身 Word にはあまり詳しくなくて、「5行目で、折り目分の空白(あるいは改行)を自動で挿入する」方法はわからないので仕方ない(^^;

20200408_syukuji.jpg

で、結局、問題だったのは「プリンタで設定できる印刷範囲」である。

例えば、トレー給紙式のプリンタは横幅の制限はあるが、縦方向には巻紙でも使えば延々に印刷できると誤解している人もいるだろう。
しかし、実際にはプリンタごとに印刷できる「1ページあたりの縦幅(高さ)」には制限がある。メモリの問題だったり、ファイル形式の問題だったり、理由は色々あるのだろうが、縦方向に無限に印刷できるプリンタというのは存在しない・・・んじゃないかな?

EPSON PX-S05W の高さ制限は 355.6mm だ。しかし、用紙の大きさは 470mm である。
落としてきたテンプレート一杯に文章を入力すると、(用紙のセット方向の関係で、式辞用紙の左から印刷していくことになるので)右の方の 1.5ブロック分くらいが印刷されない。
Word 上ではユーザ指定の用紙サイズとして 470mm まで入力できるので、最初なぜそうなるのか気づかず(一応、プリンタで「用紙サイズが設定と違います」とか出るんだけど、まあ、特殊なサイズの用紙を使うんでそんなもんかなと(^^;)、結局時間切れで、上に書いたように印刷されてない部分は手書きで補填した「手書きと印刷のハイブリッド型」になってしまった(笑)

これ、テンプレートの右 2つのブロックは捨てる(使わない)ことで解決したんだけど、用紙の 1/3 は捨てちゃうので、随分贅沢な話(^^;。 昨日の入学式の祝辞はけっこう長文だったので、用紙が足りなくなってしまった(^^;;
結局、切り取った 1/3 の部分をまた切り貼りして 1枚の用紙を作り、なんとか出し切ったという・・・(^^;

なので、昨日の式辞用紙は妙にゴワゴワだった(^^;;;

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このページは、shinodaが2020年4月 9日 09:33に書いたブログ記事です。

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