久しぶりの「寅卯」。エキエ店だけど

昨日は14:00からのカープの試合を観るために、12:50に広島駅に着く電車で移動。
駅に着いたら、今回チケットを手に入れてくれたM氏が改札のところで待っていてくれた。

熱心なカープファンなら即球場に移動だろうが、わしらがまず向かったのは広島駅内の商業施設である ekie(エキエ)の奥。「エキエバル」と呼ばれるフロアの最深部(笑)。そう。我らが「寅卯 エキエ店」である。

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「寅卯」は確実に「広島の立ち呑み文化」を発展させた立役者の店のひとつである。
寅卯以前にも広島に立ち呑み屋はあったし、もちろん熱烈なファンが集う人気店もあったのだが、常連ばかりで溢れるビルの奥のマニアックな店ではなく、人通りの多い繁華街の目立つ場所で、二号店の「寅造」、三号店の「魚寅」で新しい「立呑客」を作り出した功績は大きいと思う。

その大将が光市出身というのも、同じ山口県民として嬉しいじゃないか。
俺は寅卯が堺町に産声を上げたその一週間後に(ちょうど 9年前か!)たまたま顔を出して以来の付き合いだが、ただ同じ県出身というだけで大将は俺のことを「先輩」と呼んでくれる(笑)。ときには一年以上も店に顔を出さないこともあるが、それでも「おお、先輩。久しぶりじゃね」と変わらず迎えてくれる。

3月いっぱいで広島市内での仕事が終わり、また随分と顔を出していなかった。

久しぶりに大将の顔も見たいなあ。もしかしたらエキエ店に顔を出してるかもしれないなあと期待したのだが、残念ながら大将の姿はなかった。

生ビールと、新作の串揚げだという「豚肉大葉巻」と「豚肉ガリ巻」を注文する。
串をソースにつけようとしたが、ソースの入った缶容器がどこにもない。ああ、なんか、ニュースでやってたなあ・・・と。コロナ以後、ソースにどぼんと漬けるやり方は廃れたという。
そう思って探すと、串入れの向こうに少し隠れるようにして、ソース差しが鎮座している。

ソース差しからたっぷりとソースをかけて、「豚肉大葉巻」をぱくり。美味っ。串の新メニューってことだったが、しっかり寅卯の味だ。まあ、ソースが変わらないんだから、そりゃ、まあ、そうか。

この日の寅卯は混んでいた。
コロナ的にはちょっと心配だったが、かつての寅卯の賑わいが思い出され、なんとなく高揚した。ちょっと嬉しかった。

ああ、大将に会いたかったな。

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このページは、shinodaが2020年10月20日 00:58に書いたブログ記事です。

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