CAMPINGAZのCV250ランタンを復活させようと思ったんだけど・・・

この間納屋でごそごそ探しものしてたら、35年くらい前に使ってたランタン発見。キャンピングガス(CAMPINGAZ)のポケットランタンやぁ~(笑)
なんと、当時付けたマントルが壊れずそのままやあ。かなり状態はええねえ。

あの頃はガソリンランタンより簡単に使えるので(ポンピングいらないし、すぐ光量も安定するし)、一時期こればかり使ってたなあ・・・

20211123_cangaz1.jpgしかし、別れの時は突然に。
こいつは CV250 というガスカートリッジ(OD缶)を使うんだけど、その缶の日本国内販売がある時突然終わってしまったのである。

CV250は、見た目は普通のOD缶である。例えば PRIMUS の 250G なんかと全く同じ形。しかし、口の形状が違うためまったく互換性はない。

他のメーカーのものは(圧力とか気をつける点はあるが)基本、Coleman のガスストーブで EPIgas のOD缶を使ったり、SOTOのガスストーブに Coleman のOD缶を使ったりできる。しかし、キャンピングガスは蚊帳の外なのだ。

キャンピングガスはかつてキャンプ用ガス機器のシェアNo.1であった。そのため、他社のOD缶との互換性などまったく考えなかったのである。そして、この互換性の無さが災いしてどんどんシェアを落とし、CV250関連商品は撤退・・・と(^^;

インターネット黎明期の Windows みたいな感じか(笑)
まあ、Windows は Microsoft Network を捨て The Internet と生きていくことを選んだが、キャンピングガスは CV250とともに消えていく道を選んだのである。(ちなみに、日本以外の、まだ CV250がそこそこシェアを持っている国では売っている)

なんか懐かしいし、復活させる手はないかな?と思い、ちょっと調べてみた。
すると、「CV250の中古を買って、そこにCV250に対応したガス詰替アダプターを使用してCB缶からガスを充填する」というのが一番一般的なようだ。

俺も、普通のOD缶用の詰替アダプタは持っているのでこの方法自体には抵抗感はない(安全性の面から、詰め替えをすごくいやがる人もいる)が、CV250の中古缶はヤフオクやメルカリでプレミア価格のやつを買わないといけないし、アダプターも特注品で作るか、やはりヤフオクやメルカリで買わないといけないようだ。

20211123_cangaz2.jpgうーん・・・。俺は「中古品を安く買う」ためにヤフーやメルカリを使うことに抵抗はないが、人の弱みに付け込んだプレミア価格で販売しているものは一切、どんなに自分が困っていても手を出さないという信念を持っている(笑)

それに、他の人がブログで書かれていたが、「無理してキャンピングガス製品を使うのはアホ。冷静に判断したら、特注のアダプタを作ったり、安全性を担保できない中古缶をメルカリで買ったりする金を"使えるランタン"に回すのが賢い」という意見に多いに賛同できた(笑)

というわけで、このポケットランタンはヤフオクででも売って、Barebones Living の Railroad Lantern LIV-281 でも買うかな・・・

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このページは、shinodaが2021年12月 2日 15:36に書いたブログ記事です。

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