女の子が作ってくれた豚骨セワンのラーメンが美味かった件

息子の大学の学祭を見るために福岡へ。そして、博多・天神で家族と別れ、俺はひとりでラーメン屋に向かったのである。家族団らんよりもラーメンを選ぶ戦士のような俺。ラーメン戦士!(格好悪っ)

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とは言っても、博多の街の情報ゼロ。別のエントリーにも書いたが、俺、(旅行慣れしてないんで(^^;)どこに行くにも事前調査なし。行き当たりばったり。特に最近はその場でネットで検索すればいいからな。

というわけで「福岡 天神 ラーメン」で検索した結果から、夕方4時頃に開いている店で、かつその名前が面白かった「豚骨セワン」を選択。Google Maps を見ながら向かったのである。

・・・が、完全に道に迷ってしまった(^^;
Google Maps の経路案内で移動手段として自動車が選ばれていたのが原因だ。
博多・天神界隈は一方通行の道が多く、徒歩10分ほどの場所に行くのに、ぐるぐると遠回りな道が選ばれ、しかもこっちは徒歩なので歩道を歩くわけだが、道を曲がるために向かいの歩道に渡ると、また車は通れない道に近づいたせいかコロっと別の経路に変更されたり・・・

結局、同じところをぐるぐる・・・
涙が出そうになったところでやっと「ああ、移動手段が自動車だからだ」と気付き徒歩に変更したらすぐに「セワン」に到着した。
危うく人目のある処でいい年したおっさんが、まるでパシフィック・リムの芦田愛菜のようにわーわー泣きながら歩く姿を晒すところだった。

「豚骨セワン」はモダンな外観のラーメン屋だ。
入口で食券を買って、若い女の子にわたす。
奥から大将が出てくるのかと思ったら、そのままその子がラーメンを作り始めたので驚いた。
客は俺ひとりで、ああ、店が閑散としている時間帯は給仕のバイトの子が作るんだ。いい加減だなあ。店選び、失敗したかなあ・・・とか思ったんだけど・・・

すみませんでした。美味かったです(笑)
麺の茹で具合もバッチリでした。
最初、「メンカタで」って注文したら、「バリカタですか?」って聞き間違えられたりして不安だったのだが、そこもバッチリな固さで茹で上がっていてグー。

「なんだよ。バイトの女の子が作るのかよ」と内心思っていた自分を恥じる・・・(^^;

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ラーメンは一番ノーマルなネギ、きくらげ、チャーシュー、そして煮卵の乗った豚骨ラーメン。750円也。

スープの色は乳白色ではなく豚骨醤油のように茶色い。見た目は濃そうだが、癖のないさっぱり味。でも、ちゃんと豚骨の旨味はガツンときて、甘味もある。俺の大したことない豚骨ラーメン経験上だが、かなり美味いランクに入るスープと思われる。

やっぱ本場の味は格別だぜ!!
麺も良い。チャーシューはちょっと俺の好みとは外れていたけど悪くはない。ああ、博多でちゃんと豚骨ラーメン食べてよかった。

ただひとつ悲しかったのは、250円のおつりを取り忘れて、結果的にこのシンプルな豚骨ラーメンが 1,000円もしたことである・・・(^^;

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このページは、shinodaが2022年11月17日 08:37に書いたブログ記事です。

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