Raspberry Pi をインストールすると、有線LANの I/F(eth0)についても DHCP によるアドレス取得になっている。
サーバとして使うには固定 IP を割り当てておいたほうが都合がいいのでその作業を。
ネットでググればいくらでも情報は見つかるのだが、最後に reboot させている糞記事が多い(笑)
UNIX系(ま、Linux だけど)の OS をそんなに簡単に reboot するのはやめましょう。理由はただひとつ。「格好悪い」から(笑)
というわけで、手順を書いておく。
1.まず root ユーザになる
自分家のサーバでいちいち sudo するのは面倒臭いので、su で root になっておく。ただ、インストール直後は root のパスワードが設定されてなくて、su コマンドでは認証エラーになってしまうので設定する。bobo@raspberrypi:~ $ sudo passwd root新しい パスワード: <新しいパスワードを入力>新しい パスワードを再入力してください: <新しいパスワードを入力>passwd: パスワードは正しく更新されましたbobo@raspberrypi:~ $ su -パスワード: <新しいパスワードを入力>root@raspberrypi:~#無事 root になれた。
2,ネットワーク関係の設定ファイルを修正する。(ちなみに、Raspberry Pi OS では、dhcpcd デーモンを使っているようだ)
root@raspberrypi:~# cp /etc/dhcpcd.conf /etc/dhcpcd.conf_20221103root@raspberrypi:~# vi /etc/dhcpcd.confroot@raspberrypi:~# diff /etc/dhcpcd.conf /etc/dhcpcd.conf_2022110344,45c44,45< interface eth0< static ip_address=192.168.0.205/24---> #interface eth0> #static ip_address=192.168.0.10/2447c47< static routers=192.168.0.1---> #static routers=192.168.0.1これで、固定 IP アドレス 192.168.0.205 が設定されようになる。
3.設定ファイルをサービス(デーモン)に再読込させる
root@raspberrypi:~# service dhcpcd reload
これでOK。
いちいち reboot なんかする必要ないので、素人が他人のページの記述を真似て作った情報とか鵜呑みにしないようにしような!!
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