今日はPTA会長の立場で繁吉教育長と話をする機会があった。
基本的に、何を話したかは公表しないという約束で話をしたので、その具体的な内容はここには書かないが、誰がその場に出席していたのかという話と、繁吉教育長の話に対する感想、こちらからどういう話をしたかは発表するということで確認を取っているので、そのことについて書いておく。
まず、こちらからお願いしたのはこの一点。
「あまりに正式決定までの時間が短い。きちんと保護者による検討委員会を作って、本当に高森みどり中学校が役目を終えたのか、県や周辺市町村の今後の教育環境の整備予定なども聞きながら検討し、判断したい。そのために時間がほしい。その結果、高森みどり中を発展的に廃校にできると判断すれば、保護者により地域の説得も行う。検討のために結論が一年先延ばしになったとしても、県としてなんのデメリットもないと思う。」
かなり譲歩した内容なのだが、繁吉教育長からは(これは散々口にされているので別に書いてもいいだろうが)「他の高校と同じように今期中に廃校を決定する」との一点張りだった。
まあ、予想はしていたが、これほど融通のきかない組織で大丈夫なの?というのが感想。間違っていようがなんだろうが一度決めたことは絶対見直さないという誤った信念を感じた(笑)←バカバカしくて笑っちゃう
また、これも中国新聞のインタビューで答えられていることに関連した内容なので、特に問題ないと思うので書いとく。「県立中学校の今後」について確認した。
「岩国市教委が進める小中一貫教育で玖珂・周東地域の子どもたちを育てて、高森高に進学する流れを新たにつくっていきたい。」とインタビューで答えられているので、「県立中学校は役目を終えたということなら、今後、どのように市立の中学校に、例えば高森みどり中で培った特色ある英語教育などを伝えていくのか?」と質問してみたが、特に「県立中学校は役目を終えた」という部分に教育長の反論はなかったので、県としての考えはそういうことなのだろう。
県立中学校は「進学のための教育」に特化した学校だけを残し、高森みどり中のような校風の県立中学校は役目を終えたと判断されているということ。インタビューでも「今後はより進学に重点を置いた中高一貫校に進化させ、そこに県立中を置く意味がある。」と答えられているし。
実際、「岩国、下関西の付属中以降は、絶対に県立中は作らない!」と宣言された。(これは上記インタビューの内容を補完するものなので出してもかまわないだろう)
私から「高森高と周防大島高で共通の県立中を作り(高森みどり中を発展させる形で)、高森教室、大島教室でそれぞれ特色のある英語教育を行われたらどうですか?」と提案してみたが、「(そういう形も含め)絶対に今後県立中を作ることはない!」と確約されたので(つまり、例えば岩国高付属中の分校という形なども含めて、県立中をこれ以上増やすことはないということ)、これは教育長の言葉として重く受け止めたいし、今後も県民がしっかり監視していくべきことだと思う。(教育長が変わったのであの話はなしね・・・という類の軽い話ではないので)
話せることはこれくらいかな。
もちろん、まったく納得できる結論にはならなかったので、今後も(明後日の教育委員会でほぼ話は確定するにしても)反対運動はしていく。
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