昨夜は「宇部西高を存続させる会」と合同会議を

昨年10月に発表された山口県立高校の再編整備計画で、高森みどり中学校同様、突然生徒募集停止の発表がされた宇部西高校を守るために活動されている「宇部西高校を存続させる会」の皆さんと合同の会議をさせていただいた。

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宇部西の皆さんに岩国市周東町まで来ていただくことになっていたのだが、昨日は10年に一度の寒波だったけ?あれで山陽自動車道も徳山東~大竹間が通行止め。宇部から来ていただくのは無理かなぁ?と言う感じだったんだけど、俺たちの熱い想いに応えるようにいつしか雪は降り止み広がる青空。無事、通行止めの規制も解けて、宇部西の皆さんに来ていただくことができたのである。

宇部西の岡本代表とはメッセンジャーや電話などでずっと情報共有などはしていたのだが、宇部西高校と高森みどり中学校では、そもそも高校と中学という根本的なところから状況も違い、なかなか共同で何かをする・・・というところまでは至らなかったのである。

しかし、我々がいくら正攻法で学校の存続を求めても、教育委員会(というよりは、県議会議長と教育長の二人?)は「募集停止という結論ありき」の対応に終始し、結局昨年12/23に正式に「案」とすることを強引に決めてしまった。

例えば高森みどり中学校であれば、「今まで定員割れをしたことは一度もない」し、「高ランク校への進学実績を毎年上げている」学校である。なぜ廃校にする必要があるのかまったくわからない。

それに加え教育委員会は「15年後に県下の児童数が激減することでみどり中の志望者数も減り立ち行かなくなる。そうなってからでは遅い。今アクションを取らないといけない」と言いながら、具体的にどのくらい高森みどり中への進学希望者が減るかのシミュレーションすらしていない。つまり「なんとなく減りそう」というレベルの判断で廃校を決めているのだ。

そんなことはとんでもない話だと教育長に質したところ、数の話では正当性を示せないと思われたのか、「義務教育は市町村がやることで、県がやることじゃない」とか言い出す体たらくである。

もう、この人たちにどんな正論をぶつけても駄目なんだなあと俺もやっと理解したわ(笑)

というわけで、今後も子供たちのために、今までどおり納得いく説明と、計画の撤回をもとめて学校個別の活動もしていくのだが、それに加え、「宇部西高校を存続させる会」の皆さんと協力し、広く山口県民に「これは二校だけの問題ではなく、一部の権力者が思うがままに好き放題をし、それを誰も止められない危険な状況に山口県が置かれているのだ」ということを知ってもらい、また、一定の署名数が必要となる様々な働きかけをしていこうということを決めた。

「県が正式に決めたことなら、もうひっくり返すのは難しいだろう」という意見もあるのは重々承知だが、それならそれで、こんな出鱈目なことが行われ、なんの罪もない子供たちが悲しい思いをし、その結果、一部の組織や地域が得をした・・・という事実を県民に知っていただくことが、巻き込まれた俺たちの使命じゃないかと思うのだ。そのためにも、西の宇部と東の岩国という地で連携することが大事なのである。

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このページは、shinodaが2023年1月27日 01:09に書いたブログ記事です。

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