オートバイの馬力の話

最近、オートバイ系の YouTube チャンネル、いわゆるモトブログというやつをよく見るのだが、その中で「アポロCh.」ってのが面白くて好き(ただし、リビングの TV で見ていると嫁さんに「うるせー」って音声絞られる(笑))

Apollogic っていうバンド(女の子のメンバーが二人抜けて、バンドじゃなくなっちゃった?)のボーカルとギターがやってるモトブログなんだけど、ギターが乗ってるバイクが HONDA GB350 で、毎回「単気筒で 20馬力しか出ない糞バイク」とかディスられてるんだけど、「え?350cc で 20馬力?」って衝撃だった。

でも、もっと衝撃だったのが、この GB350 を毎回ディスるボーカルが乗ってる KAWASAKI Ninja 400 の馬力が 48馬力って話。「え?Nimja の 250の間違いじゃないの?400cc のスポーツバイクで 48馬力とかあり得んじゃろ?」と思い、ネットで調べたら、R付きの旧型が 44馬力、新型が 48馬力だった。マジか。

今の国産オートバイって、そんなに自主規制してるんじゃね。これじゃあ新型買おうって気にならんよね・・・

と思って、俺が今まで乗ってきたオートバイの馬力を調べてみた。以下、乗った順に。

HONDA VF400F(1983年式) 53馬力
YAMAHA SRX Limited Edition(1985年式) 33馬力 ※GB350と同じ単気筒
SUZUKI BANDIT 250V(1995年式) 40馬力
KAWASAKI GPZ1000RX(1986年式) 125馬力 ※米国では Ninja 1000RX という名前
DUCATI MONSTER 1000Sie(2003年式) 94馬力
DUCATI MONSTER S2R1000(2007年式) 95馬力

やっぱ、Ninja 400 が 48馬力しかないってのは・・・もっと出そうよって思うよなあ。自己規制なんだろうなあ・・・。なんか、日本のメーカーってすぐ自己規制するよなあ。オートバイに限らず。

GB350 の 20馬力も、「速さではない、走りの味を求めるバイク」というコンセプトはわかるけど、やっぱちょっと不安になる数字だなあ・・・1980年代のオートバイに乗ってた世代としては(笑)。車両重力が 179kg あるのになあ・・・って。高速厳しそうって。

俺が乗ってた SRX LE(SRX-4 の特別バージョン。俺、このオートバイの最初期型(1JX)が日本製オートバイの中で一番デザインが格好良いと思ってて、2回買ったことがある(笑))が GB350 より軽い車両重量 170kg で 33馬力あるからなあ。

BANDIT 250V も車両重量 171kgで 40馬力。軽くて馬力は GB350 の倍(笑)。

まあ、最近のオートバイでも例えば YAMAHA YZF-R1 なんかは車両重量 201kg で 200馬力出るみたいだから、速さを求めるスーパースポーツタイプとそれ以外で凄い差別化されてるって感じか。ツアラーの Ninja 400 は 48馬力で良いと。

ちなみに、MONSTER S2R。もちろんスーパースポーツではなくビキニカウルの街乗りオートバイなんだけど、400cc の車格に 1000cc のエンジンを積んでいるので実はけっこう速い。
VF400F が乾燥重量 173kg で 53馬力なのに、S2R は僅か 5kg 重い 178kg で 95馬力出る。1980年代の 400cc スポーツバイクはバカっ速だったけど、それを軽く凌駕する加速を楽しめるのが MONSTER の 1000cc。S2R や S4R も値段が熟れて来てるので、一度経験してみてはどうだろうか?言うほど壊れんし(笑)

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: オートバイの馬力の話

このブログ記事に対するトラックバックURL: https://blog.netandfield.com/mt/mt-tb.cgi/6708

コメントする

このブログ記事について

このページは、shinodaが2024年1月 9日 00:38に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ひたすら腐った薪を焼く」です。

次のブログ記事は「年末年始はキジトラ娘が大変であった」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

電気ウナギ的○○ mobile ver.

携帯版「電気ウナギ的○○」はこちら