ああ、なんと優しい味のラーメンであろう

やっとである。
やっと、周防大島のラーメン屋「春夏冬(あきない)」に寄ることができた。

久賀の中心のちょっと手前。
植物に包まれた掘っ立て小屋、いや、趣のある佇まいの店で、以前から四、五度ほど訪ねたことがあるのだが、その度に休みであったり、営業時間外だったりして、なかなかラーメンを食べるに至らなかった店である。

20240420_akinai1.jpg休日の俺の活動は 14時頃に昼飯時間を迎えるケースが多い。そのため、近所の「彩龍」にもなかなか行けず、14:30までやっている「一丁亭」まで足を伸ばすことになるのだが、それは周防大島を訪ねるときも同じであった。なんか、14時過ぎちゃうのよね。

で、実はこの土曜日は午後から周防大島で仕事があったのだが、意識的にいつもより早めに家を出るように朝からスケジューリングしてみた。その結果、13時ちょうどに「春夏冬」を訪ねることができたのだ(笑)。俺、やればできる子(笑)

その佇まい(ネットでは「ジャングル風」と言っている人がいたが、俺的には「伸びた雑草に取り込まれた廃屋」風に見える。実際は植物もしっかり手入れされていて、決して雑草ではないんだけど(笑))と、かつて岩国に存在した同じ店名のラーメン屋のイメージから、なんか変わり種のラーメンを出すような店を想像していたのだが、全然違った。

おばあちゃんが一人でやっている小さな食堂である。

メニューは中華そば、チャーシューメンの他に、オムライス、チキンライス、焼飯、肉うどん、すき焼きそばなどがある。あ、いなり寿司とおにぎりも。
すき焼きそばも気にはなるが、やはりここは中華そば、いや、腹ペコなんでチャーシューメンだな。焼飯は小サイズがないからあきらめた(笑)。チャーシューメン単体の俺を褒めてくれ(笑)。900円也。

20240420_akinai2.jpg
ああ・・・なんと優しい味のラーメンや。
鶏と豚といりこ?(ごめん、バカ舌なのでよくわからん(笑))の出汁の醤油ラーメン。本当に身体に優しく染み込むスープやあ。
味が薄いわけではない。しっかり旨味を感じるスープだ。レンゲはないので、直接丼から飲む。
前日、「寅」の濃いめのとろとろチャーシュー食べたばかりなんで、こういう優しいスープが本当に嬉しいわあ。

というわけで、思ってた感じとは違ったけど、しっかり満足した俺なのであった。
多分、カロリーゼロのスープだと思う。

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このページは、shinodaが2024年4月21日 16:51に書いたブログ記事です。

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