先日、「寅卯」で軽く飲んだあと、焼き鳥食べたくなって昔よく行っていた立町・中の棚の「Aki若(安芸若)」を覗いてみたんだけど、テーブル席はいっぱい。奥に二人だけ座れるカウンター席があったんだけど、なんか店内の棚とかの配置が変わっていてカウンター席があるのかどうかもよくわからない。
何せ、5年ぶりだもんなあ・・・Aki若来るのも・・・
というわけで、近く(以前「寅造」があったところ)にある寅卯系列の店「寅や」に入ってみたのだが、これが当たりだった。
以前は中華メインの料理を出す飲み屋だったみたいだが、年末年始に寅卯グループ内で店主のローテーションがあったそうで、今は焼き鳥を得意とする店主が着任。
そう。期待せずに入った店だったが、焼き鳥口になっていた俺にどんぴしゃの店だったのである。
寅卯系列なので、山口県の酒をしっかりそろえているのも嬉しい。メニューには山口県の酒が色々あることしか書かれていなかったので、給仕男子に「どんなの置いているの?」と聞くと「あちらに」と壁の黒板を指し示す。
なんと、22種類の山口県の酒を置いているようだ。
その中から、まずは一度も飲んだことのない萩の八千代酒造の酒「ROOM ラプラスヤチヨ」を選ぶ。
割とさっぱりした味。ほのかなフルーティーな甘みを感じて、これは美味い。
そして早速、胸肉の焼き鳥を「わさび」と「ゆず」で一本ずつ焼いてもらう。
ああ、美味い。さっぱりした胸肉に「わさび」と「ゆず」の香りが加わり、いくらでも食べられそうなさわやかな旨味に。「ROOM」の優しい味が合う。
次に選んだ酒は「わかむすめ 牡丹 純米吟醸」。「わかむすめ」は山口県内の酒の中でも好きなブランドだ。
ただ、思っていたよりも濃厚な味の酒だった。かなり熟したフルーティーさ・・・俺の研ぎ澄まされたバカ舌には、何か「古漬け」のような発酵味すら感じられる。
この酒に合う串は・・・「アルトバイエルン」だ(笑)
ええ、ウィンナーです。それと、脂ののってる部位「せせり」で。
いやあ、「わかむすめ 牡丹」、ウィンナーにもせせりにも負けませんぜ(笑)。大満足。
久しぶりに仕事仲間のW■さんとも盃を交わすこともできたし、良い夜を過ごせました。
酒は2~3杯でさっさと切り上げるのが立ち飲み屋での粋な飲み方だと思っているのでこれで撤退したけど、しばらく「寅や」には通っちゃうかなあ。今の職場からだと「寅卯」より近いし(笑)
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