いやあ、「魚寅」で生魚と塩の親和性について教えられた

もう先月の話だが、本当に久しぶりに法華クラブの通りにある立ち呑み屋「魚寅」を訪店した。
相変わらずの人気ぶりだったが、行った時間がまだ早かったおかげか、なんとか入口近くのカウンターが空いていて入店成功(笑)

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さっそく、「海のハイボール」と「ナポリタン」を注文。

ここのナポリタンは美味いのよ。立ち呑み屋のナポリタンが?と思うかもしれないが、ここと「善吉」のナポリタンはほんまに美味い。「善吉」のはシンプルなつくりが良いのだが、「魚寅」のは上に卵も乗ってて濃厚でこれまたたまらん。

「海のハイボール」は兵庫県明石の蒸留所で造られたスコッチ「SEA ANCHOR ~あかし~」のソーダ割で、角ハイボールより 120円高い。ま、たまにはね(笑)

鉄板の上の火傷しそうに熱々のナポリタンを肴に飲む冷たいハイボール・・・たまらん。
お母さん、俺をこの世に産んでくれておりがとう!!俺は幸せです(笑)

それから、今度は和の味を楽しむ。

いや、ナポリタンに行く前に和の食材を先に楽しまなきゃ・・・と思うかもしれないが、大丈夫。もともと、舌の上に残ったナポリタンのせいで刺身の味がわからなくなるような繊細な舌はしてないから(笑)

濃厚なものを先に食おうが食わなかろうが、どっちみち繊細な味はわかりまへん(笑)。辛い物食いすぎて多くの味蕾がすでに死んでるからね(笑)

酒は山口県周南市の酒蔵・中島屋酒造場の「中島屋 純米しぼりたて」を頼み、肴には「おまかせ握り」を。
ここの大将も元々魚料理を得意とした板前さん・・・だったと思う(ごめん、加齢で記憶が・・・(^^;;;)。なので、(俺はいつもナポリタンを注文するんだけど)本当は刺身とか、そういうのが美味い店なのよ。

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二貫分の大きさのマグロの赤身が乗った握りをはじめ、見た目に脂がノリノリなのが分かる白身など四貫が並ぶ。そっと粗塩が添えられている。塩で食うのか!?

昔、京都に塩で刺身を食わせる店があると聞いて、「そんなん、醤油の方が美味いに決まってんじゃん。気取って、なんか京都のいやらしさが溢れ出したような話じゃのお」とか思ったんだけど・・・

ごめんなさい。初めて塩で寿司を食ったけど・・・脂ののった生の魚ってむっちゃ合うじゃん!!京都もごめん(笑)

まさか、立ち呑み屋でこんなことを知ることになるなんて!「魚寅」よ、ありがとう(笑)

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このページは、shinodaが2025年3月17日 21:34に書いたブログ記事です。

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