インターネットなこと: 2009年6月アーカイブ

俺がメインで使っているブラウザは Firefox 3.0.11 なんだけど、こいつが INS64 のような低速回線と親和性が無くてね。InternetExplorer と比べると本当に駄目駄目なのよ。(Windows Vista 上で使用中)

何が?

例えば回線速度が遅いために受信途中でセッションが切れて画面が途中までしか表示されなかった場合とかあるじゃん。
そしたら、何度リロードしても、Firefox はその中途半端な表示状態から先に進めなくなってしまうことがあるのよ。
強制リロードをしても一緒。
×ボタン押して一旦受信を止めてから再度アクセスいても駄目。そのサイト内の別のページに飛ぼうとしても駄目だし。お手上げ。

こうなると、一旦 Firefox を終了して、再度起動するしかない。
駄目駄目だよね。

毎度じゃないんだけどな。だからこそ、「仕様」じゃなくて「バグ」だよね。
(ちなみに、InternetExplorer で同じような状況になっても、リロードしたらちゃんと全部表示される)

ま、こんなことを書くと(ある意味、MS 信者より始末の悪い)Firefox 信者(つか、フリーソフト信者?)に「低速回線使ってるヤツが悪い」とか「いやなら使うな!」とか「文句を言うなんてフリーソフト作者様に対して畏れ多い」とか、そういう非建設的なご意見ばかりをいただいちゃうんだけど、こんなの、もう切れてるセッションのデータを誤ってずっと受信しようとしてるだけの、明らかなバグじゃん。

こういうしょうもないバグがあるせいで、結局 InternetExplorer との併用を余儀なくされちゃうんだよなあ。

多分最後には信者に「こんなところで文句言ってないで、バグ報告すればいいだろ」とか言われちゃうんだけど、でも、英語が出来ないのでバグ報告も出来ねーんだよ・・・という話。
最後は俺自身の悲しい話になっちゃったじゃん。とほほ。

先週の土曜日。自宅の近くの電柱で何やら工事をしてる。
なにげに近寄って工事車両を見てみると、「ケーブルテレビの工事中です。」の文字が。

090613_144018.JPGおおお!!ついに、ついにケーブルTVが祖生にもやってくるのか!
役場関係者から「この秋にはくるよ」という噂を聞いていたのだが、どうやら本当みたいだな!

これで、INS64 の利用ですっかり低下していた俺の生産性も爆発的上昇を見せるでありましょう!

みなさん、どんどんお仕事ください!(笑)

マジで、INS64 の環境では、お客さんの要望どおりにプログラムを作ってアップするだけの仕事しか出来なかった。ちょっと別の会社のWebを参考に見ようと思っても、広島に居たときは数秒で表示されていたサイトを数分かけて表示させるわけだ。しかも、フレッツISDNは網を形作っているルータ等がカスなので、MTU 値がどんどん短くなっていっちゃって。そのたびにネットワーク設定のやり直しだよ。
しかも、Vista では MTU 値の手動設定が出来ないので、事実上、フレッツISDNでは閲覧出来ない Web サイトや FTP 出来ないサーバが続出。俺は VirtualPC 上で Windows2000 を動かして、そういうサイトに当たった時も何とかしているが・・・

ほんまに、Vista & フレッツISDN はカス。

ま、そんなこんなで、Web 開発の一つ一つのアクションにすげえ時間がかかるわけ。

それが、ついにこの秋で解消されるかも!!

そしたら、次の市長選も君に入れてあげるよ、福田君。だから早よっ引け!ケーブル。

2週間ほど前に友人のN君が教えてくれるまで騒動を知らなかったのだが、5月の初めから1ヶ月、あの同窓会サイト「ゆびとま」がずっと閉鎖されている。

で、昨日の毎日新聞の記事によると、なんと、運営している株式会社この指とまれは事務所を引き払って連絡が取れなくなってるとか・・・。うわ~・・・(^^;

<同窓会支援サイト>「ゆびとま」突然停止...会員350万人
5月31日2時30分配信 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/today/news/20090531k0000m040105000c.html

これは、インターネット界久々の大事件つうか事故だよなあ。
逃げた社員たちが 350万人の会員情報(個人情報)を闇に流して現金化するのは必至。大事になるでぇ。逮捕者も出るやろなあ。しかし、普通、こういうメジャーなサイトが経済的に行き詰まったら、どっかの会社が買収に動くもんじゃねえのかなあ・・・

それだけの魅力のある会社(サービス)じゃないって?
今や、大量の個人情報は「めんどくせえ管理をしなくちゃいけないだけ」の代物になってしまったということか・・・

何せ、個人情報保護法の施行以来、個人情報の価値は地に落ちた。
つーか、実際には今でも価値があるんだけど、その価値を活かせるのはごく一部の「無法者たち」に限られるという皮肉な状況にある。
一切の「勝手な二次利用」が禁止されているのだから、法令を遵守するまともな会社であるほど、個人情報は「管理するために膨大なコストがかかるのに、それだけの対費用効果が望めないやっかいな代物」になるわけだ。

「ゆびとま」も、設立時の狙いは「集めた個人情報の二次利用」だったはずだ。
だから、サービスはタダで好きなだけ使わせ、メールアドレスとそれにぶら下がる属性情報を集めまくったわけだ。出身校が特定出来てるんだから、これほど利用価値のあるデータもないだろう。色々な商売にこの名簿は使えるわな。

・・・が、個人情報保護法の施行で、「ゆびとま」は「ネット広告からの収入」しか金を生む術のない、(言ってみれば、「未来の無い」)サービスになりはてたわけだな。

俺は、出身小学校、中学校、高校の全てで、「ゆびとま」登録第一号だった。
一時は、高校の同級生の女子たちとメルマガを利用してたりもした。「ゆびとま」黎明期にはけっこうなヘビーユーザだったのだ。

でも、ここ十年、まったく利用したことがない。
サイトにアクセスしたことすらない。
実は、俺は「ゆびとま」に登録している個人情報が流出しても、痛くも痒くもない。登録しているメールアドレスが「死にアドレス」(既にプロバイダが存在していない)だからDMに悩まされる心配が無いからだ。

・・・ま、結局「ゆびとま」の存在意義がずいぶん薄らいでいたのは事実だろう。
N君も言ってたが、今時「ゆびとま」をありがたく使ってるのなんて、選挙前になったら同級生に電話をかけまくる創価学会の会員くらいじゃねえの?って話も、当たらずとも遠からずって感じで。(^^;

てことで、「ゆびとま」のサービスも、こんな冴えない終焉を迎えることになったのね・・・

と、思ってたら、N君から続報が届いた。

どうも、複数の企業と数名のヘビーユーザーからなる「ゆびとま再建委員会」が、サービスの再開に向けて動いているそうな。(もちろん、株式会社この指とまれから正式に承認されて)

そうか。復活するのか。

しかし、これだけ信用を失ったサービスを復活させて、どれほどの利用が見込めるのやら・・・
とても、商売になるほどの利用は望めないんじゃないか・・・と、俺は正直思うんだけど、どうなんだろう?

動きが、一歩遅かったような気が・・・

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