田舎生活: 2021年8月アーカイブ

祖生と広島市内で 20数年ずつ暮らし、あ、あと、東京・新宿で 2週間、品川で 1ヶ月半暮らしたわ(笑)、まあ、そういう都会も田舎も知り尽くした俺からすると、そりゃ都会の方が楽だから弱っちい人でも安心して生きていけるっていうのはホントだよね。百姓しないでいいし(笑)。ほとんど身の回りのこと(ドブさらいとか)は行政サービスで処理されるしね。

田舎は厳しいぞ。神に選ばれた特別な人間、そう、強靭な身体と強靭な精神を持った俺のようなパーフェクトヒューマンしか生きていけんのが田舎である(笑)
あれもこれも自分でやらんといかんからな。

だからさあ、弱っちい人間が田舎に移住して来て、結局その厳しさに負けて(悪いのは田舎に馴染めなかった自分なのに)悪態をつきながら去っていくのはホントに哀れだし、腹も立つ。田舎にはそれ相応の覚悟を決めて来い、覚悟を決めて!

では、そういう田舎の厳しい一面を紹介しよう(笑)

ええと、この写真は駐輪場に置いたカブです。ここのところ雨ばかりだったので、1ヶ月以上乗らずに「屋根付きの駐輪場の中」に放置していました。

 20210827_cub1.jpg

そしたら、この有様である(笑)

インドネシアの方の何百年も放置され人々の記憶から失われた幻の寺院かよ!!
しかし、絶望することなくこの蔦と戦うのが田舎に住む人間である。心も身体も強靭なのだ。リモート勤務の昼休み。飯を食い終わった俺は草刈り機を手にこの蔦に挑むのです。

そして、カブを救い出してみると・・・

 20210827_cub2.jpg

カウルにアシナガバチが巣を作っとるがな(^^; 確かに草刈り機で蔦を切ってる時、周りをやたらアシナガバチが飛んでるなあとは思っていたよ。でも、カブのカウルに巣を作るか!?

ああ・・・田舎いやだ。ホントに都会に住みたい(笑)
昨夜晩飯を食べていたら、突然どーん!どーん!と音がする。
一昨年だったか、近所でガスカートリッジの爆発事故があって、俺も嫁さんもそのときのことを思い出してすぐにカーテンを開けてみた。

強い雨の降り続く夜空に、大きな火炎の輪。赤や緑に夜空が彩られる。
雨が吹き込むのも構わずリビングのガラス戸を開けて、俺、嫁、娘の三人でキャーキャー言いながらこの夏初めて見る花火を楽しんだ。
テンションが上がり、九州や山口市内で離れて暮らす息子たちにも LINE で画像を送りまくる(笑)

花火を上げたのはあざみ会の皆さんだろう。
昨夜は、本来なら祖生末元地区の親睦団体・あざみ会が主催する上祖生の盆踊り大会のはずだった。
コロナで中止になったのだが(まあ、コロナがなくても雨で中止だっただろうが)、用意した花火だけは上げたということなんだろう。
事前に宣伝されていたわけでもないので、嬉しいサプライズになった。

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本来であれば今日 14日は俺の住む別所畑地区の盆踊り大会である。上祖生の盆踊りと違い花火なども上げず山の中の小さな広場でひっそりと行われるものだが中止になった。

数年前から盆踊りの歌を流す役目を仰せつかったのだが、カセットテープをとっかえひっかえするのはとても無理(一度だけ一人でやって気が狂いそうになった(^^;)。「周東音頭」や「祖生小唄」などを全部 MP3 で MacBook に落とし込んだ。iTunes で再生して AVA-304 経由で出力できるのも確認したのだが・・・以来 2年連続で中止である(^^;

中村や落合の柱松も中止だ。山田は聞いていないが中止なんだろう。「周防祖生の柱松」は国の重要無形民俗文化財に指定されているので、中止と言っても神事だけは行われるようだが非公開である。

そんな寂しい状況の中、昨夜のあざみ会のサプライズには本当に興奮させられたのであった。

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