田舎生活: 2010年1月アーカイブ

先週末は隣の平畑地区の「とんど」があったので、うちの門松やしめ飾りを持って行ってきた。

57839814.jpg実はその日は広島から外注さんに来てもらって Firewall box の設定とかしてたんで、その辺の作業手順の打合せとかしてたら家を出るのはちょっと遅くなった。

行った時には既に火が点いていたが、全体にはまだまわっていなかったので、うちの門松の竹もこそこそと周りに置いていった。あくまで隣の自治会の催しじゃけえね。わしらはそれに参加させてもらってるだけなので気をつかうのだ。寄付もしてないし。(笑)

そう言えば去年も友人のO君とタダ酒を飲みながら「来年は寄付したほうがええかねえ」とか言ってたんだが、すっかり忘れてた。
現場で嫁さんが「寄付したほうがええんじゃない?」と言ってたんだけど、袋も持ってきてないけえねえ。裸銭で渡すのは如何にも思いつきでやってます感が強くて何となくねえ...。(^^;

20100117_shihsi_57850527.jpg今年は、毎年俺と焚き火の周りで深酒をするO君が「呑むと何も出来んようなるけえ」と言ってさっさと帰ってしまったので、俺もいまいち盛り上がらない。
少年野球チームのパパさん仲間と馬鹿話をしながら日本酒いっぱい、缶ビール一本を空けて終わり。

その後のビンゴ大会や猪用の罠の説明会には興味がなかったので、さきにお暇した。
ま、実際、家で外注さんとサーバ構築の仕事をしていたわけで。(笑)

しかし、今年は久しぶりにシシ肉(猪の肉)の焼肉を食べたが、なかなかイケるなあ。ちゃんと処理されてたんだろう、まったく変な獣臭さとかもなく実に美味かった。

そうそう。俺が帰った直後くらいに福田岩国市長が顔を出したようだ。
そんな有名な祭りとか行事じゃないのにご苦労なことだ。確か、井原前市長も来てくれたことがある。

地元議員が無理矢理頼んだ面もあるんだろうが、こうして市長が足を運んでくれるのは良いことだ。若い頃の俺なら、「こんなところに来なくてもいいから、市政をしっかりやれ」とか野次を飛ばしていたと思うが、今は大歓迎だ。
やっぱ、市長が来てくれると、弱ってるジジババたちのモチベーションが上がるからな。
特に合併以降、田舎は切り捨てられるんじゃないかと不安に思っている人たちにとっては、市長が顔を出してくれるだけで安心材料となるだろう。
忙しいとは思うががんばっちくり。>市長

昨夜、あ、もう一昨夜か。ま、つまり、この木曜日の夜に祖生東小学校で、学校統廃合についての「意見交換会」があった。
岩国市内で8校目。周東町内では初めてだったようだ。

岩国市は平成20年に決めた学校統廃合の方針をもって、今年の9月頃までに具体的なスケジュールを決めていくという。その前にちゃんと各校PTAの意見を聞きなさいよという指示が福田市長からあったのだそうだ。

んが、結局市側から「こうしますよ」という具体的な説明があった上での意見交換会ではなく、ただ単に「学校統廃合に対する意見をお聞かせください」というものだったのでまったく盛り上がらなかった。

だって、これじゃあ一般論しか話せないでしょ?

俺も何も話す気にならなかったんだけど、あまりに会が盛り上がらないので

・こんな会じゃ『学校統廃合した方が良い場合もあるでしょうねえ』くらいの意見しか出ませんぜ。
・それをもって『祖生東小学校では反対意見は出ませんでした』なんて市長に報告されちゃ困りますぜ。
・市の方針で決まってるから・・・ではなく、統廃合するメリット、しないデメリットを市としてどう考えているか説明してくれないと、『メリット無いなら、うちは現状維持で良いです』という結論しか出ないでしょ?

というような意見を言わせてもらった。
具体的な計画を示せなくても、せめて、「なぜ岩国市は学校統廃合したほうが良いと思っているのか」くらいは示しなさいよと。

それを受けて市側からは、少人数校のデメリットと統廃合した後のメリットが説明されたが、結局「複式学級の負担(教師も児童も)」「クラス替可能にすることでの人間関係の改善(いじめ、生理的に嫌いな人間と同じクラスである圧迫感からの回避)」「対人機会が少ないことによる対人関係能力の劣化」等、そう信じている人は多いのかもしれないが、現場の人間からすると「はぁ?」なことばかり出てきた。

結局、

「複式学級は問題あるって言われても、実際に中学校で祖生の子たちは成績良いんだから関係ないでしょ?」
「うちの息子も一人学級だったけど、大きな中学、高校に平気で通ってましたけど?」

という反応で終わり。

市側からは「今まで訪問した 7校には、全校で女の子が一人だけの学校もあり、そのお母さんからは『早く学校を統合して、娘に女の子の友達を作る楽しみを教えてやってくれ』と悲痛な叫びを聞いた」みたいな話もあったが、それで盛り上がるはずもなく・・・

Yさんの「それなら、どうぞそういう学校から急ぎ統廃合を実施してください。必要も感じてないところまでまとめてやろうとするから時間がかかってしまうんじゃないですか?」という意見が正論だ。

「いや、例えば祖生東小学校が何年か後にそういう状況になって、その時に早く統合してくれとか言われても無理なんですよ。だから、今のうちにそうなった時のことを想像して検討してほしいんです」と市側から話があったが、やっぱ、「はぁ、まあ、おっしゃりたいことはわかりますけど。結局、女の子一人の状況をどこまで悲惨な状況と捉えるかも人それぞれだしねえ・・・」と盛り上がらない。

結局、市側ももっと腹を割って思ってることをさらけ出してくれないと、一般論では議論にならないということだ。
具体的な計画に縛られない多様な意見を聞きたかったという市側の言い分も少しはわかるが、具体的な計画に縛られない「一般論」を集めても意味はないじゃろ?

最初に書いたように、『学校統廃合した方が良い場合もあるでしょうねえ』以上の意見なんか出るわけないじゃん。

ほんと、意味の無い会だった。
まあ、「意見交換会を開きました」という事実が必要だったんだろうけど。
その報告を受けて納得してるようじゃ、福田君にもがっかりという感じだな。

岩国駅前の年末のイルミネーション。

徳山駅前のイルミネーションと比べるとしょぼいのだが、詩仙堂のペンシルビル(失礼(^^;)が全面青色に輝いててきれい。

20091228_iwakuni.jpgしかし、なんか、どこもかしこもクリスマスシーズンには派手な電飾をするようになりましたなあ。
今時は、この季節に商店街なんかを歩くときに大きなイルミネーションがなかったら「あれ?どうしたの?」とか不思議に思うようになっちゃって。(^^;

まあ、でも、実際のところ、夜は出来るだけ明るくしてほしいよ。

エコな人からすると、「無駄な電気は使うな」とか「本来、夜は暗いものだ」とか言いたいかもしれないけど、発電事情に詳しい人なら、夜だけ発電量を絞るわけにいかないんだから、街灯で電気をバンバン使うのは全然問題ない。街を明るくするのはエコに反しない・・・と言うだろう。
それに、「街暮らしのエコな方」は知らないだろうが、田舎の暗さ(特に冬)は格別だからなあ。(^^; 中年男子の俺でも怖いくらい。

なので、イルミネーションは基本的に大歓迎なのであります。

街に住んでたときはまったくそういうのに興味なかったというか、「よくやるなあ。」と半ば呆れていたくらいなのだが、あまりに田舎の夜は寂しすぎるので、最近俺自身「イルミネーション、やっちゃおうかな。むふふ」とか思うようになった。
嫁さんに「電気代かかるからやめてくれい!」と言われて今年も断念したが、来年は娘もそういうのが「きれい」と分かるようになる年頃だし・・・
家の前の木に、白色LEDの電飾を這わすだけでもきれいなんじゃないかなあ。

少しでも灯りが増えれば、冬の暗い道を自転車で通う中高生たちもホっとすると思うんだよなねえ。

いや、ほんとに、田舎の夜の暗さは「レベルが違う」よ。(笑)

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