AIR のデバッグエラーメッセージ

AIR SDK のデバッグエラーメッセージはほんとわかりづらい。

デバッグのために、

M:\AirSrc>adl Main-app.xml

と adl を実行すると、

error while loading initial content

とエラーがでる。
これ、直訳すると「初期コンテンツをロード中のエラーです」みたいな感じだと思うけど、実は「バージョンエラー」なのだ。

AIR の場合、アプリケーション記述ファイルの<application>タグの名前空間指定として記述した URL の末尾が、実行に必要とするランタイムのバージョンを示すのだ。

上の例だと、Main-app.xml に、↓こう書いている。

<application xmlns="http://ns.adobe.com/air/application/1.0">

確かに、デバッグに使っている AIR SDK の 'AIR SDK Readme.txt' を読むと、Adobe AIR 1.5 SDK の記述があり、AIR 1.5 でコンパイルして AIR 1.0 ランタイムで実行というのはおかしな話じゃろう・・・ということがわかるのだが、

error while loading initial content

このメッセージでそれがわかるか!?もう少し親切なメッセージを出せよ、実際。それでいかほどもプログラムが大きくなるわけじゃあるまいに。

で、

<application xmlns="http://ns.adobe.com/air/application/1.5">

こう直すとエラーは収まる。む~ん。

あと、

invalid application descriptor: descriptor version does not match runtime version

これなら、ま、上のエラーの逆で、ビルドしたのと違うバージョンのランタイムを使おうとした・・・ということがわかるんじゃけど。

しかし、↓これはわからん。

invocation forwarded to primary instance

adl の二重起動エラーなのだが、もっと分かり易いメッセージにできんもんかいな?
わざわざ分かりづらくしているような・・・(^^;

ちなみに、adl の二重起動だが、Flex Builder のデバッグ窓で「終了(T)」を選んでデバッグの実行を止めてもこのエラーが出続けることがある。謎。

そういうときは、Eclipse を再起動するしかない。

あ、実際に adl が動いているか、タスクマネージャで見るの忘れてた。

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このページは、shinodaが2009年1月22日 00:06に書いたブログ記事です。

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