qmail+vpopmail の SMTP-AUTH 対応時の注意点

まあ、単に俺のうっかりミスだったんだけど、備忘録代わりに書いておこう。

・vchkpw の所有者を root に変更せんとあかんで。
 そうしないと、認証の時にエラーになる。

・SMTP-AUTH 版 qmail-smtpd の起動時には(tcpserver の起動設定には)、qmail-smtpd の引数として、
 ・自ドメイン名(exsample.co.jpとか)
 ・認証に使うプログラム(/home/vpopmail/bin/vchkpw)
 ・vchkpwが呼び出す子プログラム(ダミーで /bin/true を設定)
 をちゃんと記述しよう。

・(まあ、これは別にかまわんと思うけど)SMTP-AUTH のみで、POP before SMTP は使わないのなら、vpopmail の configure 時に、--enable-roaming-users=y オプションは付けないようにしよう。

・自ドメイン宛のメール(上の例なら yamada@exsample.co.jpとか)はそのままローカル配送されて SMTP-AUTH 認証は行われないので、テストの時は他のドメインのメール宛に送信しような!

こんなところか。

まあ、上記のように、POP before SMTP との両立はかまわんと思うけど、SMTP-AUTH のみにするのなら、vpopmail の configure には気をつけような。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: qmail+vpopmail の SMTP-AUTH 対応時の注意点

このブログ記事に対するトラックバックURL: https://blog.netandfield.com/mt/mt-tb.cgi/2188

コメントする

このブログ記事について

このページは、shinodaが2012年9月 4日 21:17に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ロベルト・ドアノー展のことを書いてなかったな」です。

次のブログ記事は「練習用ドラムセットが届いたので早速組み立ててみたが・・・」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。


月別 アーカイブ

電気ウナギ的○○ mobile ver.

携帯版「電気ウナギ的○○」はこちら