昨夜は祖生の漁師の家で飲みました

昨夜は祖生の苺農家でありほぼ漁師でもあるSBT君の家で、その日捕れたばかりの鯛を肴に一杯やった。猟師の先輩であるK5君に誘ってもらったのだ。

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漁師SBT君の釣ったビッグサイズの鯛を、刺し身、鯛しゃぶ、あら煮などで堪能。
いやあ、美味かったわあ。
釣ってすぐは旨味がどうこういうけど、刺し身もほんのり甘みがあって最高でありました。
あら煮の「皮」も美味かったし。

あと、皆で酒を持ち寄ったので、岩国の酒の飲み比べも。

岩国は大吟醸の美味い酒が多いので、いつもはそんな(高い)酒の話ばかりになってしまうんだけど、今回は手頃な値段のお酒ばかりで。

「五橋」蔵元・酒井酒造の「ひやおろし トラタン」。旭酒造の「獺祭50」。そして「金雀」蔵元・堀江酒場の「特別本醸造 清流錦川」。

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まあ、「獺祭50」は安定の美味さだな。
有名になりすぎて、あれやこれやと獺祭に文句つける人もいるけど、「普通に美味い」酒だわ。
特に、50や三割九分は二割三分ほどの個性はないが、その分誰でも「美味い!」と言える味だと思う。もちろん個人の好みはあるから、「いやあ、獺祭よりは○○の方が好きだわ」と言う意見は当然あると思うけど、「獺祭なんて駄目だよ」まで言っちゃう人は、単に「俺は普通の人とは違うよ」アピールを子供っぽい手法でしているだけの残念な人にしか見えんね。申し訳ないけど。

と、そこまで偉そうなことを言っておきながら、「ひやおろし トラタン」と「獺祭50」が同じ味に思えてしまう俺なのでした(笑)まあ、俺の舌なんてそんなもんです(笑)日頃辛いものばかり食ってるからな。

ちなみに、「トラタン」というのは「取らぬ狸の皮算用」の略で、思わず俺とK5君は「まるで今年の俺らの猟果を暗示するような名前や」と顔を見合わせてしまったが(^^;、なかなか美味い酒であった。

酒井酒造は柳井市伊陸の村おこしグループ「トラタン村」で生産された山田錦を使っているが、その中で等級がつかなかったいわゆる規格外米を使って造っているのが「ひやおろし トラタン」である。精米歩合も70%だし、「獺祭50」とはまるで別物なのだが、同じ山田錦だからか非常に似通った味で美味かった。

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最後が「特別本醸造 清流錦川」。こいつだけ冷蔵庫で冷やさずそのまま冷やで飲んだんだけど、その分醸造アルコール臭が少し強めに感じられて、俺的にはいまひとつだったかな。
最近、ずっと「上撰 金雀」(「錦川」と同じ蔵元)を飲んでるんだけど、これが安い酒にしては激旨で、それより一升瓶で 200円高い「清流錦川」にも期待大だったんだけど、「金雀」の時ほどの感動はなく・・・

と色々言うてますが、美味い鯛を突付きつつ、馬鹿話をしながら飲んで感じたことなんで、落ち着いてしっかり呑んだら評価は違うかも(^^;

いやあ、SBT君の奥さんにも「痩せました?」とか言うてもらって、美味い酒になりましたわ(笑)
またお誘いを(笑)

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このページは、shinodaが2015年9月21日 11:08に書いたブログ記事です。

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