実に、4ヶ月ぶり・・・いや「5ヶ月」ぶりの方が近いな・・・
まあ、そんな感じで随分久しぶりに愛機 KAWASAKI GPZ1000RX のエンジンに火を入れたのである。タイトルにあるモビー・ディックとは GPZ1000RX の通称です。タンクの形状がもっこりしてて鯨みたいなんよね。
んで、なんと 5ヶ月ぶりだというのにセルはキュルキュルと元気よく回り、あっという間にエンジンがかかってしまった。
奇跡や!!数ヶ月ぶりにセルを回してエンジンが一発で起動するなんて、ホント奇跡や!!
この 4月下旬の車検でバッテリーを新品に変えたおかげだけど。
でも、なかなかアイドリングが安定しない。
アクセルをちょっと開けてないとすぐにエンジンが止まってしまう。
まあ、エンジンかけてすぐはこんな感じだ。ただ、いつもなら 1分間も回してればチョークとアクセルを戻してもアイドリングするんだけど、この日はいつまでたってもアイドリングしない。
「???」と思いつつアクセルを思いっきり回してみると、6千回転くらいまでしかエンジン回転も上がらない。ちなみに、1000RX のレッドゾーンは 10,500回転からである。
うーむ・・・
取り敢えず走ってみることにした。回転を落とさないように慎重にクラッチをつなぎ、ゆっくり走り出す。アクセルをグッと開けるとエンジンが死にそうになる。慌ててクラッチレバーを握り空ぶかし。
じわじわと加速していくと、ローで 6千回転で時速 60km/hほどは出るがそれ以上は加速しない。ちょっとした坂に差し掛かると苦しそうに減速していく。
・・・完全に、これ、4気筒のうち 1気筒しか爆発してませんわ(^^;
250cc バイクです。250cc で糞重い 30年前のリッターバイクを走らせるんだから、そりゃ加速もせんわ(^^;
4気筒エンジンというのは、同じタイミングで 4気筒全てが点火しているわけではなく、少しずつタイミングをずらして点火(シリンダー内の爆発)をして、例えば GPZ1000RX なら 1万回転で 120馬力を生み出すわけです。
なので、1気筒しか点火してなけりゃ、当然パワーは 1/4だから加速しない。エンジンの回転も上がらないからスピードも出ないってわけです(^^;
なるべく車のいない道、末東から山内さんちの横の道を通り由宇に抜け、県道149号線を通津方面に。国道188号線とのT字路を右折して「みなとオアシスゆう」の駐車場でUターン。今度は由宇の商店街を抜け由宇中学校の横を通って県道149号線に入り、旧道から国道437号線に入り帰宅・・・というわずか 31kmの走行ですっかり疲れてしまった(^^;
途中でもう 1気筒も甦り 500ccマシンになったのか 8千回転まで上がるようになったが、ギアもサードまで入れるとパワー不足でまったく坂道が登れない状態で、ほぼローギアのみでの走行であった。
あ、ちなみに、1000cc のバイクって、ローギアだけで 100km/h とか普通に出るんで、ローギアだけでも「交通規則を守った安全な走行」は全然平気なのです(笑)
しかし困ったな(^^;
これ、以前も実は 1気筒死んで 3気筒だけでずっと乗ってたことがあって、その時にはエンジンヘッドのくぼみに水が溜まってスパークプラグの接点がサビサビになって通電してなかったんだよなあ(^^;
原因としては、それか、単純にタンクの中のガソリンに水が溜まってるとか???
プラグが原因だと、高林モータースに持っていって修理ってことになるけど(GPZのタンク外すの糞面倒くさいんで自分じゃやりたくない(^^;)、猟銃関係で金使って修理費出せねえわ(^^;
取り敢えずガソリン入れ替えて様子を見るか・・・(^^;
そりゃ、キャブのつまりでしょう。たぶん。俺も似たようなことになったもの。
こんにちわ。その可能性もありますねえ。
もともと、吸い込みが弱くてフューエルコックを PRI にせんとエンジンかからんし(笑)
GPZのキャブの清掃面倒くさい。