長い・・・
なんと長い名前のラーメンでしょう。
そして、今にして思えばなんと怪しい名前のラーメンでしょう。
「俺のドカ盛り背脂煮干しラーメン」「信州鶏白湯ラーメン」と続けて美味いラーメンを食って、すっかり油断してたんですな。
パンフに書いてあった「世界一のパワースポット・ウユニ塩湖の塩を使用!」って文言で何かに気づくべきだった・・・
でも「塩ラーメン」に目がない俺はついついフラフラとこのラーメンを提供する大阪の「フスマにかけろ中崎壱丁 中崎商店會」(ああ、長い。なんだ、「フスマにかけろ中崎壱丁」って?(^^;)のブースの前に立っていたのだった。
そして、「世界一の奇跡 ウユニの塩ラーメン ~トリュフと卵のせ~」を注文。
「トリュフチーズ」のトッピング 200円を追加して(笑)
で、その時初めて看板の「パワースポット率 100%」という怪しい文言に気づいてしまった。
失敗や!!ぜったい失敗したわ、これ(^^;
ラーメンの煽り文句で「パワースポット率 100%」ってなんやねん!?(^^;
そうか・・・ウユニ塩湖の塩って「ミネラルたっぷりで旨味がすごい!」的な話ではなく、「パワースポットの塩を使ってるよ!!」が売りなんだ・・・
いや、ラーメンからそんなパワーなんて貰おうと思ってませんから(笑)美味いラーメンだけ提供してもらえればいいから。
実際、ラーメンはとらえどころの無い一品。
塩スープの香りやトリュフの香り、チーズの香り、色々なものが混ざり合って、結局どこが魅力なのかよくわかんない味になってる。不味いとは言わないが、もう一度食べたいとは「決して」思わない味。
なんか、大阪の店では、魚介系の塩スープが超人気の店らしいが、どうしてその正統なラーメンで勝負しなかったのか?
アメリカのロスで人気No.1になったラーメンらしいが、おいおいおい、日本人なめてるの?
例えば「日本の名古屋で人気No.1のピッツァです!」を、イタリア人が「美味い!さすがトヨタ自動車のお膝元、名古屋で一番になった味だ!!イタリア人が食ってもイタリアNo.1の味やでぇ!!」って食うと思うか?
アメリカ人には受けたかもしれんが、塩スープもさっぱりしすぎてて全然あかんやん。塩水に色々な薬品使って味つけましたわ!・・・的な、インスタントラーメンみたいな味がした。
ああ、噂の魚介塩スープが飲んでみたかったぜ。
それに、チーズだ、トリュフだって、それ、ラーメンにいる?
なんか、「金粉をまぶした豪華な鴨そば」的な、話題性だけの、リピーターなんか絶対に来そうにない虚仮威しのラーメンでしかなかったな。
「一週間だけのイベント」だから、虚仮威しメニューの方が勝負になる!と思ったんかもしれんけど。
まあ、こんな店、絶対一年保たんから、そういう意味では食べといて損はなかったかな・・・とか思ったけど、大阪の店はちゃんと美味いラーメン出してて人気だって(^^;;;
ああ、もう一度言うけど、その正統な魚介系塩ラーメンを味わってみたかった・・・
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