ライブの帰りに立ち喰いうどん屋に寄ったとか、そういう話は書いているのに THE COLLECTORS のライブそのものについては書いてなかったな。
1/22(日)、17時から SECOND CRUTCH で「THE COLLECTORS 30th Anniversary Tour "On The Million Crossroads Rock 2"」と銘打ったライブが開催されたので行ってきた。
さすがに THE COLLECTORS は俺のライブ鑑賞仲間の間でもマニアックな部類(笑)に入るので誰も同行してくれず、一人での参加となった(^^;
いやあ、しかし、いきなり感想ですけど「最高」でしたわ(笑)
こんなに盛り上がると思わんかった。
俺的には「若い頃になかなか行けなかったバンドのライブに『懐メロ気分』で参加している」ような気もすこし有ったんだけど、いやあ、バリバリ現役バンドじゃないすか。
この人たちがデビューしたのって、俺が就職して数年くらいの時だと思うけど、それからずっとこのライブバンドぶりをキープしてたのか!!?凄いやーーん!!
ほとんどの曲を加藤ひさしが作詞・作曲している THE COLLECTORS の歌はどれもストレートだ。
冷めたヤツらから見るとダサい歌詞かもしれない。でも、その歌が、こんなに真正面から身体の中に入り込んでくるバンドを俺は知らない。
♪LOVE 愛はテレパシー 秘密の言葉で LOVE 電波みたい 世界の誰もが LOVE わかりあえる♪(愛ある世界)
これやで!?(笑)
この歌詞を自然に、ストレートに脳天に伝える技量とパワーを持ったバンドがいるか?
いないだろ?
下手なバンドがやれば「ダサっ」で終わりやで。なのに THE COLLECTORS がやると無茶格好良い。
加藤ひさしの歌と古市コータローのギター、山森正之のベース、古沢岳之のドラムが一体になって奏でるシンプルでストレートなパワーを持った曲たちと来たら・・・
50代のおっさんが
♪神様 世界を止めて このままキスさせて♪(世界を止めて)
と恋心を歌い、
♪天使と悪魔が 仲良く座ってんだ 僕は真ん中 どっち向けばいい?♪(悪の天使と正義の悪魔)
と若造の青い迷いを歌う。
これがダサくならず、格好良い!!と思えるバンドがどれだけある?
最初、若い女性ファンの姿も多くてびっくりしたんだけど、こりゃありだわ。おっさんなのに格好良いわ。俺が若い娘でも THE COLLECTORS 好きになるわ。てか、そういう感性を若い頃からもってたいわ。
加藤ひさしが MC で「俺も(歳を取って)変わった?」とギターのコータローに聞くと、「うーん、よくわかんないけど、俺は今(の加藤ひさし)が一番好きだよ」と応えて加藤が照れまくっていたが、たしかに、今の THE COLLECTORS が一番格好良い。
これからも「その時の」THE COLLECTORS が一番格好良いんじゃないかな。
<追記>
なんとデビュー30年にしてついに、2017年3月1日に日本武道館にてワンマンライブが開催されるそうな。
「え?大丈夫なん?」とその話を最初に聞いた時にはびっくりしたが、いやあ、ライブを見たら「全然OKやん」て感じ。俺も行ければ行きたいわ。行けんけど。
行けるヤツは絶対行けよ(笑)
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