【廣島立ち呑みん祭2017】Mon Coeur(モンキュール)

水曜日。「ナイス☆ユカリ」の次に訪店したのは横川駅から中広通りを観音方面に数分歩いたところにある「Mon Coeur(モンキュール)」である。
「ナイス☆ユカリ」同様、「立ち呑みん祭」参加初日に空振った店だ。

20171122_moncoeur1.JPG一応、ビール(もちろん主に欧米系メーカーの)などもあるが、ワイン中心の立ち呑み屋である。日本酒も一本だけ用意してあるが、わざわざ「Mon Coeur」に来て日本酒飲む人いるんだろうか?(笑)
あ、もしかして「立ち呑みん祭」対策?ワインのことよくわからない人も回ってくるだろうからなあ・・・

俺もです(笑)

ワインのことは全然わからん。まあ、コスト的に呑めるワインもいわゆるテーブルワインだけなので、どれもこれも大した差があるとも思えんし。やっぱワインを楽しむにはそれなりの財力が必要。俺には敷居が高い(^^;

・・・が、せっかくワインの立ち呑み屋に来たわけだから、「雨後の月」(確か、この日置かれていた日本酒はそうだったような)を注文したくなる気持ちをぐっと抑えて、「本日の赤」400円を注文。(銘柄未確認)
この店はキャッシュ・オン・デリバリー(代金引換)なので、ワインが出てくる時に 400円を支払う。

去年訪ねた時は、すでにカウンターにいた三人くらいの常連さんと会話を楽しみながら、店の女性におすすめワインを教えてもらったりして充実した時間を過ごしたのだが、今年は少し様子が違っていた。

二階に団体客が入っているのか、俺が入店した 21時頃は店内はバタバタの状態だった。
三人ほどいる女性スタッフの全員が料理やワインを持って一階、二階を行ったり来たりしていて、その隙を窺っては注文をするという感じだった。

しかも、今年は先にカウンターで呑んでいた常連さんも楽しい人ではなかった。
なんか漫画家の能町みね子を連想させるような攻撃的な女性で、やたら飛び込みで入ってきた客の悪口を言ったり(店の人も常連なので無視は出来ないようで、一応「そうねえ」みたいに対応していたのが哀れであった)、頻繁にトイレにいくのだが、その度に俺にも「もう、邪魔」みたいな感じでガツガツ当たっていくし(確かに狭いけど、避けて避けられないわけでもない)、革ジャン着て俺より背も高いし、なんか怖かった(^^;

なので、「ワイン一杯飲んだらさっさと帰ろ」と思ってたんだけど、なにげにメニュー眺めてたら「豊栄産鹿肉のローストカルパッチョ」という無視出来ない一品が。即注文。650円也。

20171122_moncoeur2.JPGいい塩梅にローストされた鹿肉にワインビネガーがかけられ、粒マスタードやすりおろしたチーズが乗っかっている。
臭みなども一切なく、反対に言うとジビエとしては野趣味が足りないと思う人もいるかもしれないが、俺はこのくらいの味が好きだ。もちろん噛んでも噛んでも奥から湧き上がってくる強い旨味は野生のそれだ。これが 650円で食えるのが立ち呑みの醍醐味やね。

ああ、本当なら、このカルパッチョを褒めたりしながら、カウンターの中の若い娘さんたちと話がしたかったよ。

鹿肉とワインを平らげると、俺は入り口付近に仁王立ちして酒を呑む能町みね子の横を怯えるようにすり抜け店をあとにしたのであった。

絶対あの常連客が「はんっ、あのおっさん、ワインの味もなんもわからない(立ち呑みん祭の)スタンプ目当ての糞だったんだね」とかスタッフの話しかけてるんだろうなあ・・・と思いつつ(^^;

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 【廣島立ち呑みん祭2017】Mon Coeur(モンキュール)

このブログ記事に対するトラックバックURL: https://blog.netandfield.com/mt/mt-tb.cgi/4673

コメントする

このブログ記事について

このページは、shinodaが2017年11月27日 10:30に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「GPZ1000RX のエンジンをかけるのに約4時間(^^;」です。

次のブログ記事は「【廣島立ち呑みん祭2017】宮島ビール スプラウト」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。


月別 アーカイブ

電気ウナギ的○○ mobile ver.

携帯版「電気ウナギ的○○」はこちら