昨日、ブログにカサゴのことを間違えてメバルと書いていたら、祖生のソフトボール界を裏で操るT口君が「釣り師としてそんな間違いは恥ずかしいので釣りをやめろ」と、飲み慣れない本物のビールを呑みながら絡んできたので、焼け火箸で目を突いてやろうかと思ったのだけど、たまたまそこに真っ赤に焼けた火箸の刺さった火鉢も無かったので、大畠までメバルを釣りに行くことにした。
本物のメバルを載せれば問題あるまい。
向かったのは、たまたま昨日、Sタ君から好ポイントとして聞いたばかりの大畠港である。
Sタ君からはアオリイカやでっかいアジがいけるポイントと聞いていたのだが、俺には底にいる魚を総ざらいにする秘密兵器があったのだ(笑)
家から車で20分ほどの場所である。19時すぎに晩飯を食ってから出かけたので20時前には港についた。
しかし、初めての港。しかも夜である。釣るポイントを探していると(ジョイフル側の湾周りは釣り禁止のところが多いんだよな)、あっという間に 30分以上の時が流れ、釣りをスタートできたのは 20時30分を過ぎた頃だった。
俺が釣りポイントに決めた防波堤の突端、常夜灯の周りにはまだこの数日で着いたであろうイカの墨の跡がたくさんあったのだが、昨日の狙いはメバルである。
俺は FIVE STAR 6フィートロッドの方へ秘密兵器をセットした。
FIVE STAR は昔息子の釣り入門用に購入した安物のバスロッドで、カチンカチンに硬い竿だが、得体の知れない仕掛けを投げるにはこいつが良い。
秘密兵器は「ハヤブサ ジギングサビキ 3本鈎 10g」。
そう、最近「ジグサビキ」の名前で、ボウズ知らずとして話題に上ることの多いアレである(笑)
なるべく遠くまで投げて(と言っても、6フィートロッドなので大して飛ばないけど)、しばらく潮の流れにまかせてほっとくか、一定のスピードでずる引きする。
俺は 2秒でリールのハンドル一周くらいのゆっくりしたスピードで巻いた。
投げ始めて数投目。すぐにヒット。
すでにかなり潮が引いていたので、海面から高さがあったがそのまま引き抜く。
サイズは小ぶりだが、よく肉の着いた、今度こそ本当にメバルである。
あっという間に結果が出た。すごいぞ、ジグサビキ!!(まあ、この後はさっぱりアタリすらなかったが(笑))
家に帰るとすぐに煮付けにし、カープが日本一を逃した悲しいニュースを見ながら呑む酒の肴にしたのであった。美味い。
しかし、帰り道、防波堤の途中に空いた深い穴に足を取られ転倒。まあ、すぐに手を着いて倒れ込むことは無かったんだけど、その手には 9月に買ったばかりの 9.1フィートロッドが。
折れました・・・。かめや釣具に持っていったんだけど、クラックがけっこう長くて、修理してもそこからまた折れてしまうかもしれないので店としては修理できないとのこと。(あとでトラブルの恐れ有りだからだろう)
自分で材料買って治すしかないな。その前にT口君の目を焼け火箸で突かないといかん。例え祖生のソフトボール界を追われることになろうとも。
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