「久賀漁港」で俺は勝ったのだ

3本も「ボウズでした」というブログが続いた。

20201115_kuka01.jpg俺的にはもちろん「〇月〇日〇時ごろ行ったポイントで△△というルアーを投げたらボウズだった」という話は今後の貴重な情報になるのだが、ブログを読んでいただいている一般の方にはつまらない話だったであろう。
釣れない状況が続くと俺も色々考えすぎてしまう。素敵な紳士だと思っていた俺の暗黒面が垣間見えてショックを受けた人妻もいらっしゃるであろう。

釣れました・・・。土曜日から数えて 4つ目のフィッシングポイントでついに。いつもの俺を取り戻せました(笑)

場所は「久賀漁港」。紳士の会がポイント選びの拠り所としている「かめや釣り具 周防大島エギングマップ」で椋野漁港の次に掲載されている港だ。誰も大島のポイントについて詳しくないという我々紳士の会は、周防大島エギングマップに載っている順に釣り場を廻っているのである(笑)

ここは、一番内側の湾の防波堤が古い石積みのままで残されている味のある港である。現代のようにコンクリートで護岸される前は、石を積んで堤防を作っていたんだよな・・・

護岸の周りに敷かれた岩にはいかにもロックフィッシュが着きそうな感じだが、まだ十分に水は満ちていない。俺は水面から 4m近くはある護岸の上から湾の中央に向けて思いっきりリグを投げ(1gのジグヘッドに TICT ULTRA SOFTMATERIAL BAIT の 1.5" ワームといういつものやつ(笑))細かくシャクリを入れながら巻いていった。

2~3mほど巻いたところでクイクイっとアタリあり。メバル?と思ったらやっぱりメバルだった。なんか、やっとメバルとカサゴのアタリの違いが分かるようになってきた気がする(笑)。多分、気がするだけだけど(笑)

さすがに猫のお土産に持って帰るのもかわいそうなくらいのチビ助だったのでリリース。

ヒットしたのは突き出た防波堤から見て左の方だったが、今度はそこよりちょっと右の方で再びメバルがヒット。ただし、同じようなサイズ(笑)
リリースしようと思ったら、引っ張り上げてる最中にバレて逃げていった(笑)

20201115_kuka02.jpg楽しい!!やっぱりルアーは明るいうちに投げないと!!明るいうちの釣り、サイコー!!やっと俺の胸の澱が取り除かれた。

最後に今度は防波堤の右の方でカサゴがヒット!こいつもチビ助だったが、何のお土産もなかったときの、うちの猫が俺を見る感情のこもらない冷たい目を思い出しキープ。

気づけば、陽が沈み辺りは薄暗くなっている。「暗いところでルアーを投げてもだめ」というMイ紳士の教えが頭をよぎる。きっぱりと俺は納竿した。

17:00~17:20までのたった 20分のゲーム。釣れたのもチビ助ばかり。
それでもいいのだ。
俺はエギングをやりにきた若者二人と入れ替わるように久賀漁港を後にした。俺は勝ったのだ。
何に勝ったのかはわからない。しかし、間違いなく俺は勝ったのである。

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このページは、shinodaが2020年11月18日 20:09に書いたブログ記事です。

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