この水曜日に仕事で広島市内に出たので、晩飯にラーメンでも食べて帰ることにした。
ただ、もう2年近く大竹で仕事をしているので最近の広島市内のラーメン屋の様子がよくわからない。そこで、以前よく一緒に食事に行っていた「一人で入るのが怖い店に一緒に入ってあげる益荒男(ますらお)の会」の一番益荒男であるMイさんに連絡を取った。
どうも、最近は本川・十日市・寺町のラインが広島ラーメン激戦区のひとつになっているらしい。一時期、「広島の下北沢」という恥ずかしい呼称で呼ばれていたラインである。
そんな下北沢ラインのラーメン屋から、二郎系、あっさり系、塩系を各一軒ずつ教えてもらったのだが、まず候補に上がった二郎系「夢を語れ 広島」は残念ながら定休日。ということで二番目の候補だった塩系の「瀬戸内藻塩らーめん シオノセカイ」ヘ行ってみることにした。
てくてくと土橋から広瀬北町までピクミンと一緒に歩く。
店は広瀬小学校と城南通りを挟んだ斜め向かい。天満川のほとりにある。道路側は全面ガラス張りのおしゃれな佇まいの店である。
店の中央に置かれた「逆6の字」の洒落た形のカウンターの端に腰掛ける。
入り口の券売機で買ったのは「背脂藻塩ラーメン」840円也。これがこの店のスタンダードなようだ。三段階で背脂の量を変えられるようなので、一番量の多い3で(笑)
実は、この手の「凝った塩ラーメン」はハズレを引くことが多い。海産物を鬼のようにトッピングしてスープがぬるくなっていたり、食べづらかったりとか最悪。
しかし、この店のラーメンはそういう奇をてらった塩ラーメンではなく、ちゃんと考えて実に上手く作られている感じ。
たっぷりの背脂も、その甘味が塩味のスープとしっかりマッチングして、美味い、美味い。
麺が特徴のある平打極太麺(店の紹介では「中太ちぢれ麺」って書いてあるけど、いや、中太じゃないだろ、これ)なのが、ストレート麺至上主義者の俺には若干「???」だったが(笑)、チャーシューも美味いし、これなら煮卵もトッピングすればよかった。
他の塩ラーメンも食べてみたいので再訪決定だな、こりゃ。
夜の早い時間帯はおしゃれタイムなのか、カウンター席にはきれいなOL二人連れや若いアベックの姿が。俺がいつものようにズバズバとラーメンを啜っていると、そのアベックの女がちらちらと下品な太った熟年男を蔑むような目で俺を見やがる。
なーに格好つけてラーメン食ってんだ、この馬鹿女は・・・と激しい怒りを感じながらも、俺はそっと目をそらすのであった。
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ただ、もう2年近く大竹で仕事をしているので最近の広島市内のラーメン屋の様子がよくわからない。そこで、以前よく一緒に食事に行っていた「一人で入るのが怖い店に一緒に入ってあげる益荒男(ますらお)の会」の一番益荒男であるMイさんに連絡を取った。
どうも、最近は本川・十日市・寺町のラインが広島ラーメン激戦区のひとつになっているらしい。一時期、「広島の下北沢」という恥ずかしい呼称で呼ばれていたラインである。
そんな下北沢ラインのラーメン屋から、二郎系、あっさり系、塩系を各一軒ずつ教えてもらったのだが、まず候補に上がった二郎系「夢を語れ 広島」は残念ながら定休日。ということで二番目の候補だった塩系の「瀬戸内藻塩らーめん シオノセカイ」ヘ行ってみることにした。
てくてくと土橋から広瀬北町までピクミンと一緒に歩く。
店は広瀬小学校と城南通りを挟んだ斜め向かい。天満川のほとりにある。道路側は全面ガラス張りのおしゃれな佇まいの店である。
店の中央に置かれた「逆6の字」の洒落た形のカウンターの端に腰掛ける。
入り口の券売機で買ったのは「背脂藻塩ラーメン」840円也。これがこの店のスタンダードなようだ。三段階で背脂の量を変えられるようなので、一番量の多い3で(笑)
実は、この手の「凝った塩ラーメン」はハズレを引くことが多い。海産物を鬼のようにトッピングしてスープがぬるくなっていたり、食べづらかったりとか最悪。
しかし、この店のラーメンはそういう奇をてらった塩ラーメンではなく、ちゃんと考えて実に上手く作られている感じ。
たっぷりの背脂も、その甘味が塩味のスープとしっかりマッチングして、美味い、美味い。
麺が特徴のある平打極太麺(店の紹介では「中太ちぢれ麺」って書いてあるけど、いや、中太じゃないだろ、これ)なのが、ストレート麺至上主義者の俺には若干「???」だったが(笑)、チャーシューも美味いし、これなら煮卵もトッピングすればよかった。
他の塩ラーメンも食べてみたいので再訪決定だな、こりゃ。
夜の早い時間帯はおしゃれタイムなのか、カウンター席にはきれいなOL二人連れや若いアベックの姿が。俺がいつものようにズバズバとラーメンを啜っていると、そのアベックの女がちらちらと下品な太った熟年男を蔑むような目で俺を見やがる。
なーに格好つけてラーメン食ってんだ、この馬鹿女は・・・と激しい怒りを感じながらも、俺はそっと目をそらすのであった。
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