Raspbian をコンソールモードで起動する

Raspberry Pi を監視カメラ装置として使おうと思うので、起動時は X Window System の GUI 環境ではなく、コンソールの CLI 環境で起動したい。

なんか、これもググってみると、raspi-config を起動してメニューから設定・・・という内容が多い。
これも、誰かが最初に作った説明ページを見て、真似て同じようなページを作る輩の仕業だな(笑)

GUI から CLI に切り替えるのに、いちいちメニュー画面なんか起動しなくていいよ。

raspi-config コマンドは nonint オプションをつけると Non-Interactive(ノンインタラクティブ)モードで実行されるので、こっちの方が簡単。

まず、現在の起動モードを確認。

root@camera1:~# raspi-config nonint get_boot_cli
1

結果が 1 のときは GUI、0 のときは CLI で起動する。
現在は 1 なので、X Window System が起動する。

CLI 起動に変更する。

root@camera1:~# raspi-config nonint do_boot_behaviour B1

で、起動モードを確認。

root@camera1:~# raspi-config nonint get_boot_cli
0

結果が 0 なので、今後は起動時に CLI モードで起動する。

あとは reboot してみて確認しよう。

いつも散々「UNIX系OS(Linux も含む)で設定変えるたびに reboot するやつ、めっちゃ格好悪い」て言うてますが、今回は「起動時の画面設定」だからね。再起動してみないと結果はわからない。

ちなみに、CLI から GUI に変えるときは、

root@camera1:~# raspi-config nonint do_boot_behaviour B3

である。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: Raspbian をコンソールモードで起動する

このブログ記事に対するトラックバックURL: https://blog.netandfield.com/mt/mt-tb.cgi/6339

コメントする

このブログ記事について

このページは、shinodaが2022年11月 5日 02:20に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「今年の「ふれあいハイキング」の反省点」です。

次のブログ記事は「九大祭で広島風お好み焼を食べる」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。


月別 アーカイブ

電気ウナギ的○○ mobile ver.

携帯版「電気ウナギ的○○」はこちら