祖生の偉人、河久保長亀翁

昨日、地元のNPOの件の打ち合わせに伺ったときに、俺の歴史の師匠である方から河久保長亀翁の話を聞き、帰りにカブを高照寺山へ向けた。
祖生から高照寺山を越えて通津に通じる、山口県道115号通津周東線を走る。

この道路は元々、河久保長亀という人が私財を投げ売って通したものだという。
前述の師匠がおっしゃるには、「祖生の偉人といえば冷泉隆豊の名前があがるが、実際の偉人は河久保長亀である」と。

20230223_kawakubo1.jpgそこで、県道115号線の途中にあるという記念碑を見にいってみたのだが、たしかに道の途中に立派な石碑が立っている。
子供の頃から何度もここを通り、多分目にもしていたのだろうが、今までしっかり認識したことがなかった。
なにせ、「河久保長亀」という名もこの日初めて聞いた。

石碑には「道路改通特功者 河久保長亀之碑」とある。
いや、「改」のところはよく読めなくて、なんか違う字なんかな?

ネットで検索してみたが、何の情報もヒットしない。
何らかの書籍にその名前が載っていても、ネットの検索でヒットしなければ「なかったこと」になってしまうご時世である。
俺らの世代で「河久保長亀」という名前も完全に消えてしまいそうだ。

というわけで、まだまだ詳しいことは俺も知らないのだが、とりあえずブログに「河久保長亀」という名を記しておくのである。

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このページは、shinodaが2023年2月24日 14:04に書いたブログ記事です。

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