まあ、最近の Web ページは裏で JavaScript が実行されまくり、そのおかげでスライドショーやフォーム入力のデータ補完等、楽しい見た目で、アプリケーションソフトにも負けない操作性を実現しているわけだね。
Gmail を始めとする Web メールの世界も、JavaScript 無しでは使いづらくて、今ほど利用者が増えることもなかっただろうよ。
が、JavaScript に何でもかんでも背負い込ませ過ぎじゃね?(^^;
HTML5 になっても、その「JavaScript 依存」の体質は変わってないようだし。
その分、色々限界というか、歪みが露わになってきてるというか・・・
例えば、
・Firefox で Gmail に PDF ファイルを添付しようとしたら、200KB前後のファイルのアップロードが途中で止まっちゃう。
とか、
・Facebook で「近況をアップデート」に URL を貼った時、Chrome では上手くリンク先の画像を抽出出来ない。何度かやってたら出来ることもあるが、Firefox や InternetExplorer なら 100% 抽出してくれる。
とか、あっちのブラウザじゃ問題があると持ってこっちのブラウザに移ったら、今度はこっちのブラウザで問題発生・・・とか(^^;
JavaScript の処理が複雑になりすぎて、メジャーなブラウザ間でも互換性が保てなくなってる。
本来、Web サービスというのは(あんまりマイナーな製品は別として)どのブラウザでも同じような動きをするものだったのにな。
挙動が違うどころか、ブラウザによってまともに動かない「メジャーな Web サービス」が存在するなんてな。
jQuery とかさ、良いフレームワークが出てきて JavaScript の「地位」も上がったけどさ、そろそろこのやり方は限界なんちゃう?