間違って開催前の 9/1 に行ってしまった「Hiroshima Art Document 2011」に、改めて 9/12 に行ってきた。
感想は・・・
去年の方が面白かったなあ・・・(^^;
今年は、映像作品が多かったのが、つまんなかった理由の最も大きなものだな。
前衛芸術の映像作品って辛いんだよな(^^;;;
だらだら訳分からん映像を見て、じっと我慢して最後まで見て、その結果「なんじゃ、これ?」ってなった時のがっかり感は、つまらない絵や彫刻を見た時の数倍だからな。
やっぱさあ、「Hiroshima Art Document 2010」での「マッサージ サロン」のマッサージ機の滑稽な動きとか、吉村芳生の狂気を感じる精密な絵とかさ、そういう瞬間的に心を鷲掴みにしてくれるような、そういう作品が俺は好きだ。
まあ、そんな中で、ま、実は映像作品なんだけど(散々映像作品をディスっておいて(^^;)、パトリック・ボック(Patrick Bock)の「西の海」(The West Sea)という作品はよかったかな。
天井から吊るしたアクリル板に後ろから海の映像を映している作品。その静寂感とざらついた映像の質感から来る「不安」に心が因われちゃうんだけど、それでいて、どことなく癒される感じもする不思議な作品で、しばらくぼーっと眺めてた。
ま、面白かったのはこれくらいで(^^;
つーことで、来年の「Hiroshima Art Document 2012」に期待します。
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