3月上旬は実に夢のような日々を送った。
最初は、Char のライブだ。
何と、シンフォニア岩国の多目的ホールであったのである。多目的ホールつったら、毎年、うちの息子たちのピアノの発表会をやってるステージやで。
そんなところで、あの Char がライブをしてくれるなんて・・・
何せ、Char は俺が一番好きな日本のギタリストである。その演奏を岩国で聴けるなんて夢か!!
Char 2014 TRADROCK TOUR
うちの弟と友人の三人で行くことになったのだが、弟もにわかには信じられないようで、「実際は、Char が一人だけでフォークギター持って出て来て、アコースティックライブだとか言って、やっつけ仕事していくだけなんじゃないん?」と。
まあ、確かに、翌々日には BLUE LIVE 広島でライブの予定である。広島に行く途中にちょっと寄って小遣いかせいでいくつもり・・・と俺らが思ってもしかたあるまい。だって「Char が岩国でライブ」なんて、マジで信じられんわ。
会場に入ると、俺らの心配は的中した!
なんと、ステージの上には、椅子と、ちょうどそれに座りながらギターを弾いて歌うとベストな位置にマイクが・・・完全にフォークグループのコンサートという様相を呈している・・・
「アニキ・・・やっぱりアコースティックライブなんじゃないん?俺は Char のチョーキングを観に来たんじゃけど・・・」
「だ、大丈夫だ。ドラムセットもあるし・・・あ、ほら、ステージの袖に、ムスタングを持ったボーヤが・・・」
「いや、アニキ、あっちの袖にはアコギ持ったボーヤが・・・」
「あわわわわ・・・」
と、不安に打ち震える俺たちの前に出て来た Char は・・・やっぱりアコギを手にしていた。
ドラムの古田たかし氏はコンガを、ベースの澤田浩史氏はコントラバスを手に Char に続く。
「やばい!アニキ、Char のチョーキングが・・・」
「俺だって Char のアーミングを堪能したかったわい!」
しかし、そんな俺達兄弟の不安は杞憂であった。
アコギだろうがなんだろうが、ギターを手にした CHar は Char 以外の何者でもなかった。
チョーキングだってバンバン極めながら高速フレーズを奏でていく。トレモロアームをぐあんぐあんは無かったけど。
また、Char が高校生の時に、萩~津和野~岩国~宮島~広島と修学旅行でまわったという話も出てきて岩国市民の Char 親密度も急上昇(笑)
「友達に『チャー坊、広島の不良になめられたらいかんから、修学旅行の時はリーゼントにしてきてくれ』と言われて、悩んだあげくに長い髪を切り、リーゼント頭で錦帯橋の前でウンコ座りしている写真がある」という黒歴史の披露もあり、「錦帯橋の前で Char が!」と岩国市民の心を鷲づかみであった(笑)
「やっぱ Char は最高じゃのお!」
「うん、でもアニキ、やっぱりエレキの演奏が見たいで」
「う・・・うむ。まさかこのままアコースティックライブと、楽しいMCだけで終わるなんてことは・・・」
そんな若干の不安も内包しつつ、夢のような一時間が過ぎていったのであった・・・
はじめまして。
Char Tradrockなどで検索し貴プログにアクセスしました。
何か素敵な1日になりそうなワクワクする文章で、まるでその場に居るような気分です。
是非、お時間がある時に第2部の模様もアップして下さい。
小学校の入学式での祝辞のお話など他のページも楽しく拝読しております。では!
さださん、ありがとうございます。
そういえば後編を書いてなかったと気づき、先ほどアップしました(^^;
http://blog.netandfield.com/shar/2014/04/-char-1.html
お時間がある時にでも、また読んでみていただければ幸いです。
いやあ、でも、Char 最高っすね(笑)