昨日はお客さんのところで午後休をもらい、久しぶりに真昼間から広島で飲んでいくことにした。
まずは、昼飯を食いながら熱燗でもやるか・・・とか思って、酒の飲めそうな飯屋を探す。
段原にその手の店もあるんだけど、さすがにお客さんと鉢合わせする可能性もあるからね・・・
というわけで、広島駅前の猿猴橋町まで戻って入ったのが「味の店 田舎」である。
もう、今にも倒れそうなボロビルの一階。昭和からタイムスリップしてきたような定食屋だ。
暖簾は出ているが、覗いてみるとカウンターに客の姿はない。時間は 12:30。まだ閉店するには早い時間だが、こういう店は店主の気まぐれでさっさと閉めちゃうこともあるかもしれない。
店の奥に店主の姿があったので「すみません。やってますか?」と声をかけてみる。「は?」「いや、やってますか?」「暖簾出してますけど?」
・・・うわぁ・・・いやな感じ・・・
でも、まあ、開いてるかどうか聞いておいて踵を返すのものアレなので、仕方なくカウンターにつく。カウンターの上の惣菜の中からおかずを選べと言われたので、「うーん」と唸っていると「表に(何があるか)書いてあるんですがねえ」と・・・感じ悪ぅ〜。こりゃ、「酒ありますか?」なんて聞ける感じじゃないか(^^;;;
表に出て黒板に書かれている惣菜を確認し、「回鍋肉」180円と「根菜の煮物」220円を注文。「ご飯(中)」200円と「みそ汁」140円をつけて合計 740円也。うーん・・・こういう店で 740円も払うとなんだか負けた気分・・・。おかずを一品にすると 500円台でいけるけど、それじゃあ俺の肥満が保てんからなあ。
まあ、こういう店の「あるある」だけど、味は良い。飛び抜けて美味いわけでもないけど、煮物もしっかり味が染みてて丁寧に作られてるなあって感じ。回鍋肉も普通に美味い。なんか店独自の特徴があるあけでもなくありふれた味だが美味い(笑)
味噌汁が俺の苦手な白味噌だったのがアレだけど・・・(^^;;;
勘定をするとき、店主のオヤジが「ありがとうございます」と。金を払って店を出るときにも再び「ありがとうございました」と背中に店主の声が。
良いオヤジじゃないか。感じ悪いなんて言ってごめんなさい。
ちなみに、この店は入り口を入ったらすぐにおしぼりの入ったケースがあり、そこから自分で取っていくルールのようだ。次はそうしよう。でも、猿猴橋で昼飯食う機会がないかなあ・・・(^^;

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