一応、(本気でハックしたことは無いが)MovableType も 3 の頃からの付き合いなので、先日 MTOS5 をインストールした時もついつい今までの習慣で mt-config.cgi を自分で編集して put したが、MT5 からは Web 画面の「環境設定ウィザード」で自動生成するのが推奨されているようである。
つーことで、先日入れた MTOS5 を一旦全部消して入れ直してみた。
なるほど。
全ファイルをサーバ上に put して、cgi に実行権与えて(必要であれば、httpd の実行ユーザで更新が行われるディレクトリやファイルの権限を修正して)、mt.cgi とかにアクセスすれば、セットアップが済んでいないので
http://www.exsample.jp/mt/mt-wizard.cgi
に強制的にリダイレクトされて、環境設定ウィザードの開始である。
なるほど、簡単だな。(もちろん、まったく知識の無い人間では厳しいが(^^;)
この間「MTOS で MySQL の Socket が見つからない時」で書いた MySQL の Socket ファイルのパスも(「高度な設定」リンクをクリックしなければいけないが)、画面に「データベースソケット」という項目があるのでここで入力すれば良い。
Socket のパスが /var/lib/mysql/mysql.sock ではない人は必ず設定しようね!
まあ、ただ、こういう具合に「一見簡単」なインタフェースを用意されると、かえってうちらのような業者は面倒くさいことになるんだよな。
「中途半端に知識があるお客さんのチャレンジ」が始まるからだ。(^^;
絶対、こういうインタフェースがあると「自分でやる」と言い出すお客さんが出てくるのだ。それはかまわない。俺らも、やってない作業に金をくれ」とは言わないので。是非自分で頑張ってコスト削減に励んでほしい。
・・・でも、「質問はタダ」とは思わないでほしい。(^^;
絶対、これ、「DB の接続テストが OK にならんのじゃけど、なんで?」と聞いてくるお客さん、いるよなあ。(^^;
そこから原因調べて「こうすればいいですよ」とアドバイスするところ、そこが正に俺らの仕事なわけで「タダではない」んですよ!俺らに相談したところで「既に自分の力だけでやっているのではない」んですよ!
・・・ってことを、ちゃんと認識してほしいな。社会人として。:-)
と、そんなことを思っているうちに作業は終了した。楽になったものだ。