今回の旅の一番の心配は「リッターバイク2台の積載」であった。
ハイエースの荷台に「2台積み」の情報をネットで探すんだけど、あってもオフロード車2台とか、とりあえず積んでみただけ(タイダウンはなし)とか、大型バイク2台積みの情報は本当になくて、自分たちで試行錯誤をするしかなかった。

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ハイエースは荷台の中央部と後部の2箇所左右に計4個のフックがあるが、2台のオートバイの前後を左右にタイダウンするには場所も悪いし数も足りない。
結局、後部シートを固定するときに使う床のアタッチメントや、運転席のシートレール、助手席のシートベルトの取り付け部などをフック代わりにした。

また、2台積むと作業スペースも限られるため、通常のロープなどを締め付けるのがほぼ無理。隙間に身体を滑り込ませての作業になり、力をかけることができない。そのため、ラチェットベルトは必須だ。
人力で締め上げるロック機構のついたベルトも使ったが、結局、しっかりオートバイ2台を固定するのに、6本のラチェットベルトを使用した。
ラチェットベルトは2本しか持ってなかったので、4本をナフコやジュンテンドーで買い足した。予定外の出費だ(^^;;;

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これで固定はできたのだが新たな問題発覚(^^;;;
フック位置の制限で、隼の「右のハンドルは前方向に」「左のハンドルは後ろ方向に」ベルトをかけるしかなく、つまり、ハンドルを左に切るような形に力がかかるため、前タイヤを固定しているスタンドがだんだん左側にズレてきて、結果的にベルトが緩んでしまう。

同じく中、高校時代の友人で整備士のてっしゃんにそれを指摘され、てっしゃんのアドバイスでスタンドを固定し、なんとかこれも解決。ほんま、一筋縄ではいかんわ(^^;;;
まあ、モンスターは軽量だし、フレームが剥き出しなのでベルトをかける位置も自由度が高く、早い段階でしっかり固定できたんだけどね。

そうして苦労したおかげで、無事荷台でオートバイが転倒することもなく(笑)舞鶴フェリーターミナルに到着。19時ちょうどに着いたのだが、乗用車一番乗りだった。
2025/8/30 14時。舞鶴港に向かっているが、この時間にまだ沼田PAにいる(^^;;;

せっかくの旅なので、昼飯は岡山、兵庫あたりのSA/PAで・・・とか思ってたんだけど、俺の粗相のため出発が遅れ(インカムのマイクの大捜索を行った(^^;)、まだ広島市にすら到達する前に腹が鳴りはじめ(^^;、結局「沼田PA」でいつものお好み焼となったのである(笑)

まあ、スペシャルな日なので、お好み焼も豪勢に「MIX肉玉」を。
そばとうどんの両方が入ったスペシャルなお好み焼である(笑)

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出来上がってきたのを見て驚いた。かんがえてみれば当たり前なのだが、そばとうどんがきっちり一玉ずつ入った、つまりW(ダブル)サイズのお好み焼であった(^^;;;
そばとうどんも別々に焼かれたハーフ&ハーフな感じかと思ったら、一緒に混ぜて焼かれていた。これにも驚いた。

ま、美味いんで、ぺろりと平らげたけど(笑)
写真でわかるように「追いソース」「マヨネーズたっぷり」のハイカロリーカスタマイズも忘れない。もしかしたら北海道でヒグマに襲われ、これが最後のお好み焼になるかもしれないから(縁起でもない(^^;;;)自分の好きなスタイルを堪能しないと(笑)

この後、岡山の篠坂PA、兵庫の加西SAでトイレ休憩&運転手交代などを行いつつ、俺たちは舞鶴フェリーターミナルを目指したのであった。
2025/8/30 舞鶴港。

フェリーは 23:50に出航し、24:30には消灯時間となるので中で飯を食えない(カップヌードルの自販機はあるけど)。なので、舞鶴フェリーターミナル内の食堂で飯を食うことにした。
去年もここで食事をしたが、この食堂の味は悪くないと思う。

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19:30。まだお客さんは1組だけ。去年は同じような時間ですでに混んでたけどなあ。つーか、今回は車もバイクも少なかった。まだ 8月だからかな。来週は増えるかも。フェリー代が、8月と 9月では全然違う。9月が一年で一番フェリー代が安いのだ。乗用車だと、片道で 15千円くらい違う。時間が自由になる人なら、9月になるまで待つよね。

で、話を戻して、俺が注文したのは「あんかけ風カレーラーメンセット(ザンギ付き)」1,400円也。
まあ、お高いと思うかもしれないが、俺は満足した。

カレースープは新日本海フェリー特製だそうで、これがなかなか美味い。スパイスもしっかり効いている。そんなに辛くはないけど、ピリピリ刺激がある。
麺を全て啜ったあと、「ゆかり」が振り掛けられた飯をそのまま残ったカレースープに投入。カレーリゾット風にして完食。
北海道から岩国に帰って来た日の昼メシ。
入院中の親父を訪ねる前に、「山小屋 玖珂店」へ。

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俺の好きな「柚子玉ラーメン」と、店の前にたくさんの幟が立っていた、店推しメニューの「ねぎ塩レモン餃子」を。すっぱいセットで身体に良さそう(幻想)

好きなラーメン食べてると、ああ、地元に戻って来たなあと(笑)。

本当なら、彩龍のラーメンでそう言いたいんだけど、今日も開店30分前の10:30から駐車場満車状態だったので(^^;;
マツコのTVの影響、なかなか収まらず(^^;;
なんだかんだ言って、TVの影響、まだまだ強いね。「TVはオワコン」とか言ってた連中が逆上しそうだけど(笑)

しかし、ラーメンと餃子で1,610円。小市民なので、支払い時は手が震えた(笑)
ラーメンと餃子のセットが千円を超える時代がくるとは思いもしなかった(笑)
8/30(土)13時前頃にやっと祖生を出発。
俺がオートバイ用インカムのマイクを紛失したため、絶対に俺の記憶で最後にマイクを触ったはずの車庫で捜索活動を行い、奇跡的に発見したのがもう13時だったのである(^^;;;

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でも、見つかってよかった。地面に落ち、バイクの部品を投げ込んでいた段ボール箱に半ば押しつぶされる形で発見された。奇跡(笑)

そして、2025年度の「北海道ツーリング」の開始だ。
今回は、中学、高校時代の同級生。卒業後も、「TEAM TORTOISE HEAD(亀頭団)」というツーリングチームで一緒にオートバイで走りまわっていたアンちゃんとの二人旅だ。

俺のハイエースにアンちゃんの愛機・SUZUKI GSX1300R Hayabusa(隼)と、俺の愛機・DUCATI MONSTER S2R 1000(モンスター)を積んで知床半島の付け根、斜里町のキャンプ場まで移動。そこを拠点に根室、釧路、さらには阿寒湖、屈斜路湖方面を攻めようという計画だ。

まずは 450km先の舞鶴フェリーターミナル(京都府)を目指す。
熱き還暦男たちの旅が始まる(笑)
8月6日。広島にとっては大切な日に、段原南の居酒屋「開花屋」にて、24年前に一緒に仕事をしていた若者(当時)と一杯やった。

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SNSでは繋がっていて、お互いの酒呑生活ぶりは知っていたが、実際に顔を突き合わせて呑むのは24年ぶり
当時の思い出話だけではなく、お互いの近況話でも盛り上がった。

特にお互い地元の自治会の盆踊りの運営役員などしているので、その苦労話では「わかる、わかる」と頷き合うことも多く、酒が進んだ。
ちなみに、海藻採取は密漁だと思う(笑)

途中から、当時新人だった彼の教育担当を務めていた美多人(ビタト)氏も加わり、結局3時間以上長居をしてしまった。

いやあ、笑った、笑った。

あの頃はすでにバブルも弾け不景気な世の中になってたけど、それでもバドワイザーのミニスカコンパニオンがビールを持ってきてくれるビアガーデンなどもまだ残っていて楽しかったな。

そのコンパニオンが、茹で卵を客のおでこにぶつけて割ってくれるというわけのわからないサービスもあって、ミニスカギャルから額に茹で卵を叩きつけられながら恍惚とした表情を浮かべるイ主任の姿が今でも脳裏に浮かぶが、若者氏もそれが飲み会の一番の思い出らしい(笑)

古き良き平成の時代よ(笑)

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ところで「開花屋」、悪くなかった。
19時まではビールやサワーが最初の一杯は安いし、肴類も美味かった。
酒は「雨後の月」があったので、そいつをニ、三合。スルメイカをワタ(内臓)で和えたやつ、むちゃ日本酒に合うわあ。

美味い酒、美味い肴、ホントに平和、平和
この平和は、戦争で亡くなった多くの人たちの犠牲の上に成り立っていることをしっかり意識して生きていこう。

戦争の根絶が無理なら、せめて大量破壊兵器はこの世から無くそう。

そして「日本を守るために、日本人も血を流さないといけない」なんて口にする無責任な政治家も粛清しよう(笑)。国民に血を流させないように奮闘するのがお前ら国会議員の役目。何をその責任を放棄してるんや。血を流すかどうかは、お前らが無能なせいで戦争になったときに考えるわ。お前ら無能にあれこれ言われる筋合いはないわ!
やたらCMで見るのでついつい広島駅の「吉野家」に寄って食ってしまった「牛玉スタミナまぜそば」

まあ、美味かった。

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魚粉とにんにくの香りがかなり感じられ、「チェーン店の一般的なメニューで、このにんにく感立派」と思った。
ただ、まあ、全体的にはちょっと「これはハマる!」というほどのインパクトはないかな。
「また食べても良いな」という評価。一度食べて損はないから、食べたことのない人はぜひ。

それより、女の子の店員が俺が注文した品を向かいのテーブルに持って行ってしまって、「うちじゃありません」とか言われて、これが街の食堂なら「あ、すみませんでした」ってすぐに俺のところにそのまま持ってくるんだろうけど、さすが全国チェーンの店。
間違った品を厨房に持って帰り、作り直しになった。

そりゃ、そうだよね。間違えた客の唾とか入ってるかもしれないし(笑)
ちなみに俺に謝罪はない。

ま、ミスは誰にでもあるから良いんだけど。
しかし、これがなかなか出来上がってこない。
不安になって厨房を見るが、俺と目が合いそうになると目を逸らすバイト店員たち。
こいつら、俺にはバレてないと思ってるな(^^;

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結局、「いくらなんでもここまで待たされたら、もう席を立って帰っても俺、悪くないだろう・・・」と思い出した頃、やっと料理がやってきた。作り直しの商品を優先して作るべきだと思うが、そういう指示が出せるリーダーが現場にいないんだろうなあ。

「お待たせしました」の言葉はあったが、異常に時間がかかったことへの言及はなし。絶対俺にバレてないと思ってるわ、これ(^^;;

上記のように、まぜそばがまあまあ美味かったので許すけど。 でも、「吉野家 ミナモア広島店」は、もう少しバイト教育に力を入れるべきだろうな。

大事なのは、ミスしたあとの立ち振る舞いやで。
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北海道ツーリングに向けて、ハイエースにオートバイの積み込みテストをしたあと、試しに昼飯がてら「ラーメンショップ 熊毛店」までハイエースを走らせたのであった。

昼飯がてらと言っても、なんと隼&モンスターの積み込みに 2時間近くかかってしまい、時間はもう午後3時すぎ。ラーメン単品では腹を満たすことはできそうにない。

そこで、俺が注文したのは「ネギ博多チャーシュー」1,050円也+「ごはん(少々)」100円也であった。

つーか、ごはんに「少々」なんかあったんだ。 いつも注文する「小」の半分ほどしかない。でも、これで十分やな。

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俺はあまり好奇心がないというか、自分が好きなものが見つかればそれ以上情報を得ようという要求がなくなるので、店でもメニューをしっかり見ることがなく、また、他人の注文に耳を欹てることもないので、「ごはん(少々)」というのがあることをまったく知らなかった。

今後は「ごはん(少々)」にしよう。「ごはん(小)」でも大きめの茶碗山盛りの量なので、特に朝ラー活動の時などに「ちょっと多いな」と感じることもあったのよね。

こりゃ、痩せちゃうかもね(笑)
段原のサティの6階。イオンシネマと同じフロアにあるラーメン屋「麺匠 如月(きさらぎ)」。

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前から知り合いに「食べると必ず腹が痛くなる美味い辛味噌ラーメンの店がある」(褒め言葉)と聞いていたのだが、実は俺、辛いラーメンは好きだが謂わゆる豆板醤のような中華系の「辛い味噌」を使ったスープは苦手で(中華の辛味噌系調味料は炒め物で使うもんや!)、その系統だと嫌だなぁとなかなか足が向かなかった。

それに、ショッピングモールにあるラーメン屋には「ラーメンが特別好きでもない家族連れがぐだぐだの麺を気にもせずすすっている」イメージがあり、「ろくなラーメンが食えない」という偏見があった。

実際、「如月」も買い物客のファミリー向けであろう「唐揚げ定食」や「餃子定食」(いずれもラーメンは付かない)が、ショーケースの中でラーメンより目立っている。
残業後で腹を空かせていなければ、俺も入店せず帰っていたかもしれない。

・・・が、ごめんなさい。

「背脂豚骨ラーメン(ノーマル)」980円也と、「炙りマヨチャーシュー丼」390円也。どちらも俺好みの味でした。

豚骨スープ、背脂の甘みがガッツリ感じられ実に美味い。これこれ。「背脂」を冠するラーメンスープはこうでなきゃ。

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それに、豚骨ラーメンとベストマッチのストレートの細麺。これも美味い。「菅野製麺所 特製」って看板出てた。
いや、俺、製麺所を気にするようなラーメンマニアではないんだけど、この製麺所は覚えておこう(笑) 


そして、「炙りマヨ」というデブ歓喜のワードを持ったこの丼。ああ、炙られた香ばしいチャーシューにたっぷりのマヨネーズ。そりゃ、美味いやろ(笑)。
このところ、薄味、あるいはタレが足りてない(飯全体に味が行き渡らないような)丼ばかりだったので、本当に幸せ。

なんか、「食べると必ず腹が痛くなる辛ラーメン」も、俺が想像していた辛味噌のラーメンとは違うようだ。 

これはまた来てみんといかんな。
バタバタしている間に、もう来週末には 2回目の北海道ツーリングに旅立つ。

今回は斜里町のキャンプ場までは、同行者の SUZUKI GSX1300R Hayabusa と、俺の DUCATI MONSTER S2R 1000 の 2台を俺のハイエースに積んで持ち込む。で、そこのキャンプ場をベースに、根室、釧路、そして阿寒湖などの湖まわりを 3日間しようって計画。

で、隼がやっぱりでかいのよ(笑)
例えば MONSTER の 2台積みとかなら全然平気なんだけど、隼と 2台積みとなるとかなり厳しい。事前に積み込みのテストしとかなきゃってことで、この土曜日に 2回目の積み込みテストをした。
すこし前に 1回目のテストはしており、「積めないことはない」ところまでは確認済みなのよ。

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今回は、積んだあとに、ちゃんとタイダウン(ロープによる固定)までして、近場を実際にハイエースで走ってみようって計画。

まあ、結論から言うと、なんとかなりそうなのが確認できた。
走ってみると、色々問題はあったんだけど(思った以上に隼の固定が難しかった。カウルがでかいんで、なかなか固定用のベルトがかけづらかったり、フロントショックを沈ませても沈ませてもバウンドが抑えられなかったり・・・そのせいで、だんだんフロントがずれていき、締め付けていたベルトが緩む)、がんばってなんとかなりそうな感じにはなった。結局、隼を固定するためにラチェットベルトを 4本も新規購入したけど(^^;;;

フレーム剥き出しで、ベルトをかけるところが豊富にある S2R はすぐにびくともしない状態に固定できたんだけど。

昨日は WILD BUNCH FEST. の会場までオートバイ乗せたまま往復して、やっぱり隼がだんだん動きはじめちゃったんだけど、自動車整備工場をやってる同級生がアイディアを出してくれてなんとか固定できた。

まあ、これでなんとかなるかな。
さすがにもう一度積み直すのはいやなので、来週までオートバイは積みっぱなしにしておくことにした(^^;;;

積み込むのに 1時間半もかかったんじゃもん(^^;

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