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今回の戦没者慰霊の旅では「メルキュール沖縄那覇」というホテルに二泊したんだが、けしからんことに、ここの朝食会場に泡盛の焼酎サーバが置いてあるのよね。

ハイビスカスティーなどと並んで、泡盛のブランドである「海人」の文字の入った陶器のサーバが。

もちろん堅物で融通の効かない生真面目さだけが取り柄の俺に朝から飲酒の習慣はないが、朝食会場に置かれた泡盛は沖縄の人たちの「めんそーれ」(歓迎)の気持ちを表したものなのだろう。
呑みたくない。朝から酒など呑みたくないのだが、仕方ない、仕方ない。

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沖縄の人の気持ちを無下には出来まい。

俺は仕方なく、本当にイヤイヤ泡盛をグラスに注いだのであった。つらい。

肴は「ジーマーミー豆腐」やチーズ、漬物などを朝食バイキングから取ってくる。 窓際の席に座り、道ゆく通勤の人を見ながら飲むストレートの泡盛。 サイコー!いや、つらい。本当は呑みたくない。

ああ、ほんま、朝から呑む酒の旨さよ(笑)。いや、違う、違う、朝から呑む酒のつらさよ・・・だ。まじで、まじで。
実は、沖縄二日目。慰霊祭のあとの昼食は「沖縄そば」の予定だった。
ところが、予定されていた飲食店が直前に食中毒を出して、昼飯はバスの中で弁当になった・・・

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しかし、せっかく沖縄に来たんだから、沖縄の麺料理は食べていきたい。というわけで、2日目の晩飯の前に少し時間ができたので、国際通りに出て沖縄そばを食べられる店を探したのだ。
そしたら、「郷土料理 ここ 国際通り店」ってとこで「タイムセール 沖縄そば 700円」の看板が。即入店(笑)。無事沖縄そばにありつけたのである。

タイムセールでなければ沖縄そばが 900円、ソーキそばが 1,100円。200円ほど安くなっているようだ。ソーキそばのタイムセールはない。
ちなみに、沖縄そばに乗ってるのが煮豚(豚バラ肉)、ソーキそばに乗っているのがソーキ(スペアリブ)である。味は一緒(だよね?(笑))

しかし、この「郷土料理」の店、店員全員外国人やん!!パキスタン人の女の子とか。どこの「郷土料理」やねん(笑)
今週水、木、金は山口県南方地域戦没者慰霊祭参列のため沖縄へ。

式は木曜日の 11:00から、糸満市摩文仁(まぶに)にある平和祈念公園内の「防長英霊の塔」にて行われた。

村岡県知事、岩村県遺族連盟会長をはじめ、県議員団や沖縄在住の県人会、沖縄県護国神社の禰宜などたくさんの方が列席くださり、うちの祖父を含む戦没者の御霊を慰めていただいた。

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俺は無神論者でオカルト完全否定派なので、実際に人の魂が死後も人格を持って存在しているとか、あるいは天国や地獄の存在とか、そんなことはまったく信じてはいないが、それでも「死んでしまった人間のことはどうでもいい」とは決して思わない。

死んでいった人間、それも非業の死を遂げた人間のことをいつまでも忘れず、その死を教訓として生きていくことは大切だし、感謝や敬意の気持ちも忘れてはいけない。
慰霊祭の中、1945年5月13日の激戦の沖縄で非業の死を遂げた祖父に「痛かったか?暑かったか?喉は乾いてたか?悔しかったか?寂しかったか?家に帰りたかったか?」と心の中で話かけていた。

本当に二度と非戦闘員の国民を巻き込む戦争などしてはいけない。

戦争はなくならないという人もいるが、戦争を止めることはできる。相手が攻めてきたらどうしようもないという人もいるが、攻めようと思わせない状況を作ることはできる。それが政治力だ。そして、それをバックアップする軍事力である(だから俺は防衛費も必要経費だと思うし、なるべく「安全に」自衛隊員に任務を行なってもらうためには最新設備への更新も必須だと思っている)。

それを「日本を守るために国民も血を流さないといけない」とか言う政治家は責任を放棄した能無しのポンコツである。お前らの仕事は「国民に血を流させないこと」やぞ。
沖縄や南方の島々(フィリピン、タイ、ベトナム等々)で戦死された山口県出身の戦没者の慰霊のため沖縄へ。
11/6、「防長英霊の塔」にて慰霊祭が行われるので参列する。

岩国空港から那覇に向けて出発。

俺の祖父は、もう三ヶ月すれば終戦という昭和20年5月13日に沖縄本島で戦死した。
家に帰ってきたのは「歯」だけである。

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どんな死に方をしたのかもわからない。
機銃で撃たれたか、火炎放射器で焼き殺されたか。せめて苦しまずに即死であってくれと思う。なんで孫の俺がじいちゃんのことを「即死であってくれ」なんて思わんといかんのや。それが戦争の不条理だ。

戦争を無くすことは不可能だと言う人がいるが、小さな小競り合いはあるだろうが、戦争そのものは無くせると思っている。
だがそれは「自衛隊を無くせば、軍隊のいない国に中国やロシアが攻めてくることはない」という根拠のない愚論や、「攻めてきたやつらと酒を酌み交わして友達になれば良い。武器はいらない」というような狂人の戯言ではない。

政治家の口八丁で「日本を攻めたらこっちが損をする」ということを徹底的に中国、ロシアをはじめとした侵略国家に思わせること。そして、その根拠となるだけの最低限の力(はったりが効くだけの力)を持つこと。

絶対俺らの子供達を戦争に巻き込まないためには綺麗事や子供じみた思想ではダメだということを、沖縄で戦争の爪痕を直に見ることで強く思わされる。
この日曜日は、俺も参加している Facebook上で活動するドゥカティオーナー会「Ducati Owners Club Nippon」(通称 ドカポン)の「第16回中国MTG 周防大島ツーリング」が開催された。

・・・が、俺は仕事で参加できず(;_;
俺の庭のような周防大島で開催されるのにぃ〜

ということで悔しいので、前日、一人だけで周防大島に出動。ただ、午後から予定していた広島市安佐北区での仕事が 1時間早まったので、駆け足で走り抜けた感じ(^^;;;

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一応、目的として「中川鮮魚店のうに丼を食べる」というのを掲げスタートしたのだが、時間が早すぎたので、まだ中川鮮魚店の「お食事提供時間」ではなかった・・・
しかも、うに丼は 3月〜10月の季節限定メニューだった・・・(まあ、こっちは頼めば出してくれそうだけど)

というわけで、「まだ腹が減る時間じゃなかろう」と笑いながら登場した大将と、駐車場でハチ被害の話をしばらく話して撤退(^^;;; 駐車場に熊ん蜂が巣を作ったんで、向かって右側の駐車場を閉鎖するって言ってたわ。

しょうがない。また時間があるときに海鮮丼食べにこよう。

ところで、よく他人に中川鮮魚店の話をするのに「ほったて小屋みたいな」って表現してたんだけど、改めて見ると「みたいな」は不要だな。正真正銘の「ほったて小屋」だ。でも、それが味があってええんよねえ(笑)
2025/9/2。ツーリング初日。雨の中、納沙布岬に向けて我々は斜里町のクリオネキャンプ場を出発。

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その通り道である国道244号線の斜里町と根室市の間、標津(しべつ)町を走る部分が通称「ミルクロード」と呼ばれる。

標津町は酪農が盛んなので、牛乳を積んだタンクローリーがよくこの道を走るのでミルクロードと名付けられたそうだ。
ただ、ミルクロードと呼ばれる道は北海道内にも他にあるし(たしか)、九州熊本にもあった気がする(たしか)。酪農が盛んな土地にはありがちな名前なんだろうなあ。

ちなみに、北海道滞在中にミルクロードは何度も走ったが、ミルクを積んでいると思しきタンクローリーは一台も見なかった(笑)

で、このミルクロードが有名なのは10kmほど直線が続くからである。確かに本州に10kmも直線が続く道はなかなかない。

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「そんなに直線が続く道、走ってみたい!」 そう思うかもしれないが、すぐ飽きる(笑)
なにせ、北海道には数km直線なんて道はざらにある。それに、オートバイで長い直線走ってなんか楽しい?楽しくないよね(笑)
でも、そういう道の周りは広い農地や原野が延々広がってたりして、景色が良いのよね。それが「長い直線道を走る唯一の楽しみ」だね。

でも、この日は雨が降ったり止んだりでなかなか景色を楽しめず、全体的には退屈な道になっちゃったな。まあ、最高速チャレンジとか出来て楽しいこともあったけど(笑)

ところで、この道は根室方面から知床方面に走るとミルクロードなのだが、逆方向に走るときは「サーモンロード」に変わる。
標津町が鮭(サーモン)の水揚げ日本一の町だからだ。

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実際にはどっちに走ってもミルクロードと呼ばれているようだが(そっちの方が有名だから)、根室に向かって走ると、看板は全部「サーモンロード」となっている(裏から見ると「ミルクロード」と書いてある)。
だからやはり南下するときの国道244号線は「サーモンロード」なのだ。

なんか、ネットで国道244号線を走ったってブログとか見ても、そのことに触れてる記事、あまり無いなあ。ほとんどが「ミルクロード」にしか触れていない。

ミルクロードのことを調べててこのブログに辿り着いた君はラッキーだよ!(笑)
この週末は、浜田市弥栄、秘境奥島根と言われる場所で開催されたマラニック大会のお手伝い。

いやあ、広島、岩国でも気温下がってきた今日この頃ですが、やっぱ弥栄は寒くて、朝5時の100kmコースのスタート、8:30の42kmコースのスタートを見送ったあとで、カッパ着て計測テントで震えていたら、地元ボランティアのおばあちゃんが「ここを離れられんのじゃろ?朝ごはん持ってきてあげたよ」と。

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ありがたや、ありがたや。

毎年、スタッフの朝ごはんは、石見地方の郷土料理「うずめ飯」。
根菜や魚、肉など具沢山のだし汁にご飯をのっけて、わさびを垂らし(これが肝)、がしがし混ぜて掻き込む。

うまぁ~。そしてあったけぇ~。なんとも幸せな気持ちになる逸品。

しかもデザートに「とうきび」で作った団子、いわゆる「きびだんご」をつけてくれた。
これがまた砂糖を混ぜたきな粉をまぶして食べるとうめぇ~。

紫色の団子は少し渋味というか酸味というか、独特の風味が感じられるが、これが甘いきな粉と合う~

このマラニック大会、ボランティアのおばあちゃんたちをはじめ、実行委員長他運営の人たち皆が、弥栄でこういう大会が開けることを本当に喜んでいて、良い大会だと思う。
2025/9/2(火)。
北海道ツーリング 2025年、オートバイで走る初日。雨が降ったり止んだりの生憎の天気。

1日目の目的地は根室市である。その先っぽにある納沙布岬まで走る。
斜里町のクリオネキャンプ場をベースに、根室や釧路といった道東の街を走ろう・・・という計画だったのだ。

・・・が、北海道の広さを甘く見ていた

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クリオネキャンプ場から納沙布岬まで 171km。車で 2時間40分もかかるじゃん。
どのくらい離れているかというと、距離で言えば祖生から北九州市中心街、時間で言えば祖生から福岡市博多あたりまで走るのと一緒。
まあまあ離れているのがわかるよね。東に行くのなら、距離で岡山県笠岡市、時間なら岡山市まで行ける。広島県なんか横断してしまっている(^^;;;

いやあ、地図では何か 1時間くらいでささっと行けそうに見えたんよね(^^;;;

なので、8時にクリオネキャンプ場を出る予定が「どうせ近いんだし」って感じでだらだら過ごし、同行者の排便を待ち(笑)、10時頃になってやっと出発した結果・・・雨でまったく視界の効かない夜の国道244号線の峠越えという地獄を味わうことになったのだ。走行計画はしっかりね(笑)

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さて、まあ、そういうアレはあったんだけど、無事納沙布岬に到着。これで、日本最北端の岬・宗谷岬と、日本最東端の岬・納沙布岬を制覇したぞ。

あとは、日本本土の最南端の岬・佐多岬(鹿児島県)、最西端の神崎鼻(こうざきばな)(長崎県)を目指さないとな(笑)

ちなみに、本州最西端の岬・毘沙ノ鼻(山口県)はもちろん走破済だ。DUCATI のユーザ会のツーリングで行ったんだったな。
真っ昼間から広島市内で飲もうぜの会。やっと、13:50頃、高校の同級生で飲み仲間であるN◎と広島駅にて合流。そのままエキエの「小樽名物若鶏半身揚げ専門店 なるとキッチン(NARUTO KITCHEN)」を訪店したのである。

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俺もN◎もザンギ好きなので、最初はここで思う存分ビールとザンギを楽しもうと言ってたんだけど、なんと、まだランチタイムとのこと。定食メニューばかりでザンギの単品メニューがほとんどなかった。

結局、もも肉のザンギ 5個と、手羽ザンギ 2個の二皿を注文し、それを肴に生ビールを一杯やって店を出た。

夜メニューに切り替わるタイミングは 14時だと思ってたんだけど 15時だったのね・・・

そういえば以前、反対に夜メニューのときに飯食いに寄ったら、反対にビールのつまみみたいなメニューしかなくて、しょうがないのでノンアルのビールテイスト飲料と焼きそば(いかにも酒の肴って感じの量)を食って不完全燃焼で帰ったことを思い出した。

昼と夜できっちり内容が違うんやなあ・・・もう少し差異を小さくしてくれると嬉しいなあ・・・

ま、外側カリカリで、中身はしっかりにんにくと醤油の味が染みたザンギが楽しめたので満足度 47%くらいは行ってるけどね(笑)
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金曜日。真っ昼間から玖珂の同級生と広島市内で酒飲もうって計画だったんだけど、岩徳線の都合で友人が来るまで 1時間近くある。
今 13:00だけど、友人が広島駅に降り立つのは 13:50頃だ。

とりあえず酒を飲みながら友人の到着を待とうと俺は広島駅ミナモア 6階へ移動。蕎麦屋で卵焼きでもつまみながら熱燗やろうと思ってたんだけど、ほら、「やぶそば」の卵焼きも焼き鳥もけっこう良い値段するじゃん。それは良いんだけど、それなりのお金を払って小一時間、約束の時間までそわそわとしながら飲んでるのもねえ・・・。蕎麦屋の酒は落ち着いて飲みたいじゃん。

というわけで、結局「龍神丸 広島ミナモア店」で時間を潰すことにした。五日市の「ジ アウトレット広島」にも出店している居酒屋である。
店の前にたくさんの酒樽がディスプレイされているんで日本酒の種類も多そうだ。刺し身でもつつきながら熱燗で時間を潰そうと思って。

・・・が、無かった・・・日本酒・・・。いや、種類が少ないとかじゃなく、ドリンクメニューに日本酒が無いのよ、ひとつも。

メニューはビール、サワー、ワイン、ハイボール、ジンソーダ、焼酎、果実酒、ノンアルコールの順に並んでいる。日本酒はどこにもない・・・

ああ、日本酒だけ種類が多いから別メニューなのか・・・と思ってテーブルに置いてある全てのメニューを開いてみたが、日本酒はどこにもなかった。そんなことある???

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ま、どっちみち時間潰しだから店員に「日本酒は提供してないのか?」などと聞くことはせず、麦焼酎「村正」のお湯割り 605円也を注文。アテに「皮剥(ウマヅラハギ)造り」968円と「あん肝ポン酢」539円を。合計 2,112円で一人飲みとしては「惜負」だが、まあ、目に入っちゃったら頼まざるを得ないよね(笑)

あん肝は 500円台の価格では仕方ないだろうけど、円柱状になった成形あん肝なのがちょっと寂しかったけど、久しぶりのカワハギ(ウマヅラだけど)のお造りはやっぱり最高。
肝を溶かした醤油で食べる薄造りの肉。口の中に広がった旨味をお湯割りの麦焼酎でゆっくりと流していく快感。ああ、たまらん。

友人を待つ小一時間ほどを十分楽しむことが出来た。日本酒の件は謎だけど・・・(^^;;;

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