20代の頃に使っていた OLYMPUS OM-1 という「自動モードの一切ない」硬派な一眼レフ(笑)に付けていた「OLYMPUS G.ZUIKO 1:1.4 f=50mm」というレンズを納屋で発掘したので、さっそく PEN E-P7 に付けてみた。
もちろん、中華メーカー K&F Concept の「OMレンズ- Micro 4/3カメラ装着用レンズアダプター」経由である。
カビに侵食はされているが、まだレンズの 20%程度で、以前エントリーを書いた 100-200mm ズームレンズに比べたらかなりマシである。
OM-10 や OM-2SP に標準で付いてきた 50mmレンズは明るさが F1.8 なので、F1.4 のこのレンズは明るい方で、値段もそこそこした記憶が・・・
さっそく室内で猫を撮ってみる。F1.4開放で、シャッタースピードは 100ほどだ。
50mmレンズなので、4/3(フォーサーズ)機だと 100mm相当になる。
レンズはかなり汚れている。一応レンズ拭きのクロスで拭いてはみたが、先程書いたようにカビも生えているし、ポツポツと汚れもあり拭き取れない。レンズ先端は 2箇所(親父が勝手に持ち出したときにどこかにぶつけたのだろうが)凹んでいる。このままではフィルターも付けられない。ぼろレンズである。
それでも、汚れが写り込むこともなく、なかなか良いボケ具合の写真が撮れた。
ちょっとコントラスト弱めというか、優しい、でもエッジの効いた澄んだ感じのする、そうそう、花を撮ったら良さそうな色合いって、この頃のズイコーレンズの特色だと思うけど、識者の方、どうでしょう?
なんか、若い頃に撮った写真を思い出すような懐かしい色合いだ。
いやぁ、なんか、PEN で撮るとレンズの個性が色々感じられて面白いな。PEN E-P7 を買ったのは正解だった。(仕事用に買ったのに、もっぱら社長(俺)のプライベート写真ばかりに使われているけど(笑))
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