趣味の世界: 2015年5月アーカイブ

昨夜は2年ぶりの「公民館寄席」に。
昨年、第18回目は開催日当日にすっかり忘れてて観れなかった(^^;
翌週、「あれ?先週やったんや」と気づいた次第で。

ちなみに、例年 4月に開催されていたのだが、今年は 5月16日に。実はこの日は祖生ソフトボールナイターリーグの緒戦の日。もし、「れいぜん」の試合だったらこれなかった。
ラッキーであった。
というか、来年はまた 4月に戻してもらいたいなあ・・・と(^^;

で、昨夜の演目は、柳家喜多八さんが

「替わり目(元帳)」
「寝床」

の二席、入船亭扇遊さんが

「家見舞(肥瓶)」
「干物箱(吹替息子)」

の二席であった。

いやあ、どの話もハズレなく、マクラから爆笑の渦であった(笑)
うちのお袋なんか、座椅子ごと後ろにひっくりかえるんじゃないかと心配になるほど身体を反らせてひゃーひゃー声をあげて笑っていた。
最後列にいた親父の話だと、他にも笑い死にしそうなおばさんたちが何人もいたそうだ。おばさんというのは本当によく笑う(笑)

20150517_rakugo.JPG
まあ、実際、面白かったけど(笑)

いや、ほんとに、19:00~21:00の2時間、しっかり楽しませていただきました。
これが前売 1,000円で楽しめるんだから、主催の青少年育成祖生地区会議と河郷先生には感謝ですね。

ところで、柳家喜多八さんの噺は初めて拝聴したのだけど、扇遊さんの芸とは真逆というか、扇遊さんの話しぶりが舞台の芝居だとすると、まるで映画の芝居を見ているようなリアルな表現をされる人だった。
ついつい、笑うよりその演技の上手さに聞き入ったり(^^;その分、扇遊さんより笑いは少なかったが、こういう相反した演技をじっくり見比べられたのも幸せであった。

しかし、柳家喜多八さんの「酒」の話はホントに面白いねえ。
「元帳」のマクラで、角打ちでの酒飲みのマナー等について熱く語られてたんだけど、それがもうおかしくて、そのせいで帰宅後の晩酌は思わず安酒(「五橋」の上撰)で熱燗してもうた。いつもなら、まずは一杯ビールなのに(^^;

ちなみに、喜多八さんは祖生公民館寄席三回目の出演なのに、皆がそのことを忘れていたので、「まったく薄情な客だよ・・・ブツブツブツ」といった恨み言からマクラが始まり、いかにも喜多八さんらしい芸が見られてよかったわあ。(いや、どうも、そういう暗黒面から始まるのが柳家喜多八芸だと聞いたので(笑))

あ、そうそう。扇遊師匠は前日に腰を痛められたとのこと。無理して祖生まで来ていただいた。
早く良くなることをお祈りして、このエントリーを終わります。
VOX の amPhones というアンプ・シミュレーター内蔵ヘッドフォンを買ってみたんだけど、これ、なかなかええですなあ。

俺が買ったのは、「AC30タイプ」っていう、Queen のブライアン・メイも使っている VOX の真空管アンプの名器 AC30 のシュミレータ回路が組み込まれてるヤツ。

ヘッドフォンに、GAIN、TONE、VOLUME のコントロールが付いているので、簡単にナチュラルオーバードライブサウンドが得られるし。ええわぁ。

あと、AUX IN 端子もついているので、iPhone のヘッドフォン端子とオーディオケーブルで接続して、音楽再生しながらそこに被せてギター弾いたりできる。

20150509_head.JPG
俺は、ZOOM の RT223 というリズムマシンを接続して、色々なパターンのリズムに合わせて指運やストロークの練習してます。メトロノームじゃ味気ないので(笑)
リズムマシンに合わせて弾いてると、いかに日頃自分がいい加減なリズムで弾いてるかわかってええわあ。
そのうち、けっこうギター上手くなるかもよ、俺(笑)

地味な「良い点」だけど、ケーブルがヘッドフォンとギター間の1本だけで済むのもええわあ。(AUX 端子につないでるものは除く)

マジで、ギターアンプにつないでからヘッドフォンとか、iPhone をアンプ代わりにしてヘッドフォンとか、間に何か挟まるのと比べると「手軽感」が全然違う。
例えばいちいちアンプの電源入れるのが面倒臭いんで、手元で SONIC PORT 越しに iPhone につないでアンプシュミレータ動かし、SONIC PORT からヘッドフォンも伸ばして・・・ってことしてたんだけど、もうそれすら面倒くさくて、amPhones 買ってから一度も SONIC PORT 使ってないわ。

十日市の事務所用にも欲しいなあ。
仕事の合間にちょっとギターを手に・・・みたいなときにすごく良いわ。
女の子にモテるためにギター上手くなりたいし!(嘘)
今日は、車検終了後初めての遠出(といっても、往復170km程度だけど(^^;)で、山口市の山口県立美術館まで「篠山紀信展 写真力」を観に行ってきた。

20150505_kenbi3.JPG
行きは高速道路が糞空いてて、もう飛ばし放題。いや、もちろん俺は 80km/h をきちんと守って走ったのだが、まるで 140~160km/h で巡航していたかのようにあっという間に着いてしまった。
なにせ、自宅~県立美術館がドア・ツー・ドアで 1時間ジャストだったからな(笑)

ああ、久しぶりに GPZ1000RX の糞重い車体を操るの面白れぇ~

・・・で、肝心の「篠山紀信展 写真力」なんだけど、う~ん・・・今一つだなあ。

何と言っても、展示されている写真点数が少ないし(あっという間に観て回れる)、どの写真も代表的な作品なので、要は「どこかで観た写真ばかり」であった。

20150505_kenbi2.JPG
まあ、確かに例えば縦4m・横2mくらいに大きく伸ばされた写真は雑誌で観るよりも迫力あるけど、「で?」という感想以上のものは湧いてこない。

見せ方も、もっと写真一枚一枚にしっかりしたキャプションを付けて、もっと深い情報を与えてくれた方が面白かった。
いや、よけいな情報は排除して、純粋に「写真という作品」を楽しんでくれ・・・という意味なんだろうけど、わかるか!素人にそんなの!!

正直、写真はリアルすぎて絵画のように「観る側の想像」を掻き立てるものが少ないと思う。いや、写真家は反論したいだろうけど、わしら素人からしたらそれが事実だ。
何の情報もなくポンっと作品を提示されたら、正直、絵画の方が楽しみは大きい。何の情報もない写真は「お、すごいきれいだね」で終わってしまう。
いや、写真家の反論があるのはわかるけど、何度も言うけど、それがわしら素人や。
そういう素人の反応がいやなら、こういう展覧会なんかしなきゃいいのに。

20150505_kenbi1.JPG
あと、作品の発表順(年代)をわざと意識せずに、作品を例えば「ももいろクローバーZ」の斜め上には「小林旭」を並べるという見せ方も、なんか乱暴な印象しか受けなかったなあ。
いくら篠山紀信が回顧展的なものがいやだと言っても、やはりこうして過去の作品からまとめて見せるのであれば、ある程度発表順を意識した展示も必要だったのでは?篠山紀信はいやがるんだろうけど、俺らは作品を観て作品に感動するだけでなく、そこから篠山紀信という写真家を理解したいと思ってるわけだから。

「どの時代の写真も、どれも『俺の写真』だから」みたいな見せ方は乱暴すぎるわ!もう少し観る方の身にもならんか!金取ってるんだから(1,000円だけど)

ホント、一言でこの展覧会を評するなら「やっつけ仕事」だな(笑)

まあ、一番罪が重いのは企画したヤツなんだろうけど、それにOK出した篠山紀信も悪いわな。

でも、夫婦で来て、楽しそうに写真を見ながら話をしている中高年も多かったなあ。
ま、夫の定年後には離婚を控えている彼らが一時でも幸せな時間を過ごせたのなら、この写真展も意味があったのかもしれないけど(笑)

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