俺の愛銃 FNC-3(ファブリック・ナショナル社製ブローニングC-3)が壊れてしまった。
中途半端に折った状態で銃床を床に当ててしまい、そこから強引に最後まで銃を折る形になってしまった。
実際に上下二連の散弾銃(元折銃)を使ってないとわかりづらいかもしれないが、散弾銃は弾を込める時に銃を折って銃身の端を露わにする(機関部の解放)。
これは、銃の上部についている開閉レバーを横に押しながら行うが、途中まで折ったところで開閉レバーから指を放すと、レバーは元の位置にもどり、中途半端に折った状態でまたロックされてしまう。他の銃はどうか知らないが、俺の銃はそうなる。
その状態から、開閉レバーを操作せず、強引に銃を最後まで折ってしまう形になったということだ。
わかりづらいかもしれないが、これ以上はよう説明せんわ(^^; わざと折ったわけじゃないし(^^;
で、そういう強引な開閉を行ったことで、撃鉄バネが曲がってしまったようだ。
銃を閉じようと思っても部品がきちんと銃内に収まらず閉じれない(^^;
完全に部品交換案件なんだけど、FNC-3 はなにせ古い銃だ。「ラーメン一杯 60円の時代に、FNC-3は 300万円で売られていた」と言われる銃である。ラーメン一杯 60円っていつの時代?(^^;
もう廃銃にするしかないかなあと思いつつも、この金曜日。仕事で休みをもらったので、周南市鹿野にある「原田銃砲火薬店」に銃を持ち込んでみた。
店主はざっと銃を確認すると、「治りますよ」と。おお!!治るのか!!
ただ、そのために莫大なお金がかかるのであれば、いっそ廃銃にして、猟師をやめる人が銃を安く譲ってくれるのを待つほうがいい(^^;
そんな俺の心を見透かしたかのように、店主から「これは良い銃だから、治して使った方が絶対に良い」という言葉が。
余談だが、「俺でこの銃のオーナーは 5人目だと聞きました」と言うと、「その前の 4人、全員わかりますよ」と。「なんでだと思います?この銃が良い銃なんで、僕の記憶に残ってるんですよ」と。そこまで言われると、なかなか「もう廃銃にします」とも言えない(^^;
まあ、俺もこの銃、気に入っているので、治るのなら治る方が良い。
改めて修理代を確認すると「オーバーホールする時みたいに全バラして、曲がった部品に焼きを入れながら徐々に伸ばしていかないといけないので・・・」と言われる。ダメだ、絶対高くつくわ・・・と諦め気分だったのだが、なんとか俺の小遣いから払える範囲で済みそうである。即、修理をお願いした。
11/15 の猟の開始までには間に合わせますよ・・・とのこと。ありがとうございます!!
いやあ、ほんと、単純な作りの上下二連銃だけど、やっぱ機関部はそれなりにデリケートな作りなわけで、大切に扱わないといけませんな。(大切に扱ってなかったわけではないけど)