狩猟: 2017年10月アーカイブ

俺の愛銃 FNC-3(ファブリック・ナショナル社製ブローニングC-3)が壊れてしまった。

中途半端に折った状態で銃床を床に当ててしまい、そこから強引に最後まで銃を折る形になってしまった。

20171020_fnc-3.jpg
実際に上下二連の散弾銃(元折銃)を使ってないとわかりづらいかもしれないが、散弾銃は弾を込める時に銃を折って銃身の端を露わにする(機関部の解放)。
これは、銃の上部についている開閉レバーを横に押しながら行うが、途中まで折ったところで開閉レバーから指を放すと、レバーは元の位置にもどり、中途半端に折った状態でまたロックされてしまう。他の銃はどうか知らないが、俺の銃はそうなる。
その状態から、開閉レバーを操作せず、強引に銃を最後まで折ってしまう形になったということだ。

わかりづらいかもしれないが、これ以上はよう説明せんわ(^^; わざと折ったわけじゃないし(^^;

で、そういう強引な開閉を行ったことで、撃鉄バネが曲がってしまったようだ。
銃を閉じようと思っても部品がきちんと銃内に収まらず閉じれない(^^;

完全に部品交換案件なんだけど、FNC-3 はなにせ古い銃だ。「ラーメン一杯 60円の時代に、FNC-3は 300万円で売られていた」と言われる銃である。ラーメン一杯 60円っていつの時代?(^^;

もう廃銃にするしかないかなあと思いつつも、この金曜日。仕事で休みをもらったので、周南市鹿野にある「原田銃砲火薬店」に銃を持ち込んでみた。

店主はざっと銃を確認すると、「治りますよ」と。おお!!治るのか!!
ただ、そのために莫大なお金がかかるのであれば、いっそ廃銃にして、猟師をやめる人が銃を安く譲ってくれるのを待つほうがいい(^^;
そんな俺の心を見透かしたかのように、店主から「これは良い銃だから、治して使った方が絶対に良い」という言葉が。

余談だが、「俺でこの銃のオーナーは 5人目だと聞きました」と言うと、「その前の 4人、全員わかりますよ」と。「なんでだと思います?この銃が良い銃なんで、僕の記憶に残ってるんですよ」と。そこまで言われると、なかなか「もう廃銃にします」とも言えない(^^;

まあ、俺もこの銃、気に入っているので、治るのなら治る方が良い。
改めて修理代を確認すると「オーバーホールする時みたいに全バラして、曲がった部品に焼きを入れながら徐々に伸ばしていかないといけないので・・・」と言われる。ダメだ、絶対高くつくわ・・・と諦め気分だったのだが、なんとか俺の小遣いから払える範囲で済みそうである。即、修理をお願いした。

11/15 の猟の開始までには間に合わせますよ・・・とのこと。ありがとうございます!!

いやあ、ほんと、単純な作りの上下二連銃だけど、やっぱ機関部はそれなりにデリケートな作りなわけで、大切に扱わないといけませんな。(大切に扱ってなかったわけではないけど)
昨夜 22:50頃、国道437号線を玖珂方面に向けて走っていると、東中のライスセンターの方から、航太氏宅側の田んぼに向けて、猪が道路を横断。
土地勘のない人に説明すると、「らーめん彩龍から国道2号線側に100mほど走った」あたり。

20171017_inoshishi.jpg車の 10m以上前だったので衝突の恐れはなかったが、ドライブレコーダーを再生してみると、「おお、猪出た!」って興奮して叫んでたわ、俺(笑)

残念ながら、ドラレコの映像は黒い固まりが横切って行くのが分かるくらいのものだったが(暗いし、車の速度も出てたし、レンズ短いし、良い品質じゃ撮ってないし)、実際には車のライトに照らさられてはっきりと「泥に汚れた灰色の毛をした 40kgくらいの成獣」が確認出来た。(写真じゃほぼ見えないけど(^^;)

やばいなあ(^^;;
昨日は息子を玖珂駅まで迎えに行くのでたまたま車だったが、俺、このくらいの時間にこの道をウォーキングすることあるからなあ(^^;;

今度からナイフをポケットに忍ばせとくか。でも、護身用のナイフ所持は認められてないし、職質受けてナイフが出てきたら、完全に事情聴取案件やなあ(^^;;
田舎では、武器の携帯を認めてほしいよ。

ま、というわけで、東中あたりの方はご注意ください。
(というか、これ、どっか届けておいたほうがええんかね?)
今日は猟友会の射撃会があったのだが、なんと出発直前に散弾銃が故障(ま、この話は改めて書きます)(^^; おかげで射撃会には不参加。

20171015_ace1.JPG
しかし、せっかく熊毛射撃場まで行ったので、エースハンターという空気銃の照準調整をして帰ることにしたのだ。

弾も無くなっていたので、FX社製エアーライフル用ペレット(22CAL、5.52mm、16GRAINS、1.030g)を買う。3,500円也。
U師匠(二人います)からは「エースハンターじゃ(弾の重量が)重いんじゃないか?」と指摘があったんだけど、エースハンターを買った新潟の銃砲店の大将が「エースハンターは重い弾の方が安定して良く当たる。バラクーダを 1缶付けてあげるんで試してみなさい」と言うてたのがもう頭に刷り込まれているので、ま、いっかなっと。(バラクーダは FX より更に重く、1発 1.360g あったんで)

なにはともあれ、エアピストル選手の方のU師匠にアドバイスをいただきながら射撃開始。

最初の一発目。立って構えて撃ってみたんだけど、ほぼ狙い通りに、なんと中心から 2周り外の 7番の円の中に着弾。いや、マジで調子ええやん。数ヶ月ぶりのエアライフルだけど、数ヶ月前より撃てるようになってるんちゃう?俺(くすくすくす)・・・といい感じで照準調整に入った。

んが、なかなかピシっと真ん中に当たるように調整できない。(調整射撃は、木の台の上にライフルを固定して行う。(まあ、ちょっとグラグラ動いちゃうんだけど(^^;))

今回は師匠に調整の正しいやり方を教わった。

俺は一発撃って、例えば左に弾がずれていれば、銃を台からおろし、スコープのウィンテージノブを左方向に回し、また構えて一発撃って・・・を繰り返していたのだが、これだと効率が悪い。
一発撃ってハズレたら、銃を台に固定したままノブを回し、レティクル(十字マーク)が着弾点の上に行くように調整すればいい。これが一番楽な方法である。なるほどお。
これで、(上の例のように左に着弾点がずれていた場合は)今度狙いを付けた時には、今までより銃が右に振られることになるわけだ。

それと、俺はスコープを覗く姿勢が悪いようだ。
調整しても、調整しても、弾が左に寄るのである。つまり、斜めからスコープを覗いてしまっているんだなあ。
これも師匠から、スコープの手前の枠と奥側(銃口側)の枠の影が同心円になるように見れば真っ直ぐ見れてることになるから・・・と言われ、たしかにそうすることで真ん中に当たるようになった。

20171015_ace2.JPG
あと、引き金は「絞れ」ってことね(笑)

どれも、空気銃使いとしては常識なことばかりかもしれないが、なにせ我流で適当にやってる俺には目からウロコなことばかりであった。

真ん中に集まりだしたところでもう少し撃ちたかったのだが、なにせエースハンターは空気をポンピングで手動充填である。これがきつい。20発くらい撃つと俺はもう腕がパンパン。若干心残りだが、調整を終了したのであった。

ところで、射撃場に置いてある木の台、エースハンターはきちんと固定できないし、高さ調節も面倒くさい。照準調整用にエースハンター専用の台を作るかな。

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