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北海道ツーリング初日。9/2(火)。朝から雨。

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国道244号線を根室に向けて走る途中、別海町の「道の駅 おだいとう」でトイレ休憩。
わしらくらいのベテランライダーになると、道の駅を見つけたら必ず排尿しておかないと、あとで酷い目に遭うけえのお。

ちなみに「おだいとう」は漢字では「尾岱沼」と書く。手つかずの自然が残り、ホッカイシマエビ漁が盛んなエリアだそうだ。

で、「おだいとう」は道の駅にしては建物もかなり小さく、こりゃ、飯食う店もないかもな・・・って思ってたんだけど、地元のスープカレー専門店「らっきょ」が店を出していた。

というわけで、「ホタテのスープカレー」1,100円を注文。
まあ、メニューもこの他には、コーヒーやソフトクリームくらいしかなく、食事はこれ一択なんだけど。

ライスが北海道の形をしているなど、いかにも「観光客向け」料理然としているのだが、さすがに専門店。カレーは美味かった。
このスープカレーには辛味がついていないので、自分で赤い粉(カイエンペッパー?)を入れて辛くする。小さじ半分で「中辛」になります・・・ということだったので、小さじ一杯入れてみた(笑)。それで激辛になるわけでもなく、大人の男性ならこのくらいがちょうど良いんじゃないかな?

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まず、ホタテフライをそのまま一口食べてみて、ホタテの味を堪能したら、残りをスープカレーに漬けて・・・と席の前に説明書きが置かれている。その他にスープの中には生殖巣やヒモのぶつ切りが思った以上に入ってて満足できた。

ちなみに、ポテトが4つ付いてくるが、これは北方四島を表しているそうだ。
知床半島から納沙布岬(根室市)の間の市町村には、北方四島からの引揚者やその子孫も多く、返還要求活動に熱心である。

元々、北方四島の日本の領有権は、ロシアとの通商条約の中で決めたもの(戦争の代償などではない)。変換が正しい道だと思うぜ、プーチン。
今回の旅の一番の心配は「リッターバイク2台の積載」であった。
ハイエースの荷台に「2台積み」の情報をネットで探すんだけど、あってもオフロード車2台とか、とりあえず積んでみただけ(タイダウンはなし)とか、大型バイク2台積みの情報は本当になくて、自分たちで試行錯誤をするしかなかった。

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ハイエースは荷台の中央部と後部の2箇所左右に計4個のフックがあるが、2台のオートバイの前後を左右にタイダウンするには場所も悪いし数も足りない。
結局、後部シートを固定するときに使う床のアタッチメントや、運転席のシートレール、助手席のシートベルトの取り付け部などをフック代わりにした。

また、2台積むと作業スペースも限られるため、通常のロープなどを締め付けるのがほぼ無理。隙間に身体を滑り込ませての作業になり、力をかけることができない。そのため、ラチェットベルトは必須だ。
人力で締め上げるロック機構のついたベルトも使ったが、結局、しっかりオートバイ2台を固定するのに、6本のラチェットベルトを使用した。
ラチェットベルトは2本しか持ってなかったので、4本をナフコやジュンテンドーで買い足した。予定外の出費だ(^^;;;

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これで固定はできたのだが新たな問題発覚(^^;;;
フック位置の制限で、隼の「右のハンドルは前方向に」「左のハンドルは後ろ方向に」ベルトをかけるしかなく、つまり、ハンドルを左に切るような形に力がかかるため、前タイヤを固定しているスタンドがだんだん左側にズレてきて、結果的にベルトが緩んでしまう。

同じく中、高校時代の友人で整備士のてっしゃんにそれを指摘され、てっしゃんのアドバイスでスタンドを固定し、なんとかこれも解決。ほんま、一筋縄ではいかんわ(^^;;;
まあ、モンスターは軽量だし、フレームが剥き出しなのでベルトをかける位置も自由度が高く、早い段階でしっかり固定できたんだけどね。

そうして苦労したおかげで、無事荷台でオートバイが転倒することもなく(笑)舞鶴フェリーターミナルに到着。19時ちょうどに着いたのだが、乗用車一番乗りだった。
ブログに書いてなかったのを今思い出した。ここに書いとかないと、俺の記憶では「なかったこと」になっちゃうので、さっそく書いておこう(笑)

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何せ俺も頭の回転が異常に良い分(笑)、記憶力がさっぱりで、「あれ?あそこに行ったことあったっけ?」の確認がこのブログなのよ(笑)

もう、2か月以上前の 2/8 のことだけど、戦没遺族会中国・四国ブロックの青年部・婦人部合同研修会が徳島市であって、研修が終わったあと、懇親会ってことで「阿波おどり会館」に出かけたのだ。
徳島県内にはたくさんの阿波踊りの団体があるそうで、それが日替わりで踊りを見せてくれるのだ。この日は「さゝ連」という団体のショーであった。

いや、もう、まったく阿波踊りに対する情報がない状態(TVのニュースで、お盆に徳島市で行われる「阿波おどり」で黒い金が動いたとか、企画の不備で現場が大混乱とか、そういう話を聞くくらい(^^;;;)で観に行ったんだけど、いやあ、素晴らしいよね。

男踊りとか女踊りとかいう言葉もよくわからんし、後日「さゝ連のなんていう踊りを観られたんですか?」とか聞かれてもよくわからんかったけど、楽しかったし、ピシっとそろった踊りはすごいと思った。
いや、ほんと、ちゃんと修練されている本物のステージは素晴らしいね。大雪の中、苦労して徳島市まで行って本当によかったと思いました。

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最後は、観客も含めて「踊る阿呆に観る阿呆、同じ阿保なら♪」と踊り狂う。

娘に「お笑い芸人とか、売れない役者と結婚しても良いけど、ダンサーだけはダメだぞ。ダンサーのナルシスト度が俺の許容範囲を超えてて、娘の夫とまともに話せないということになるからな」と常々言い聞かせている「踊り」にまったく理解のない俺も、ステージの上を芋虫のように這いずり回って楽しんだよ(笑)

ちなみに、阿波踊りの基本は「右だして右ひっこめて、左だして左ひっこめて」だからね。皆、覚えといてね!
北海道最終日は、小樽から北上して余市の方をぐるっと回ってみようと思っていたので、テントは張ったままで、キャンプリゾート・ホリッパを 7時すぎに出て札幌市街をささっと駆け足で回ってみた。

キャンプリゾート・ホリッパから札幌市街地までは 20分ほど。

まずは、「日本がっかり三大観光地」にランクインしてるけど、ここは外せないでしょう。

札幌市時計台

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朝 7:30、もうけっこうな数の観光客が。皆、朝早いなあ。インバウンドの中国人が多いな。

ちなみに、俺的にはそんなに「がっかり」感はなかったな。
まあ、高知市の「はりまや橋」のがっかり度が俺的には群を抜いているからなあ(笑)
もうひとつのがっかり名所、オランダ坂(長崎市)も俺的には味があって良いと思ってるし。

さあ、次に向かうのは「北海道通」の人に、早朝ささっと見て回れる観光地って?と聞いて教えてもらったとこ。

さっぽろテレビ塔

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まあ、テレビ塔です(笑)
でも、それなりに迫力はあるよ。何せ、朝 7時台なので店とか博物館的なものはまだ開店時間を迎えてないので、こういう風に外から眺めて「へぇ~」と思う系の観光地しか回れんのよ。

そして最後は・・・

円山公園。ただし、開門してなかったので入口から中をチラ見しただけ(笑)

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単に地図見ていて「お、円山公園ってのは何か聞いたことがあるぞ?」って行ってみました(笑)

しかし、札幌市内って道が広いね。驚いたのが、3車線、4車線あるような道でも、中心部は「4車線全部一歩通行」みたいな道がある。「一方通行はせまい道」って先入観があるので、ほんま、なんじゃこりゃ?じゃったよ(笑)

札幌の一番の思い出が「一方通行」だけかよって怒られそうだけど、札幌は夜と早朝しか走ってないんでご勘弁を。
北海道ツーリング最後の夜。9月7日晩~9月8日朝までの宿泊先は、札幌近郊のキャンプ場「札幌手稲キャンプリゾート・ホリッパ」であった。

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北海道初日に初山別のキャンプ場のテントの中でネット予約した。
会員登録が必要で、その初期登録料と、バイクサイト大人1名 1泊 2,420円。併せて 3,420円である。

正直、「高っ」と思ったんだけど、まあ、最後のキャンプはシャワーを浴びたり、何ならキャンプ場内のカフェで飯食ったり、こぎれいに済ませたいからな・・・と思って予約をポチっと。

いや、「キャンプリゾートって名乗るくらいなんで、シャワーとかカフェ併設とか、そんな感じのおしゃれキャンプ場なんでしょ?日頃はそういうところは利用しないんだけど、北海道最後の夜なんで、ちょっとおしゃれにラクしますわ」って。

・・・むっちゃ手作り感満載なキャンプ場でした(笑)

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なんやねえん!!「キャンプリゾート」って!!?(^^;;;

当然シャワーはない。自販機でビールは買えるけどカフェやレストランは近くにない。前の道路には中央分離帯があり右折できないので、いったんキャンプ場を通り過ぎてUターンしてこないと入れない。入口付近は照明があるけど、バイクサイトは真っ暗。オートバイの灯りでテントを立てる・・・

トイレは簡易トイレを何台か寄せ集めたもの(それでも洋式なので助かった)。キャンプ場内に畑がある。ひょうたんも作っている。そのせいかコバエが異常に多い。飯食うのに苦労するくらいコバエ(正確な虫の名前はわからんけど)が飛んでいる。口を開けると・・・ひぃ(^^;;

良いところは、札幌の市街地まで近いってことと、ほとんどの種類のゴミが捨てていけるのがオートバイツアラーにとっては嬉しいかな・・・ってくらい。

いや、マジで「あんだけ金取ってこれかよ?」感のあるキャンプ場なんだけど、ここをほぼ一人で(多分)切り盛りしているお姉さんの人柄で「また来てもいいかな」と思える(笑)
顔も覚えてないし、記憶にあるのは酒枯れした声くらいなんだけど(笑)、いやあ、あれだけ溌剌としてるとこっちも元気になるわ、マジで(笑)

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最初、「もしかして、このキャンプ場ってこのお姉さんが一人で開墾して作ったんか?このお姉さんがオーナーなん?」と思ったほどだ。

実際は飲食店や警備会社、イベント会社などを幅広く運営している大阪の株式会社ゼネラルマネージメントとかいう会社がやってるみたいだけど。あのお姉さんがいなくなったらこのキャンプ場、立ちいかないやろ(笑)。ぜひ、役員待遇で(笑)

ま、こういう予想外の展開があるのが旅の楽しさなんだろうね(笑)
昨年9月の北海道ツーリングでは、あまり「いかにもな観光地」には行ってないんだけど、それでも北海道通の人に「ここくらいは行っといたら」と教えてもらったところにはポツポツ行っている。

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ちなみに、俺は「北の国から」を一話も観たことがない国賊なので(第一話と、特別編みたいなやつを10分くらい観たことはある)、「富良野の〇〇を見て」的なアドバイスは全無視でした(笑)

そんな、「一応観ておくか」と訪れた観光地で一番「だから、なんやねん」と思ったのが美瑛町白金にある「青い池」。

写真とか見て、「ターコイズブルーやん。幻想的やん」と期待していったのだが・・・

青く無ぇ~。いや、青いんだけど、この青、青い空が映り込んでるだけやあ~(^^;

まったくターコイズブルーじゃなくて、ただ水面に空が映ってるだけなのよ。鴨猟で池回ってたら、こんな青い池、山口県内でも見るわ(笑)

雨とか降った関係なんかね?ベストな状態でないとターコイズブルーは楽しめんか。
そもそも青くなるのは Wikipedia によると、

水酸化アルミニウムなど、主に白色系の微粒子が含まれており、美瑛川本流の水と混ざることによって分散され一種のコロイドが生成される。水中に差し込んだ太陽光がコロイドの粒子と衝突散乱して水の吸収による青色の透過光が加わり、美しい青色に見えると言われている

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ということで、まあ、ちんぷんかんぷんなんだけど(笑)、この池自体が出来たのが 1988年(昭和63年)と若い。十勝岳の噴火による火山泥流災害を防ぐために作られた堰堤に水がたまった人工池である。つまり、何百年、何千年と青かったわけではないのだ。

これ、水酸化アルミニウムの量が減ったりして、そのうちまったく青くなくなるんじゃね?

ちなみに、「たまたま水がたまってできた池」なので、国土地理院の 2万5千分の一の地図だと「みずたまり」扱いで池として載っていないそうである。そこのところは面白い。

何にせよ、青くなくなる前に行けたのは良かった。いや、青くなかったけど(笑)
昨年9月の北海道ツーリングでの神居古潭に関する話は、以前、そこで発生した「旭川女子高生殺人事件」に関する話しか書いてなかった。というわけで、神居古潭観光のつづき。

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俺、現地に行くまで、神居古潭って「昔のアイヌの集落などが復元されたところ」、弥生古墳群とかさ、そういう展示がされている博物館というか、公園的なものって思ってたら、全然違うのね(^^;;;

石狩川や、国鉄時代の旧神居古潭駅舎から始まる遊歩道などが整備された、いわゆる景勝地なのね。見たかった「アイヌの家」などはありませんでした(笑)

でも、ここにはD51(デゴイチ)があるぞ!

D51というのは「国鉄D51形蒸気機関車」のこと。日本で一番多く作られた蒸気機関車で、1号車が作られたのは今から 90年前のことだ。

ここにあるのは「D516」。製造番号 1648。1935年に最初に作られた23両のうちの一台である。

1935年に川崎車輛にて製造。1936年北海道に渡り 33年間北の大地を走る。そして、1969年廃車。そのまま旧神居古潭駅にて展示保存。
屋根もなく雨ざらしだが、保存状態はまあまあ良い。錆や緑のコケ(カビ?)が全体をうっすら覆っているが、腐って穴が開いたようなところはない。

以前は、運転席(キャブ)にも出入り自由だったらしいが、計器を盗難する心無い鉄道ファンなどがいたため現在は立ち入り禁止。
まったく、一部の馬鹿のせいで、わしらまともな人間が割を食う世界をどうにかしたいね。

俺にとって D51は特別な汽車だ。なにせ、汽車の中で知っているのが D51 だけだ。他にどんな汽車があるのか知らん。あ、「C62」は知ってる。あるでしょ?ここに D51 と一緒に展示されてたもの(笑)

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なんでD51だけ知っているかと言うと、小学校に上がるとき、初めて買ってもらった「下敷き」がD51の写真が印刷されたものだったのである。いまだに覚えている。俺は絵が好きだったので、小学生低学年の頃は完璧にD51を描くことができた。

ただし、下敷きに載っている右45度からの姿だけだけど(笑)

俺を40数年前の祖生東小学校時代にタイムスリップさせてくれる存在がD51なのである。

ちなみに俺は「デゴイチ」って読んでたけど、「デコイチ」が正しいの?そういう話も聞いた。
うそでしょ?だって「5」は「ゴ」じゃん。「フグ」を「フク」と呼ぶ的な?(笑)
ここのところ寒くて愛機・ドゥカティ モンスター(DUCATI MONSTER S2R 1000)に乗ってなかったのだが、熊毛のラーショまでモンスターで出かけたので、そのまま周南方面に走ってみることにした。

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しばらく 2号線を走っていると、熊毛ICの看板とともに「光市」の文字。
そういえば、久しく光市にも行ってないなあ・・・と思い(鴨猟で車に乗って山間を走ったことはあるが、市街地となると多分10年近く行ってないなあ)、そこ、岩徳線高水駅のところで左折。

熊毛ICを過ぎたところで県道8号線に入り、県道63号線、「ジョイフル光小周防店」を右折して県道144号線を道なりに進む。日鉄ステンレスのところで国道188号線に合流・・・といういつものコース。周東から直接向かうと、米川からずっと県道144号線だけどな(笑)

しかし、光市は飯屋(家族で利用するファミレスクラスの店)が多いなあ。国道188号線にずらっと飯屋ばかりが並んで、中華、寿司、ファミレス、なんでも選び放題じゃん。岩国、こんな感じのところが無いからなあ。広島でも、国道2号線上りの東雲のあたりくらいじゃない?ずらっと飯屋が並んでるのは。

光市、すごいな。今度、家族で来ようてえ。

そして、虹ケ浜海水浴場でトイレ休憩、室積、平生と通って柳井で周東方面へ。黒杭川ダム、
黒杭川上流ダムと走り抜け、中山湖でトイレ休憩。寒いときにバイクで走ると頻繁なトイレ休憩が必要になるのは世の定め。その後、小便を漏らすことなく無事帰宅。まだまだ俺も若い。簡単には漏らさんよ!

結局、何Kmくらい走ったんじゃろ?70Kmくらい?ま、大した距離ではないけど、L型ツインの振動をふぐりで感じて、しっかりリフレッシュできたのであった。
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9/3~9/8 の6日間の北海道ツーリングの費用をまとめてみた。
(実際は 9/1~9/2、9/9~9/10の移動時間もあるので、全部で 10日間分の費用だけど)

小計、合計のみ書き出すと、

項目金額
フェリー代(舞鶴~小樽 往復 大型2輪+ツーリストS)66,800
食事代(10日間) 48,161
宿泊費(ホテル、キャンプ場) 28,145
ガソリン(ハイオク 走行距離 約2,900km) 25,494
有料道路通行料(岩国~舞鶴含) 13,380
観光(入場料等) 2,880
おみやげ 21,448
その他 1,848
合  計208,159

こんな感じ。

どうしようもないフェリー代を除けば、やっぱり食事(食費)が一番かかってるなあ。
食事はほぼ道の駅とかで済ませた(地元の安い店を探したりは皆無)ので、1日 5千円くらいかかってるな。夜はコンビニ弁当とかだったけど、ビールとか一緒に(数本)買っちゃうしね。

オートバイで走ってると、やっぱしっかりした食事が取りたいしね。車なら貧相な食事で腹を空かせててもなんとかなるけど、やっぱオートバイはエネルギーがいるからね。

今年は、友達誘って二人で折半旅を考えてるけど、オートバイを積んでいく車は二輪のほぼ倍フェリー代がかかるし(二輪 2台別々に行くより、一人 1千~2千円くらい安くなるだけ)、ガソリン代も車(ハイエース)は燃費が二輪の二分の一なんで費用はほぼ変わらず。

あっ、有料道路通行料は二分の一にはならないけど、数千円は安くなるかな。

まあ、それぞれ二台で行くより高くなることはないんだけど、びっくりするほど安くはならないかなあ。

でも、そもそも日程が 1日短くなるので(移動 4日、北海道内 5日)、その分はもちろん安くなるし、宿泊費は最悪運転交代しながらの車中泊だって可能なので、まあ、半分くらいでいけるかも。

ま、本州の西の果てから行くんだから、それなりにかかるよね(笑)
オロロンライン(国道232号線)を走っていると、何やら怪しげな巨大オブジェが・・・

羽幌町の入り口に立つウミガラス(オロロン鳥)のモニュメント。正しくは「オロロン鳥レプリカ」?・・・いや、知らんけど(笑)。巨大な鳥の像である。

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高さが 7mを超えるらしい。
あの(「悪名高い」と言っていいのかな?(笑))「自ら考え自ら行う地域づくり事業」。俗に言う「ふるさと創生一億円事業」で建てられた像らしい。(違ってたらごめんなさい)

交付された一億円は一般の事業に回せないため、困った自治体が色々変なもん作ってたよなあ。純金のコケシとかカツオとか(笑)。たしか、それを売って現金化して儲けた自治体もあったとか(笑)。ずるいなあ(笑)

この事業は俺が22、23歳の頃に行われたが、多くの若者が「政治家も役人も基本的に馬鹿」と思い知らされた絶望的政策だった(笑)

あの一億円で建てられたモニュメント類は、結局維持費が出せなくてどんどん朽ち果てていってると聞く。なんか、「オロロン鳥レプリカ」ももっと数があったのに、現存しているのは 2体だけと聞いたんだけど、実際のところどうなんでしょ?
その辺の事情を知ってる識者の方がいらっしゃれば教えてください。

あ、いや、やっぱいいです。愚かな政策の成れの果てには特に興味ないので(笑)

でも、この像もちゃんと整備されているのかどうなのか結構微妙な感じだったなあ。早く見ておかないと、これもそのうち朽ち果てて無くなっちゃうかもよ。北海道へ行ったら是非この像を訪ねてみてくれ!(笑)

ちなみに、像の前から国道に戻るときの段差がすごいです。ドゥカティの底擦っちゃったよ。

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