shinoda: 2025年11月アーカイブ

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今回の戦没者慰霊の旅では「メルキュール沖縄那覇」というホテルに二泊したんだが、けしからんことに、ここの朝食会場に泡盛の焼酎サーバが置いてあるのよね。

ハイビスカスティーなどと並んで、泡盛のブランドである「海人」の文字の入った陶器のサーバが。

もちろん堅物で融通の効かない生真面目さだけが取り柄の俺に朝から飲酒の習慣はないが、朝食会場に置かれた泡盛は沖縄の人たちの「めんそーれ」(歓迎)の気持ちを表したものなのだろう。
呑みたくない。朝から酒など呑みたくないのだが、仕方ない、仕方ない。

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沖縄の人の気持ちを無下には出来まい。

俺は仕方なく、本当にイヤイヤ泡盛をグラスに注いだのであった。つらい。

肴は「ジーマーミー豆腐」やチーズ、漬物などを朝食バイキングから取ってくる。 窓際の席に座り、道ゆく通勤の人を見ながら飲むストレートの泡盛。 サイコー!いや、つらい。本当は呑みたくない。

ああ、ほんま、朝から呑む酒の旨さよ(笑)。いや、違う、違う、朝から呑む酒のつらさよ・・・だ。まじで、まじで。
実は、沖縄二日目。慰霊祭のあとの昼食は「沖縄そば」の予定だった。
ところが、予定されていた飲食店が直前に食中毒を出して、昼飯はバスの中で弁当になった・・・

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しかし、せっかく沖縄に来たんだから、沖縄の麺料理は食べていきたい。というわけで、2日目の晩飯の前に少し時間ができたので、国際通りに出て沖縄そばを食べられる店を探したのだ。
そしたら、「郷土料理 ここ 国際通り店」ってとこで「タイムセール 沖縄そば 700円」の看板が。即入店(笑)。無事沖縄そばにありつけたのである。

タイムセールでなければ沖縄そばが 900円、ソーキそばが 1,100円。200円ほど安くなっているようだ。ソーキそばのタイムセールはない。
ちなみに、沖縄そばに乗ってるのが煮豚(豚バラ肉)、ソーキそばに乗っているのがソーキ(スペアリブ)である。味は一緒(だよね?(笑))

しかし、この「郷土料理」の店、店員全員外国人やん!!パキスタン人の女の子とか。どこの「郷土料理」やねん(笑)
今週水、木、金は山口県南方地域戦没者慰霊祭参列のため沖縄へ。

式は木曜日の 11:00から、糸満市摩文仁(まぶに)にある平和祈念公園内の「防長英霊の塔」にて行われた。

村岡県知事、岩村県遺族連盟会長をはじめ、県議員団や沖縄在住の県人会、沖縄県護国神社の禰宜などたくさんの方が列席くださり、うちの祖父を含む戦没者の御霊を慰めていただいた。

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俺は無神論者でオカルト完全否定派なので、実際に人の魂が死後も人格を持って存在しているとか、あるいは天国や地獄の存在とか、そんなことはまったく信じてはいないが、それでも「死んでしまった人間のことはどうでもいい」とは決して思わない。

死んでいった人間、それも非業の死を遂げた人間のことをいつまでも忘れず、その死を教訓として生きていくことは大切だし、感謝や敬意の気持ちも忘れてはいけない。
慰霊祭の中、1945年5月13日の激戦の沖縄で非業の死を遂げた祖父に「痛かったか?暑かったか?喉は乾いてたか?悔しかったか?寂しかったか?家に帰りたかったか?」と心の中で話かけていた。

本当に二度と非戦闘員の国民を巻き込む戦争などしてはいけない。

戦争はなくならないという人もいるが、戦争を止めることはできる。相手が攻めてきたらどうしようもないという人もいるが、攻めようと思わせない状況を作ることはできる。それが政治力だ。そして、それをバックアップする軍事力である(だから俺は防衛費も必要経費だと思うし、なるべく「安全に」自衛隊員に任務を行なってもらうためには最新設備への更新も必須だと思っている)。

それを「日本を守るために国民も血を流さないといけない」とか言う政治家は責任を放棄した能無しのポンコツである。お前らの仕事は「国民に血を流させないこと」やぞ。
沖縄や南方の島々(フィリピン、タイ、ベトナム等々)で戦死された山口県出身の戦没者の慰霊のため沖縄へ。
11/6、「防長英霊の塔」にて慰霊祭が行われるので参列する。

岩国空港から那覇に向けて出発。

俺の祖父は、もう三ヶ月すれば終戦という昭和20年5月13日に沖縄本島で戦死した。
家に帰ってきたのは「歯」だけである。

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どんな死に方をしたのかもわからない。
機銃で撃たれたか、火炎放射器で焼き殺されたか。せめて苦しまずに即死であってくれと思う。なんで孫の俺がじいちゃんのことを「即死であってくれ」なんて思わんといかんのや。それが戦争の不条理だ。

戦争を無くすことは不可能だと言う人がいるが、小さな小競り合いはあるだろうが、戦争そのものは無くせると思っている。
だがそれは「自衛隊を無くせば、軍隊のいない国に中国やロシアが攻めてくることはない」という根拠のない愚論や、「攻めてきたやつらと酒を酌み交わして友達になれば良い。武器はいらない」というような狂人の戯言ではない。

政治家の口八丁で「日本を攻めたらこっちが損をする」ということを徹底的に中国、ロシアをはじめとした侵略国家に思わせること。そして、その根拠となるだけの最低限の力(はったりが効くだけの力)を持つこと。

絶対俺らの子供達を戦争に巻き込まないためには綺麗事や子供じみた思想ではダメだということを、沖縄で戦争の爪痕を直に見ることで強く思わされる。
この日曜日は、俺も参加している Facebook上で活動するドゥカティオーナー会「Ducati Owners Club Nippon」(通称 ドカポン)の「第16回中国MTG 周防大島ツーリング」が開催された。

・・・が、俺は仕事で参加できず(;_;
俺の庭のような周防大島で開催されるのにぃ〜

ということで悔しいので、前日、一人だけで周防大島に出動。ただ、午後から予定していた広島市安佐北区での仕事が 1時間早まったので、駆け足で走り抜けた感じ(^^;;;

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一応、目的として「中川鮮魚店のうに丼を食べる」というのを掲げスタートしたのだが、時間が早すぎたので、まだ中川鮮魚店の「お食事提供時間」ではなかった・・・
しかも、うに丼は 3月〜10月の季節限定メニューだった・・・(まあ、こっちは頼めば出してくれそうだけど)

というわけで、「まだ腹が減る時間じゃなかろう」と笑いながら登場した大将と、駐車場でハチ被害の話をしばらく話して撤退(^^;;; 駐車場に熊ん蜂が巣を作ったんで、向かって右側の駐車場を閉鎖するって言ってたわ。

しょうがない。また時間があるときに海鮮丼食べにこよう。

ところで、よく他人に中川鮮魚店の話をするのに「ほったて小屋みたいな」って表現してたんだけど、改めて見ると「みたいな」は不要だな。正真正銘の「ほったて小屋」だ。でも、それが味があってええんよねえ(笑)

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