俺思想: 2021年1月アーカイブ

サラリーマン時代の先輩が仕事以外の予定がないといって嘆いているのを見て、年末のラジオを思い出した。

RCC中国放送の横山アナが、母親から「近所の目もあるから今年は帰省するな」と言われたので年末年始やることがねぇ~と言っていたのだ。

え?と驚いたのが正直な反応。

やることがないから寝て過ごす?この世に「寝正月」なんてあるの?・・・と(笑)

もう、なんていうか、やりたいことがいっぱいあって、1日は 48時間欲しいし、早く週休 3日になって欲しいし。いや、仕事もじっくり新しいやり方を試してみるための時間も欲しいから、一週間が「月月火水木金金土土土日」くらいなら嬉しいのに・・・と人は皆思っているのかと(笑)。俺だけ?・・・ではないよなあ。最近一緒に釣りしている紳士たちは同じような思いではないかという気がする。

「やることがない」「暇だ」「明日どうやって過ごそう」と思っている人たちには、よく紹介される中国の古い諺を送りたい。

少しの間、幸せになりたかったら酒を飲みなさい。
 三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい。
  八日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい。
   永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。

開高健もよくこの諺を持ち出していたな。

釣りはいいぞお。軽く楽しむこともできるし、深みにズボズボにハマることもできるし。
近場に釣りをできる場所がない?そもそもそれが間違い。日本は至るところに、公共交通機関を利用しても、絶対 1時間以内で到達できる良い釣り場があるはず。
海でも川でも湖でもいい。車があれば、山奥から海に出るのだって日本だったら簡単だ。

もちろん釣れれば楽しいし、釣れなきゃ釣れないなりに対策を考えるのが楽しい。仲間がいればボウズ話だって良い酒の肴になるしな(笑)

俺は多趣味で、バイクや自転車、ギターに写真、絵を描いたりDTMで曲作ったり、小説や漫画も他人よりは読むし色々するが、今まで自分の趣味を他人に勧めたことはないし、反対に相談を受けても「知らん」と突き放すくらい「趣味なんて自分自身で見つけるもんだろ」って思ってたけど、本当にやることがないんだったら、それは釣りを始めるといいよ。

特に今は YouTube とか見て「やる場所、揃える道具、釣り方」なんかも簡単に調べられるからな。
俺はバスフィッシングの時代から、釣りにはまったく師匠とか教えを請うた人はいないけど、本読んだり、同じ趣味の人間と情報交換したりして何とかやってた(笑)。今はインターネットがあるからもっと楽だ。

TVの釣り番組は「もともと釣りをやってる人」向けというか、おっさんが専門用語を使って仕掛けの話をしているのを観ても面白くないし、あんまり初心者のためにはならない。YouTube がいいよ。「釣りよかでしょう。」はどれ観ても楽しいし、最近は女性で色々な釣りに挑戦している人もいて、これが俺のような海釣り初心者にはなかなか参考になる(笑)。
「わっさむチャンネル」のわっさむは我らのアイドルだし(笑)、「ポテちんTV」の石鯛を釣る美女・ポテちんは時々ミニスカなコスとかで釣りをして「釣りを性的な目線で見る」という新鮮な喜びを与えてくれる(笑)。

「昔連れて行ってもらったことがあるけど、あまりおもしろくなかった」とか言う人いるけど、自分がなぜそういう道具を使っているのか、どうすれば釣れるのかもよくわからないまま長時間知らない場所でぼーっとしてたら、そりゃ面白くないだろう(笑)
「人に連れて行ってもらって」一番おもしろくないものが「釣り」だと思うね。反対に、自分で考えて道具を用意して、自分で(釣れる場所、時間を調べて)釣り場所に出向いて釣りをすれば、これほど楽しいものもない。

それでも「いや、釣りは・・・」という人は、酒でも飲んで、少しの間幸せになったらいいんじゃないかな?(笑)

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