テレビとか映画とか: 2008年8月アーカイブ

たかじんのそこまで言って委員会。この番組も最近は少し食傷気味で、見ないことの方が多いんですが、さっきディスクの整理のために録画しっぱなしで見てなかった 6/22 放送分を流し見しました。

そこで、最近多発している無差別殺人を始めとする凶悪犯について意見交換をしている部分があったのですが、北川弘美という女優が良いことを言うてるなあ。

「人を殺すという行為自体、何かふり切れた異常な状態。そんな行為を犯した人の精神鑑定をする意味がわかりません」という趣旨の発言をしてたんですが、まさに常々僕もそのとおりのことを思っていました。

他人を殺した後の人間の精神がまともなわけがないし、だから「狂って人を殺した」ことが無罪になる論理がわからない。

教育途中である子供や、知能障害のある人に対しては減免措置は必要と思います。
しかし、少なくとも義務教育を全うした人間に関しては、「他人を殺すことは悪い」ということはわかっているわけですから、それを超えて犯罪を犯すということは当然「狂っている」わけであり、それは犯罪者としては「当然のこと」であり、当然のことなんだから減免の要件にはなりません。これって理論的に問題ある?

一時的に悪いことかどうかわからなくなってたなんて、それが何?なぜそれが「許される理由」になるの???百歩譲って考えても、それは「過失」であり、罪がないとはいえんじゃろう。普通の人は二人殺したら死刑だけど、何にもわからなくなった精神状態で殺したのなら3人殺したら死刑・・・程度の考慮はあってもいいかもしれん。精神鑑定して「無罪」の根拠がわからない。理論的に説明できる人がこの日本にいるんだろうか?いるのなら話を聞いてみたい。

北川弘美。顔が好みではないのでファンにはならないが、なかなかの人物と記憶しておこう。(笑)

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