テレビとか映画とか: 2017年1月アーカイブ

年末にTVでやった「ビリギャル」を録画してたやつを、やっとさっき見終わった。
実は「ビリギャル」の他に「モテキ」も録ってたんだけど、こっちは途中で展開がだるくて見るのをやめてしまった。

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いや、普通に「ビリギャル」面白かったんですけど(笑)
もうね、ただただ有村架純が可愛いね・・・いや、そうなんだけど、映画の方もわりとテンポがよくて、だれるシーンがひとつもなく最後までいけた。

土井裕泰という監督がどういう人なのか知らないが、「上手い」監督なのは確かだな。クリエーターとしてどうかというのは俺には判断できんけど。

「ビリギャル」というのは、今更俺がここで説明する必要もないくらいメジャーな話だと思うけど、「勉強出来ないギャルが、短期間で猛勉強して慶応大学に合格した」というサクセスストーリーなわけで、まあ、極端な話をすれば、「百姓(まあ、実際は一番身分の低い侍だったわけですが)だった兄ちゃんが立身出世をして天下人になった太閤記」みたいなもんですよ。

秀吉の国盗りとギャルの受験じゃあスケールが違うけど(笑)

でも、日本人はこういう話好きだよねえ。

そして、こういう話に必ず因縁をつけたくなる人も出てくるわけで。


    • 中学受験を突破した子だから「小学4年生の学力のギャル」のわけがない
    • あくまでも"進学校でビリ"なだけ
    • 受験科目は、英語と小論文の2科目だけで、どちらもビリギャルの得意科目で相性がよかっただけ

こういう理由で、全然感動的な話でも、成績の悪い子が参考にするような話でもないんだ!・・・と熱弁し、挙句には、

    • 「1年で」は嘘!実際には「1年半」塾に通っている!

と、そんなん、どうでも良い話だし(^^; 単なるキャッチコピーで、物語の中では 1年半通ってることを別に隠してもないし。通いだして 1年後には E判定から C判定になってるから、それのことなんじゃない?とかそういうことだと思うが、もう、何がなんでも文句が言いたいようである(笑)

そして、結論が、「塾のお金に百数十万円用意出来る家庭でしか実現できない奇跡」だから、全然良い話じゃないってことらしい(笑)

まあ、「この話、感動した!」とか「これを参考に、私も諦めてた大学受験をする」みたいな話が出てくると、それに反対したいひねくれた人間ってのは一定数いるわけで仕方ないんだけどな。

他人が褒められてるのを見てると腹が立ってくるタイプの人なんだろうね、この記事書いた人は(笑)

「金」があればそれだけで、理想の大学に入れるもんじゃないってことはわかってるだろうにね(笑)

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