趣味の世界: 2016年5月アーカイブ

もう一週間ほど前になるが、今年も庭の隅っこに植えている苺に小さな実がなった。

と言っても、その時点では未成熟な、まだまだ食べるには早過ぎる状態だった。

娘を呼んで、草を引いたり、下に(実が土について傷まないように)籾殻を敷いたり、今までほったらかしだったのにいきなり色々手をかけたりして(^^;
「どんな味の苺になるか楽しみやねえ。ほったらかしだったからあんまり甘くはないかな」などと娘と話しながら、青い実にわくわくとした視線を送る二人(笑)

20160512_ichigo.JPG
・・・が、それからすっかり忘れてた(^^;

で、さっき家の外に出た時に思い出して、件の苺の株を見てみると・・・実が無ーい!!(^^;

見事に茎の先の苺だけ無くなっている。何か、動物が取っていったんだろうか?
せっかく娘も楽しみにしていたのに。

そう思いつつ、嫁さんに「庭の苺、娘っ子が楽しみにしてたのに無くなってたよ」と話すと、「ああ、娘っ子がこの間食べよったよ。苺がなったんよって、美味しい美味しいって食べよったよ」と。

ええ!!?一緒に世話をしたのに、あいつめぇ~一人で我慢出来ずに食べやがったのか(^^;
気の利いた子なら「お父さん、半分ずつ食べよ」とか言うんだろうけど・・・(^^;

「少し、こいつには、本能を抑えて人間らしく生きることを教えないといかん」と、TVの前でよだれを垂らして寝る娘の姿を見る父なのでありました・・・

ちなみに、またいくつか新しい実がなってる。まだ青いけど。今度は俺の口にも入りますように。
20160512_tomato.JPG
いやあ、実際のところ、本当の病名はわからないんだけど・・・

最近、すっかりプチトマトのことを忘れてて、当然他の誰かが面倒を見てくれるわけでもなく、気がついたら何か葉っぱがしなびて黄色くなって黒い点々が・・・

これ、なんかの病気やろ?

ググってみたら、モザイク病が近いんかなあ?
週末、少し詳しく調べてみよう。

とりあえず今日は、大きな鉢に移植、百円ショップで買った栄養液をドバドバ。
この栄養液、チッソ、リン酸なんかが 700倍に希釈された液のようなんだけど、それでも直接葉や茎にかけてはいかんと親父より指導あり。そういうもんか。

いやあ、植物を育てるのもなかなか難しいですなあ。
なんか、タイガー&ドラゴンみたいなタイトルになってますが(笑)

4/23(土)に開催された「祖生公民館寄席」は、いつもの入船亭扇遊さんと、今年は柳家はん治さんのお二人の出演であった。

19:00~21:00までの 2時間。お二人がそれぞれ二席、計四席の落語を演じてくださる。これで 1,000円(前売り)なのだから超お得だ。
我が家も、妹夫婦、お袋、それに弟と俺という一家五人で拝聴。
相変わらずお袋は笑い死にしそうなくらい爆笑していた。俺の斜め後ろにいたので目には入らないのだがヒーヒーと死にそうな笑い声が耳に入ってきたのである(笑)

ちなみに演目は、扇遊さんが、

「一目上がり」
「天狗裁き」

の二席。

はん治さんが、

「妻の旅行」
「背中で老いてる唐獅子牡丹」

の二席。

いつもは噺の内容をスマホにメモって、家に帰ってからなんて名前なのかググったりするんだけど、今回はスマホを忘れてきたためメモれず(^^;
ところが、落語好きの某 Twitter フォロワーさん(一度「山賊」で飲んだことあり(笑))が今回初めて祖生公民館寄席に来てくださいまして、お二人の噺の題名をツイートされていたのでそこから拝借。助かりました(笑)

まあ、はん治さんの「妻の旅行」「背中で老いてる唐獅子牡丹」はどちらも桂文枝さん作の新作落語らしいので、家に帰ってググってもわかんなかったかも(笑)

扇遊さんのまくらはいつもの「サイレンネタ」から。
俺も祖生に帰ってきて 10年。行けない年もあったので今回が 7度目の公民館寄席なんだけど、毎年サイレンとカエルの話は聞いているがついつい笑ってしまう。祖生の純朴なおばさんたちはもうこの時点で爆笑の渦だ(笑)
いや、田舎の人間は基本的に(過酷な環境で生きているので(^^;)ずる賢いんだけど、笑いに関しては純朴なのよ(笑)日頃気楽に落語も聞きにいけんしね。今回も、出囃子が流れてきただけで嬉しくて手拍子してたからね、おばさん方(笑)

一本、はん治さんのまくらは短い。だいたいどの噺家さんもまくらに地元ネタを微妙に絡めて、田舎のおっさん、おばさんの心を掴んでから噺に入っていくんだけど、はん治さんはごく一般的な話(正に噺の前フリ)をささっとして、いきなり噺に入っていく。
多分、いつもの噺家さんたちのような、「私も祖生の住民票を取って、ここでお世話になることにしましたわ」的な話ナシに本題が始まったので、「ん?」と戸惑ったお客さんが多かったんじゃなかろうか。

でも、噺に入ったら即爆笑の嵐である。
扇遊さんが「文枝師匠の噺なんだけど、正直、文枝師匠が演じるよりはん治さんの方が面白い」と言われていたように、最初の戸惑いはどこにやら、いつの間にかはん治さんの噺に引きこまれてしまっていたのであった。

いやあ、お二人とも素晴らしい芸です。
最初に書いたように、これが 1,000円で楽しめるんだから、いつも言ってますが、主催の青少年育成祖生地区会議と河郷先生には感謝、感謝です。

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