音楽: 2018年11月アーカイブ

SONICWIRE の画面で無償公開されている「初音ミク V4X 体験版」を試してみようと思ったんだけど(最近、なんか喉の調子が悪くて、自分じゃ歌えないので、作った曲を VOCALOID に歌わせようと思った次第(笑))、先日 MacBook に入れた Studio One Prime では使えないみたい。

ええと、「初音ミク」という商品は単なる「明るい歌声や悲しい歌声など、色々な女の子の歌声のデータ」(音声ライブラリ)と、その音源を使って歌を作っていくボーカルエディター「Piapro Studio」のこと。
つまり、初音ミクというボーカルが(マイクすら手にせず(笑))一人いるだけ・・・をイメージして欲しい。

そのため、いわゆる「ボカロ曲」を作ろうとすると、「作曲/編曲家(いや、ソフトが自動でしてくれるわけじゃないけど(^^;)」「楽器とその演奏者」「PAエンジニア」などの役目をする DAW(Digital Audio Workstation)ソフトが必要になる。
例えば、悲しい声の初音ミクに「こう歌いなさい」と指示する(編集する)ボーカルエディター「Piapro Studio」も、そういう DAW の一部(プラグイン)として機能するのだ。
そして、初音ミクは DAW という「バンドの一員」になる・・・というイメージだ。

バンドの一員になるには、共通の言葉をしゃべる等、意思伝達ができることが必須だが、初音ミクはそういう意思伝達の標準規格である VST(Virtual Studio Technology)に対応しており、同じく VST を理解する DAW であればプラグインとして組み込める(バンドの一員になることができる)わけである。

その DAW が俺の MacBook の場合、Studio One Prime だったんだけど、これって Studio One という DAW の無償版(フリー版)で、なんと、機能制限で予め決められた VST プラグインしか組み込めないのだ。「初音ミク」は駄目である (;_;)

20181114_one1.jpg
なので、「初音ミク V4X 体験版」をインストールしても、Studio One Prime のインストゥルメントの一覧に「Piapro Studio」が出てこない。
とりあえず、Studio One Prime はアンインストールだな(笑)

じゃ、どうするか?というと(有償版の Studio One や、Cubase などの VSTプラグイン対応の DAW を持っていない前提ね)、あくまで「初音ミク」は試してみたいだけということであれば、DAW に Studio One Artist (Studio One の安いやつ)を購入し、初音ミクのお試し版をインストールすればいい。(試した結果、他の VOCALOID にする時も、Studio One Airtist はそのまま使える)
いや、俺は初音ミクでもう結構・・・ということなら、商品版の「初音ミク V4X」を買ってしまえばいい。これには機能制限版の Studio One Artist が付いてくるので、初音ミクであればそのまま使える。

じゃあ、俺はどうするか・・・というと、「初音ミク決定でいいかなぁ」と思っている。

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