コンピュータ: 2016年10月アーカイブ

本当はカワウの駆除許可も出たし、この三連休は出猟するべきだったんだけど、前々からやろうやろうと思って手をつけてなかったことがあったので、結局天気がよくて絶好のカワウ駆除日和だった 10日の祝日も、コンテナハウスに篭って過ごすことになった(^^;

それは、Rasberry Pi 2 の再セットアップ。

で、その話はまた今度詳しく書くかもしれないんだけど、とりあえず今回は別のお話。
Radiko の PC 用の Web 画面が駄目駄目じゃん!!という話であります。

Rasberry Pi 2 の再セットアップは問題なく終了し、X Window System も立ち上がり、Chromium(Google Chrome の基になるオープンソースのブラウザ)による Web 閲覧(YouTube などの動画サービスも含め)が可能になった。

実は、Rasberry Pi 2 の再セットアップをした理由のひとつが、「コンテナハウスで Radiko の再生デバイスとして使いたい」というものだった。

なのに・・・である。

「Radiko が再生できねえ!!」

20161010_radiko.jpg

これ、Radiko のタイトル画像の下にグレーの部分があるのがおわかりいただけるだろうか?

ここに「再生する」のボタンが表示されるはずなのだが、このボタンが実は Flash で作成されているのだ。だから、グレーのところをよく見ると、ジグソーパズルのピースの絵の一分が見える。Flash がインストールされていないときに表示されるアレ(所謂「壊れ画像」のようなもの)である。

Flash の功績は大きい。Flash があったからこそ、Web というメディアはこれほどメジャーになれたし、実力あるクリエーターたちが Web を活躍の場に選んでくれたのは間違い無い。
しかし、もう消え行くテクノロジーである。
もはや、オープンソースなプレーヤーで再生できるコンテンツしか生き残ってはいけない。各 OS やブラウザ向けのプラグインの提供が一社(一者)により独占されるようなものは生き残れないのだ。Flash のように。

Adobe は Chromium 用のプラグインを提供していない。だから Chromium では Radiko は再生できない。

ダサっ!ダサすぎる。そして、誰が一番ダサいかといえば、Flash を「再生ボタン」に使用している Radiko である。(「誰が」というより「唯一」と言ったほうがいいかも)

再生ボタンの HTML5 移行なんてすぐできるでしょう?なんで未だにやってない?ちょっと信じられんね。
Web の制作を依頼している会社に相当の権力を持った Flash 使いがおるということか?(笑)
ちょっとウルトラセブンのタイトルっぽい字体でデザインしたいものがあったので、試しに Maniackers Design(マニアッカーズデザイン)さんGavadon Ultra-katakana というカタカナオンリーのデザインフォントを使わせてもらうことにした。
商用利用でなければ無償利用できるようなので。

サイトから Windows 用の True Type Font を落としてきてインストールしてみたのだが(落としてきた圧縮ファイルを解凍すればフォントファイルが出来上がるので(GAVAUK__.TTF)、それをダブルクリック。するとプレビュー画面が立ち上がるので「インストール」ボタンを押す・・・という手順)、どうもカタカナオンリーのフォントは使ったことがないので動きに違和感。こんなもんなの?(フォントのデザインには何の不満もありません)

ちなみに、うちの Windows 環境は、Mac OS X 10.10.5 Yosemite + VMware Fusion 7.1.1 の上に Windows 7 Home Premium SP1 32bit版が載っているという特殊な環境であることは記しておく。

その上で、以下の話。

カタカナのみのフォントって、半角カナのコードにではなく、キーボード上の「カナ直接入力」時の「アルファベット、記号」のコードにマッピングされてるの???

どういうことかというと、例えば Word などでフォントに「Gavadon Ultra-KT」を選択して、IMEでローマ字入力して「ソオ」みたいに文字列をカタカナで確定したら「Gavadon Ultra-KT」で表示される・・・という感じかと思ってたんだけど、実際には 'c' キーを押せば「ソ」、'6' キーを押せば「オ」が「Gavadon Ultra-KT」で表示されるって感じなのね。
半角カナの「アイウエオ」に「アイウエオ」のフォントがリンクされているのではなく、例えば「ABC」に「チコソ」がリンクされている。
カタカナのみのフォントってこういうもんなん?違和感あるわあ(^^;

実際、プレビュー画面もこんな感じ。
実際には、Windows という文字が表示されるはずなんだけど、例えば先頭には 'W' キー入力(shift + 'w')した場合の「デ」が表示されている。

20161004_font1.jpg

本来は↓こう。

20161004_font2.jpg

あと、Microsoft Office Word 2003 で使っていると、時々先頭文字が「誤変換」されるな。

例えば「ソ」って打ってるのに、その次に「オ」を打つと、「ゾオ」になったり。
「イ」が「ィ」になったり。「イシハラサトミ」と入力すると「ィシハラサトミ」になっちゃう。
先頭文字だけ、shift キーを押しながら入力した文字に変わっちゃうみたいやなあ。入力し終わったあとで、改めて正しい文字に修正すればいいんだけど・・・変だね。

というわけで、まずこのフォントで表示するところまでで随分疲弊してしまった(笑)

やっぱ、既存のフォント使わず、自分で文字もデザインするか(6文字作ればいいだけなんで)

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